
転勤族の我が家。約4年のアメリカ田舎駐在を終えて日本に帰国し2か月を超えて私が骨折しました。
診断名は、通称名『マレット骨折』。
実は、指を痛めてから10日ぐらいはただのつきゆびだと思っていました。
- 何が違う?
- 痛みは?
- 病院で何をした?
- 手術は痛い?
- 生活は?家事は何が出来て何ができない?
マレット骨折体験談です。
*実話ですが、あくまで我が家の体験談です。あらかじめご了承ください。
1.マレット骨折。どうやってわかった?

↑病院に行く前。指を伸ばせないので強制的に固定。
手を痛めたのは、日本帰国後2か月を超えたころ。
他の記事で書きましたが、公園で第3子より大きい小学5年生の男の子の投げたボール(バレーボール)を受け取ろうとして左小指を痛めました。
ただの突き指だと思って、3日後には近くに旅行にいって2回プールへ。アメリカからの引っ越し荷物が今現在も届いていないため、シップも手元になし。この旅行中に薬局で購入しました。
旅行から帰宅してシップを5日間ぐらいつけても治らず、見た目も赤くはれたまま。
元バレーボール部の私。学生時代何度も突き指をした記憶があるのですが、それとはちょっと違うと思いAIに相談しました。
痛めた指についてAIに伝えたのは、
- ボール投げで指を痛めた。小指の第1関節が痛い。
- シップを5日貼っても治らない
- 痛めた指は支えないとまっすぐにならないが、支えたら痛みもなくまっすぐにできる。
AIの診断は、
「マレット指の可能性が高いです。もうシップは必要ありません。2週間を超えると手術が難しくなるので、今すぐ病院に行ってください。」
AIに聞いたのは、土曜日の夜。
引っ越し後2か月なので土地勘なし。AIが勧めてくれた市内の整形外科から口コミはいまいちでも読んで納得&駐車場がある個人院をすぐに予約。
予約が取れたのが、3日後の火曜日夜。
この時点でもまだ受診するか迷いましたが、火曜日当日の朝に「夕方より早い時間は空いてませんか」と電話した時の受付の方の対応が良かったので行くことにしました。
この時、予約時間は変えられず。月曜日朝に電話すれば、もしかして早く受診できたかもしれません(ここのロスは、後に影響あり。)
整形外科でレントゲンを撮ってもらったら、がっつり骨の一部が指から離れていました。
マレット指用の写真付き説明のパンフレットをもらいましたが、その画像よりも大きな破片が写真以上に本体の指から離れていました。
整形外科医「すぐに大きな病院に行ってください。その専門医と手術をするかどうか決めてください。」
私「え、もうこの病院では見てもらえないということですか?」
整形外科医「はい(無理です。)」
えーーー!
待合室で看護師さんから説明を受けましたが、すでに夜で大きな病院の手の専門医は火曜日と水曜日のみ診察。既に火曜日の夜。
看護師「明日の朝一番に電話をして、明日受け入れてもらえるか確認します。明日、電話の前で待機しておいてください。紹介状も準備するので、明日の朝取りに来てください。」
翌日、言われた9時を一時間過ぎても電話がかかってこないので問い合わせたところ、「今ちょうど予約が取れたのですぐに来てください。」と。
整形外科医で紹介状(&レントゲンのデータ)を受け取り、市内の大きな病院へ。
手の専門医「手術室の空きを確認したところ、2日後の金曜日にできそうです。」
えーーー!
話が早すぎて驚いたものの、AIに相談してすでに手術ギリギリになっていることはわかっていました。先生に質問したところ、1か月経過するともう手術は無理だそう。
今回、すでに2週間たっていたこともありすぐに受診した人に比べると手術の難易度はあがったようです。
手術は2日後。
手術をすると決めたので、この後は血液検査をして問題なしということで手術説明を聞いて帰宅しました。
▼アメリカの1か月の家計簿。節約していたので低めです。何もかも高すぎた!
