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アメリカといえば、壮大な大自然!

特に有名なのは、
グランドキャニオン国立公園
でしょうか。

国立公園は入場料が高く、車1台で35ドルほどかかるところがほとんど。日本では見られない景色は見られるとしても、何個も国立公園に行くとお金がかかる!

今回アメリカの国立公園に入れる無料年パスを入手。

知っている人だけが得をする、アメリカという国。

アメリカ人でも知らない人が多い、無料で国立公園に旅行するお得情報です。

*2023年現在の情報です。今後の変更は公式サイトでご確認ください。


1.国立公園は、年パスがお得

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アメリカ国立公園の詳細については、National Park ServiceというHPで詳しく紹介されています。

入場料に関しては、こちらのリンクから確認可能です。

公式HPを確認してもらえるとわかると思いますが、年パスは海外在住者(日本に住む日本人を含む)でも80ドルで購入可能。(2023年の値段)

例えば、グランドキャニオン国立公園の入場料が35ドル(車1台。人数制限あり)。同じグランドサークルと呼ばれるザイオン国立公園やグレンキャニオン国立公園(レイクパウエル)にも行くと、合計105ドルかかります。

年に1度だけアメリカに来るとしても、年パスで元が取れるということになります。

2.国立公園に無料で入る方法

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アメリカの国立公園の敷地内に入るには1人ごとだったり車ごとに入場料がかかるわけですが、我が家は今年アメリカの国立公園に無料で入場しています。

それは
4th Grade Pass
を持っているから!
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↑2023~2024年有効の年パス。

4th Grade Passとは
  • 料金:フリーパス
  • 有効期間:4年生の学年から翌年の夏(9月~8月)まで
  • 対象者: 米国の 4 年生 (自宅学習および自由選択の学習者を含む 10 歳)、有効な Every Kid Outdoors 紙クーポンをお持ちの方
というもの。アメリカの小学4年生は無料でもらえる国立公園の年間パスポートです。

↓英文
4th Grade Pass
Cost: Free pass valid for the duration of the 4th grader's school year though the following summer (September-August)

Available for: US 4th graders, including home-schooled and free-choice learners 10 years of age, with a valid Every Kid Outdoors paper voucher
オバマ大統領だったときに始まった政策のようです。私がこのパスの存在に気づいたのは2017年頃。当時は第1子が5歳だったので、まさか4年生の国立公園無料パスを入手できる年齢でアメリカにいるとは思ってもいませんでしたが、1度読んだ記事を覚えていたので調べ直したら2022年(渡米時)も政策は続いていました。

もし今小学4年生のお子さんがいない家庭でも、忘れないように!公式の案内は全くありません!

ちなみに、我が家は転勤族で普段は日本に住んでいますが、第1子小学5年生の夏にアメリカ駐在に。日本では小学5年生でしたが、1月生まれなのでアメリカでは8月末まで小学4年生の扱い。

渡米して第1子が小学4年生だったのは1ヶ月少しでしたが、その間に4年生無料年パスを入手出来たのは、この制度があることを覚えていたからです。情報は大事ですね。

↓我が家が使っているのはmifold。小学4年生もグランドサークルでは必要でした。

↓日米微妙に法律が異なります。

3.駐在の4年生国立公園無料年間パスの入手方法

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↑第1子が年パスをもらった国立公園では、車にぶら下げられるホルダーも一緒にもらえました。第2子のときは貰えず。

アメリカ国立公園の、『4年生無料年パス』。第1子がアメリカで小学4年生を終える1ヶ月少し前の夏休み期間中に渡米した我が家。

「駐在で、渡米直後。まだアメリカ現地小学校に通っていないけれど…」
と思いましたが、実際には問題なし。

クラスに在籍したことがないだけですでにアメリカには住んでいるわけですし、アメリカだとホームスクール(学校に通わず家で親などと勉強する)も盛んなので、学校に在籍しているかは問題ないんですね。

