
転勤族の我が家。現在アメリカ田舎駐在中です。3年を超えました。
アメリカに来てからニュースを読んだり聞いたりする機会が日本にいたときより増えました。アメリカのニュースだけでなく日本の状況もニュースで確認しています。今は、万博ロスが気になっています。関東の人は、本当に興味がなかったのでしょうか??
日本で報道されているアメリカのニュースは、決して明るくありません。では、実際にアメリカに住んでいると今の状況はどうなのか?
10年以上アメリカと日本を行き来している駐在の生活体験談です。
*実話ですが、あくまで住んでいるアメリカ田舎の話になります。あらかじめご了承ください。
1. 物価はそれほど上昇を感じない

2025年10月に新発売になったトレジョの新作ミニトートバック。
写真のとおり、2.99ドルです。初めて発売したのが2023年冬か2024年春だったので(買い逃して夏の日本一時帰国へのお土産に出来なかった)覚えていますが、ずっと価格は同じ2.99ドル。
2022年にアメリカに再度赴任になってから、卵の価格上昇には驚きました。物価の優等生ともいわれる卵の値段は、アメリカだと日本ように数十円上がるのではなく一気に200円ほどあがることも。
鳥インフルのときの卵の価格上昇は凄まじかったです。『売り場で固まる、私とアメリカ人』という状況は何度もありました。でも、アメリカ人は全体的な価格は見ていない?私は「どれが1番安いの~」っていっているのに、さぁって感じでした。ブランド重視なのでしょうか?私はオーガニックは買いませんが、Cagefree(平飼い)は買っています。
▼以前卵と牛乳などの価格を日本と比べた結果。
今現在は、卵の価格は落ち着いています。アメリカ東海岸の田舎なので少し物価は高めですが、最安値で12個2.99ドル。
大手格安スーパーのウォルマートが新しい自社ブランドの卵を販売し始めたので買ってみましたが、少し殻が薄かったりするものの日本の安い卵と変わらないかなといった印象です(最寄りがウォルマートなのでたまに行きますが、野菜や肉は片道20キロ離れたローカルスーパーまで行っています。)
住んでいるアメリカ田舎だと物価の変化はあまり感じませんが、yout◯beでアメリカに住む日本人の動画を見たときは
「私の住んでいるアメリカの地域、食料品が高い!」
といつも思います。
元々食料品が高かったので、今はスーパーが利益を抑えているのかもしれませんね。ないものはないので、自分の地域だけの価格や品揃えに注目するようにしています。
最近ウォルマートでコアラのマーチがセールをしていて、50セントでした。日本円だと75円。
日本の価格がわからなかったのでチョコ味だけ残っていた3つを買い占めたのですが、日本に住む友人に聞いたところ
「日本のコアラのマーチは120円ぐらいだよ!」
と。
日本人が少ないためめったに日本の食べ物には出会いませんが、コアラのマーチやハイチュウやかっぱえびせんなどアメリカに進出しているものの住んでいる地域で人気のない商品は、かなり安く購入することが出来ます。
かっぱえびせんは、10ドル分買えば10ドル分のギフトカードをあげるというキャンペーン対象!当然20袋ほど買い占めました
アメリカのスーパーの商品は日本と違って種類も多く、セールで値引く価格もすごいです。そのため、
「このブランドのこれを買う!」
と言うこだわりさえなければ、セールを駆使してインフレを気にせず買い物ができる気がします。
▼1ヶ月の食費
▼完全3食自炊です。
↓子供が誕生日に日本からポケモンのぬいぐるみを送ってほしいと…こんなポシェットをアメリカで持っていたら人気者になれます
↓家にこもっているので食器が気になり始めたこの頃。シンプル生活に飽きてきたのでマリメッコのマグカップを探し中です。
2.
アメリカの家賃はあがっている?ホームレスは?麻薬は?

アメリカのニュースで、
「アメリカのどの州の家賃が高いのか?」
というランキングを見かけることがあります。
家賃が高くて有名なのは、
- ボストン
- ニューヨーク
私の住んでいるマイナーな州も比較的家賃は高め。日本人によく知られている都市よりも高いこともあるようです。
今住んでいる家は、築25年ほどの3LDKの一軒家。部屋は少ないですが、庭は広いです。
賃貸料金は、1ヶ月3800ドルぐらい。1ドル150円計算だと
1ヶ月の家賃は、57万円
です。
決して周りの家と比較して大きいどころか、小さい方です。狭すぎて、子供は友達を呼べません。呼ぶこともあるのですが、「私の家、一番小さいからなぁ…」と言っています。
第1子の友達のお母さん「家、小さいから引っ越したほうがいいんじゃない?」
と言われたことも
家賃を日本円にすると高いですが、私達が住みだした2022年からそれほど上がっていません。2024年以降は少し家の価格が落ち着いたようです。それでも、賃貸物件も家も全然足りていないようです。
田舎なので、土地はたくさん余っています
何かと話題になるアメリカのホームレスですが、私の住んでいる市では見たことがありません。
信号の近くでお金をもらうために待っている人はいますが、3年間同じおばさん。足が不自由なようですが雨の日も雪の日も立っているので、正直
「仕事探したほうがいいのでは・・・」
と思っています。
田舎なので、こういった困っていそうな人がいると声をかけたり助けようとするアメリカ人。
アメリカの田舎だと、日本と同じように助け合い精神や地域をよく保とうと思っている人も多いため、街に落書きもなく道路に捨てられているゴミもあまりありません。日本の都会のほうが汚いような気も。
安全面で不安なので私(駐在妻)1人では散歩にも行かないようにしていたのですが(人通りが少なく歩道もないため)、3年を超えた今年は近所のトレイルまで歩いたり走ったりしています。横を通る車は避けてくれたり、減速してくれます。人より、熊を警戒したほうが良さそうです。
熊は数年前に家の前に出たそうで、すぐに横のおじさんが教えに来てくれました。このあたり、聞いてみたのですが銃を持っていない人が多いんですよね。住んでいる州では銃の販売もされていません。お酒の販売も、日本より厳しいです。
麻薬に関しては、アメリカに来てからマリファ◯は臭いを覚えました。ニューヨークやラスベガスに行ったときは、路上で明らかに近寄ったらだめだなという人がわかります。臭いがすると、警戒するのは子供も同じ。
住んでる市では、路上に座り込んでいる人もいなければ臭いもしません。
日本語でニュースを読んでいると
「今アメリカに旅行するのは危なそうだなぁ。」
と思うのですが、実際にアメリカの田舎に住んでいる身としては、日本と同じように平和です。
とはいえ、同じアメリカなので不法滞在者の取締をするための機関も州内に存在します。今まで以上に自分の身分を証明するものの携帯(免許証とI94の電子書類)と不審な行動はしない、スピード違反はしないなどと基本的なことではありますが日本以上に気をつけるようにはしています。
アメリカは広いので、ニュースで報道されていることが住んでいる地域に当てはまらないことは多々あります
▼子供「ラルフローレンは金持ちに見えるから嫌だ!」と言い出しましたが、2000円程なんですよね。普通の服は質が悪いのですが、ラルフローレンは下の子に回せるぐらいしっかりいるのでパジャマもラルフローレンです。
▼ラルフローレンで部活の試合にいった子供
▼アメリカではきれいめトートは少なめ。日本の方のブログを見てチェックしますが、同じのはない事が多いです。
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