▼4年ぶりの日本。いろいろ変わっていてプチパニックでしたが少し落ち着きました。
↓買っておけばよかったテーピング。包帯を止めるためにも使われているので、常備。今後バレーボールをするときは固定しないとちょっと怖いです
2.マレット指、手術当日

前述通り引っ越し荷物がまだ届いていないため、家に物は少な目。
たまたま少しだけ持ってきた子供のおもちゃに1つだけLEGOブロックが入っており、それと無印良品のバンドで指を固定。マレット指かもしれないと気づいたのが土曜日夜なので、雨の日曜日はショッピングセンターが混みすぎて無印良品しか思い浮かばず。
でも、この固定方法は2人のお医者さんにも「そのままつけておくなら病院で用意する手術までの固定器具はなくてもいい。」と言われたのでこのまま手術室までつけました。

折れている小指。あまりわからないのですが、固定しないと完全に折れ曲がります。元からバレーなどの影響で節々が太めなので、気づくのも遅くなりました。
また、ガーゼも家になく(引っ越し荷物に入っている)レゴブロックと無印良品のナイロンテープで止めただけだったので、肌が弱い私は湿疹が出ました。診察前もガーゼはあったほうが良いです。
手術は13時から。3時間前で飲食ともにストップ。
初めて乗る市バスで病院へ。手術1時間前。
検温と血圧測定後、前の手術の関係で15分遅れて手術室へ。嫌だったのが、脱いだ服(下着込み)を男性の案内用職員が運ぶこと。
前日の手術説明をしてくれた看護師さんが、
看護師さん「手術後は麻酔の影響で服を着替えるのが大変だったりするんですよね~」
と雑談のように話していたので、手術前日に慌ててユニクロのちょっときれい目ブラトップを買いに行きました。
これが、大正解!
普段は少し長め丈の服を少しズボンに入れてきていたのですが、こういった服もボタン付きの服もやめたほうがいいかなとかぶるだけで調節が不要な服とウエストがゴムになっているユニクロのズボンで病院に行きました。
これも、大正解!
手術着に着替え、頭に紙の帽子をかぶり、まさしくテレビでやるような手術室へ。
他の患者さんがベッドで運ばれる中、徒歩で手術室へ。
正直、小指の手術なので椅子に座ってするのかなと思ってたんですよね。ここで少し緊張。しかし、私は準緊急帝王切開経験者。
産婦人科医「出血した??ん-なら、今日の午後帝王切開で出産しようか!」
といわれたのが7年前。
その日に比べたら今回の手術は余裕。
手術台に寝て、点滴を手の甲に刺され、血圧と心音を計測してモニターで表示。
私「ここまでやるんですね・・・」
担当医「手術だからね。」
アメリカのペラペラしゃべる医者と看護師に慣れすぎて、手術室でもしゃべりまくり私
私「寝てもいいんですか?」
担当医「全然寝てもらっていいですよ~」
寝かけましたが、寝て起きたらぼけっとしてすぐに歩けないかもしれないと気づき、途中で寝るのをやめました。こけたら大変!
念入りに消毒され、手術前のコールで「怪我から時間が経っているので・・・」と言われてやはり遅いよなと実感。
手術ではとりあえずいろいろな角度に手をこねくりまわされ、しきりに「かちっかちっ」とシャッターを切るような音がし、何度が「ががががが!」と電動ドリルのようなものを使う音が(手に痛みはありません)。
常に心音と血圧を測っているモニターの数値に注力し、一切乱れなかったので「落ち着いているな、私」と思うことで無事に手術は終えました。
看護師さんに話しかけているときだけ、心拍数が70を超えてました
手術が終わったらまた徒歩で退室。
服を着替えて、整形外科のエリアで看護師さんから今後の説明を受けて、痛み止めの院外処方せんをもらって終わり。
この頃にはすでに痛みが出てきていたので、会計に伝票を出して計算中に院外に出て薬をもらいに行きました。薬局の待合室で持ってきたパンを食べ、処方された薬をその場で服用。
この時点で、15時。
処方されたのはロキソプロフェンと胃腸薬。1日3回食後の薬なので、15時に飲めば21時の寝る前にももう1度飲める計算(看護師さんにも確認してOKもらいました)。
タクシーで帰るつもりが台風が来た日だったので、タイミング悪くすべて出た後でした。
電話をかけるのも面倒で、歩いて帰宅。35分。
雨だったのでましだったものの、帰宅したら疲れと痛みで昼寝。
起きても激痛。
痛み止めが効かない?
ここで、アメリカで歯の手術をした子供(中3)が処方された薬を思い出し、AIに聞いたら併用できそうだったので服用(事前に担当医に確認したところ日本ではそんな処方はしないと言っていましたが、AIはOKだと言っていました。自己責任で服用)。
この薬を追加しても痛みは治まらず。
21時にゼリーを食べてロキソプロフェンを再度飲んだものの、痛みが治まらず。
AIに細かく聞いたところ、
AI「それは手術後に起こる通常の痛みです。1,2日で治まります。」
手術後の痛み、これだけは誤算でした!
手術は耐えられるけど、手術後の痛みはもう2度経験したくない痛さ!