無料年パスの入手の仕方は
  1. 『Every Kid Outdoors 』の Web サイトにアクセ
  2. 指示に従って紙のバウチャーを取得(表示)。
  3. 印刷(スマホ表示不可)
  4. 国立公園や指定の管理局のようなところに持っていき、プラスチックの年パスに交換してもらう
の流れです。

サイトにアクセスすると、子供に「どんなアクティビティがしたい?」などの質問がありますが適当に答えると、バーコード付きの印刷ページが出てきます。

バーコード付きのバウチャーを持って、国立公園の入場料を支払うブースへ。もしくは、最寄りの州内にある事務局的な場所でも交換してもらえるようです。住んでいる州には国立公園はありませんが、州都の事務所でも交換可能だとサイトに記載されていました(交換できる場所は、サイト参照。)

英語では、
How to get:
Step 1: Get a paper voucher by visiting the Every Kid Outdoors website and following the instructions.
Step 2: Exchange a printed voucher for the Annual 4th Grade Pass at federal recreation sites that charge entrance or standard amenity fees (day use fee). Find a location to pick up this pass at a federal recreation site.

NOTE: Digital versions of the paper voucher, such as on smart phones or tablets, are not accepted to exchange for an Annual 4th Grade Pass.

我が家の場合は、4年生パスを入手した2度(第1子、第2子)ともに、車で入場ゲートへ。
  1. その場で支払いブースの中にいる係員の人にバウチャー(紙)を見せる
  2. 子供が複数いる場合、どの子供が小学4年生か聞かれる(後部座席の窓を開ける)
  3. プラスチックのカードが渡されるので、その場で子供が自分で名前を書く
  4. 再度係の人にカードを渡しチェックしてもらってから、カードがもらえる
の流れでした。

係の人と親の会話としては、
何年度の小学4年生なのか」。
これは、8月に国立公園に行くとすでにアメリカは夏休みなので「次の9月から小学4年生なのか、今現在、進級する前の学年が4年生なのか」の確認がありました。

8月の場合、9月からの学年ではなく8月までの学年が小学4年生である必要があります。年パスの有効期限は、9月~8月。

また、子供は「どこから来たの?」と聞かれたり、2回目に国立公園に行った際には「どこで4th Grade Passをもらったの?」と聞かれたりしました。

我が子、英語が堪能ではないので「◯◯(市の名前)」など、3000km以上離れている田舎なので絶対にわからないのに答えてしまい、州名に言い直していました

渡米直後で英語がわからなくても、学年や州名ぐらいは答えられるようにしておきたいですね

我が家、第1子ぎりぎり小学4年生で渡米しましたが、第2子もアメリカで小学4年生になりました。そのため、1年少ししかアメリカに住んでいないのに、すでに『4th Grade Pass』を2回入手しています。
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↑2021~2022年の4年生年パスと、2023~2024年の4年生年パス。写真だけが毎年変わるようです。

年パスは普通に購入すると80ドル。所詮80ドル、されど80ドル。
子供が無料年パスを貰える小学4年生は国立公園も十分に楽しめる年齢なので、是非年パスを入手して1つでも国立公園に行ってみてください。

繰り返しになりますが、
小学4年生になっても、公式に「小学4年生なら年パスが無料でもらえるよ!」という話やアナウンスは全くありません!アメリカ人に話しをしても、学校の先生に話をしても
「年パスがもらえる?そうなの?知らないわ~」
ぐらいです。アメリカ人は80ドルぐらいは気にならないのでしょうか?

子供の周りはフロリダのディズニーワールドに行く人はかなり多いですが、国立公園に行った話は聞いたことがありません壮大な自然もアメリカの魅力なのに、勿体ないですね

↓国立公園、写真を撮る回数も多く気温によっては電池の減りが早いのでモバイルバッテリー必須です。


↓ケーブルも、ホテルで使ったり車で使ったり飛行機で使ったりするので多めに必要です。アメリカは車に差し込む側がUSBではなくTypeCになっている車も多いです。




▼子供はノースフェイスのリュックで。頑丈なので旅行に役立っています。


冬でも日差しがきついので帽子は必須。

▼アメリカと日本の車の買い方、違います。


 
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