
転勤族の我が家。現在アメリカ田舎駐在中です。
第2子、2019年に住んでいた日本の田舎の歯医者で過蓋咬合と診断されました。
歯科医兼矯正歯科医だったので、教えてもらった口の「あいうべ対応」をやっていましたが治らず。
2020年コロナ禍で東京に転勤、1年後にまた国内転勤、8ヶ月後にアメリカ田舎転勤。アメリカでは生活に慣れるのに大変でバタバタしていたら、子供は11歳になってしまいました。
とうとう行ってきた、アメリカの矯正歯科医。
アメリカの歯科矯正、何をする?費用は?治療期間は?
英語が苦手な駐在家族のアメリカドタバタブログです。
*実話ですが、あくまで住んでいるアメリカ田舎の話になります。あらかじめご了承ください。

1.過蓋咬合(かがいこうごう)

第2子の歯は、過蓋咬合(かがいこうごう)。
歯医者で言われるまで「過蓋咬合(かがいこうごう)」という単語を知りませんでした。
奥歯でかんだ時、上の前歯によって下の歯が4分の1くらい隠れるのが正常な状態ですが、かみ合わせが深すぎて、下の歯がほとんど見えない歯並びのことを過蓋咬合(かがいこうごう)と言うそうです。
小さい頃は気にならなかったのに、成長するにつれてどんどん出てきた子供の前歯。
子供は、私に似ず小顔で目がぱっちりだったのに、今は正直整った顔ではありません。
歯が出ていてかわいそうだとは思っていましたが、綺麗には並んでいました。
日本だと過蓋咬合(かがいこうごう)の歯列矯正の治療は
- 顎が小さいので広げる
- その後並べる
顎を広げるのに7、8歳ぐらいから2年、その後乳歯が全部生え変わったら矯正と、アメリカに来る直前に通っていた首都圏の歯医者でスクリーニングのみしてもらってました。
日本の矯正歯科医で
「アメリカだと、矯正のために顎を広げることはしないようです。」
と言われていました。アメリカ人は顎がしっかりしている?
↓年中タオルケット愛用の第1子



2.アメリカの矯正歯科医

↑*イメージです。
ようやく歯医者に慣れた2年過ぎに矯正歯科医の話が出るも、
- 矯正歯科医は遠方(高速で30分ほど)
- 英語しか通じない
- 歯の矯正に何円(何ドル)かかるのか不明
- そもそも、矯正歯科医への電話での予約が無理!
日本でも矯正歯科医は歯医者とは別機関なこともあると思いますが、我が家は日本で通った歯医者はいずれも
- 歯医者
- 矯正歯科医
アメリカだと、矯正歯科医は完全に別なようです(*住んでいる地域の場合)。
通っている歯医者さんで歯科衛生士さんに
- 矯正歯科医で歯列矯正の相談をしてきて
- 普段の調節はいつも通っている歯医者で出来る(から、遠い矯正歯科医まで行かなくても良い)
紹介のためのメモをもらったのですが、歯科医から矯正歯科医に連絡してもらったわけではないので、矯正歯科医から
「誰に紹介してもらったのですか。」
と聞かれました。歯医者さんに言われて行ったのですが、他の矯正歯科医にも行けるのかわからず。
(夫が)電話で予約を取ったあと、送られてきた電子フォームに名前や詳細を記載。
通っている歯医者の歯科衛生士さんが
「予約を取ったらレントゲン写真を送るから。」
と言っていた気もしたのですが、定かではない上に電話に出る受付のお姉さんに英語でうまく説明出来る気がせず、歯医者には予約を取った旨は伝えずに矯正歯科医へ