痛みで夜中に何度か起きたものの、何とか寝れました。
手術当日はスマホチェックも好きな漫画を読むのも無理なぐらい、集中力が続かず。ボケーっと歌番組をみることで気がまぎれました。
手術当日はお風呂も入れずシャワーも浴びれず。子供に背中を拭いてもらって、介護状態
翌朝は痛みがましになっていたので、翌日会う予定の友人たちに連絡。
かなり前から決まっていた帰国後初のランチ。お医者さんに確認したら
担当医「手術2日後ならランチ行けますよ。」
手術翌日もかなり痛みがあったのでこの状態で電車に乗ってランチに行けるのかと不安でしたが、手術後24時間超えたころから少し痛みがましになり、手術後36時間後超えたランチ当日は痛みはほとんどありませんでした。
ランチ後に痛み止めを飲み忘れましたが、それでも問題なし。都会まで出たので人混みでぶつけないか心配でしたが、看護師さんに教えてもらった
「手術した手を胸の前に抱える」
を常にすることでOK。
手術4日後の火曜日に再度診察。見たくないと思っていたものの、包帯を外した指をみても意外とすっきりしていました。
患部には炎症防止のネット状テープが張られており、それは交換なし。
包帯を巻いて、そのあとぶつかり防止の折り曲げたステンレス板で指を多い、新しい包帯に交換。
担当医「汚れたらすぐに病院に連絡してきてください。ほどけたり軽い汚れなら、家で交換できます。」
夫が単身赴任で包帯を巻いたこともない子供達。包帯は絶対汚さない!取らない!つもりの私です。
私の場合、最近までアメリカに住んでいて病院に行く習慣がありませんでした。アメリカでの病院受診のハードルは高く、整形外科のような専門医にはいきなり会えません。
ホームドクターと呼ばれる私が最初に電話すべき先生も、週2,3日しか病院をあけていませんでした(普段は大きい総合病院にいるため)。
アメリカ、病院の電話でさえも最近は自動音声になり、英語が得意でない私にはこれもハードルが高い!
よって、今回の指の怪我も病院に行き慣れていないのでためらいました。
要所要所でAI(Gemini)に相談した私。結果として、AIに相談したのは正解でした。担当医にも「AIに聞いてマレット指かもしれないと言われてきました。」と正直に言いました
質問魔の私、担当医や看護師さんにたくさん質問をしました。
- マレット指は年齢関係なく起こる
- 1度マレット指になった人が他の人よりなりやすいということはない
- 手術がうまく行っても、たまに指がいたんだり昔ほど動かない可能性もある
- 手術後にトラブルとしては、汗をかきすぎて指している棒の部分が炎症を起こすことがある
- 手術したことを忘れて指を使いすぎて悪化する老人がいるので使わないこと
私の場合、専業主婦だということもあり手を使う可能性があったので包帯部分は少な目にしてもらいました。ただし、手術後日数が経つと指の腫れがひいた為が患部に巻いた包帯が少しスカスカになって抜けそうに感じました。
担当医がみせてくれた私の前のマレット指の患者は約3週間前。小学生の男の子でした。この子はほぼ同じ症状でしたがかけた部分が少なめ。すぐに受診したのでかけた骨も離れていませんでした。
私の場合、
- マレット指になってから手術まで2週間以上経過
- 骨のかけた部分が大きい
2本ではかけた部分が固定できなかったからです。
そういう意味でも、指に異常を感じたらすぐに整形外科を受診してレントゲンを撮ってもらうのが正解です。
現在のところマレット指の治療でかかっている費用は、
- 初めにいった整形外科(レントゲン診断書含む)2600
- 大きな病院初診(血液検査)4500
- 手術8400
- 痛み止め800
- 経過観察1回目300
- 経過観察2回目800円(レントゲン含む)
正直、初診のレントゲンだけなら3000円以下で済むので、後々指が動かなくなることを思えば行ったほうがましです。
余談ですが、私の母は同じ症状を放置したので指が曲がりません。怪我してすぐに指を見せたときに
母「同じー!」
と自分の指を見せてきました。ソフトボール部だったので、ボールで痛めたそうです。昔なので放置
この母の指を見たので「大丈夫」と「一生曲がったまま=やばそう」と思ったのも事実。
とりあえず新しい土地で初めての病院を経験したので、今後は子供達が怪我をしても落ち着いて受診できそうです
ちなみに、包帯は1か月。その後夜だけ保護具をはめ同時にリハビリを始めます。
怪我をした小指以外も動きが悪く、特に横の薬指はパソコンのキーボードを打つだけでも少し痛みあり。けれど、他の指も動かす必要があるため今日もパソコンでこの記事を書いています。
手術後3日目より6日目のほうが薬指でキーボードを打っても痛みは少ないですが、薬指は普段あまり使わないからか痛みを感じるようになりました。
無理は禁物です。
↓引っ越しが多すぎて、買ったときの箱は捨ててしまったんですよね。白購入。どの家でも合うので早く届いてほしい!
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