英語が苦手なのに歯医者どころか病院も日本人どころか日本語を話せるスタッフがいる病院もありません。アメリカの田舎、英語でしか生活出来ません・・・!!!
私(駐在妻)1人で子供と矯正の話を聞きに行っても夫に文句を言われるに決まっているので、夫も強制参加。
アメリカの矯正体験談などを見ていると
「3つぐらいの矯正歯科医で説明と見積もりをしてもらった。」
とありました。
しかし、我が家の場合、歯医者から紹介してもらっているのは1箇所の矯正歯科医。普段の歯のメンテナンスは通常通りいつもの歯医者ですると言われているので、
紹介された矯正歯科医以外選択肢はない
のではないかと夫と話していました。
あくまで、日本人の歯医者がおらず誰も聞ける人がいない我が家の場合です。日本人自体は州内でも数人知り合いがいるので歯医者や矯正歯科医に通っていることもあると思いますが、アメリカでは保険会社が異なると通える病院も異なるので参考に出来るかわかりません。
↓我が家の子供達、スルメ好きなのに顎が発達せず。アメリカでは買えません

3.矯正歯科医でのスクリーニング

矯正歯科医についてからレントゲンを撮って、口の中に強制的に口を開ける具を挿入して一眼レフカメラで写真撮影。
実はこの日、第1子もつれて行ったので2人同時に別々の歯科衛生士さんに担当してもらいました。
アメリカ、矯正は必須。やって当然!?
アメリカ人、歯にはこだわりがあるので当然やる前提で話が進みます。
結果的に、第2子が上の歯の抜歯が必要。それも、2本!
「歯を抜くぐらいなら、アメリカで矯正はやらせたくない!」
と思っていましたが、ここで意見できるほど英語が堪能ではありません

一応、2本抜いた時の影響も聞きましたが、大丈夫だと。親知らずが現時点(11歳)で歯茎の中にあるので、それが出てきたら残せばいいと。矯正のために歯を抜かない下の親知らずは抜けばいいと。
えーーーーですよね。
子供の場合、前歯が出ているので2本抜いて上の歯は引っ込めますが、それと同時に右と左のバランスもずれているのでそれを直すのが大変?だと。
「そこまでやる?前歯だけでいいんじゃないの?」
と夫は言っていましたが、前だけでいいなんてアメリカ人の医者に英語で言えません。
矯正歯科医、背の高い白人男性で、社長室のような部屋で話を聞く間もふんぞり返って組んだ足を机の上に乗りそうなぐらい上げていました。
子供達「アメリカ人って感じだった。」
と


↓余っていたポイントで買った少し良い歯ブラシが良すぎた!毎年夏に日本に帰国したとき、はぶらしの値上げに驚いています。
4.アメリカ歯列矯正、費用は?

提示された費用は、5640ドル。1ドル150円だと846000円。
入っている保険は、19歳までの歯科矯正なら2500ドルカバーしてくれるそう。ただし、先に確認する必要があるので、矯正歯科医の方から保険会社に先に了解を取ってくれるそうです。
保険が適用された場合、3140ドル。
471000円。
期間は2年と言われました。実は、後1年ほどで子供と私だけで日本に帰ろうと思っていました

「日本に永久に帰るの?」と言われましたが、Yes!2度とアメリカに戻ってきません(←夫はアメリカ勤務4度目ですが)。でも、矯正が終わらなかったら、アメリカに残る・・・??また悩みが増えました

日本で矯正の続きをやるか、矯正の開始自体を日本に帰国後と遅らせることもできるそうですが、、、
おそらく、歯科矯正はアメリカの方が安い!
アメリカだと保険でカバーされる上に、夫の会社では保険とは別に駐在員は医療費補助があります。保険さえ降りれば、30万円以内で済む可能性が高いです。
っていうか、アメリカの我が家の1ヶ月の家賃より歯の矯正代のほうが安い!!
アメリカ、家賃50万円、歯の矯正30万円。
日本、東京勤務で家賃20万円弱(我が家の場合)、歯の矯正は友人の場合100万円!
多分、アメリカの方が安く済みます。
歯医者さんの説明の後、歯科衛生士さんが出してきた紙にサインをして、保険会社と交渉に入ってくれることに。2週間以内に連絡が来たらよいのですが、来なかったらまた電話してくださいとのこと。
いつものことですが、慣れないアメリカ生活でどっと疲れた1日でした


↓バームクーヘン、アメリカで手に入らないので食べたい・・・!!
↓ランキング参加中。ぽちっとお願いします。励みになります


にほんブログ村
▼田舎だから、人気商品も比較的買いやすいです。見つけたらお土産におすすめ

▼後悔しない転勤パッキング。
スポンサードリンク
コメント