キャプ566
転勤族の我が家。現在アメリカ田舎駐在中で、住んで3年になります。

日本人も、日本人の血が入ったハーフも1人もいないアメリカ現地中学校に通っている、第1子と第2子。

9月のアメリカ現地中学校進学と同時に飛び級した、第2子。アメリカに来たのは、日本の小学3年生の夏。アルファベットの小文字も満足に読めないレベルでした。

今回は全教科ではなく、数学だけ1学年上に飛び級することになりました。

実際にアメリカ現地中学校が始まってから、
やはり、飛び級無理だよね。
と思うことが多々あり。

アメリカで飛び級する大変さについての体験談です。

▼飛び級の条件。住んでいる都市の場合。


*実話ですが、あくまで住んでいるアメリカ田舎の話になります。あらかじめご了承ください。



1. なぜ飛び級?

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数学の成績(学校で年数回あるオンライン模試)の結果がよく、大統領賞ももらった第2子。


そもそも、渡米して1度目の模試は

英語が出来ないのに、評価されるのは可哀想
と言われて、国語(英語)の模試の日は校長先生の勧めで学校を休みました。

▼英語ができなさすぎて「学校休んでいいよ」と言われた第二子

この第2子が、上記模試事件から1年後にはESL(英語補講)を卒業。つまり、アメリカに2年住んだだけでアメリカ人と完全に同じ授業になり、その1年後には大統領賞をもらうという・・・

うーん、いろいろな意味で笑えます

飛び級を打診され、選抜試験に合格し、ただただ
  • 親「面白いし、飛び級してみたら?」
  • 子供「まぁ、数学簡単だし、飛び級してもよいかな」
と、どうせ後1,2年で(夫をアメリカに残して)子供たちと私は日本に帰るつもりなので、
どうせなら、アメリカで体験できる面白いことはやっておこう
と軽い気持ちで飛び級を決意。

当然ですが、大変

▼第1子、英語があまり話せなかったアメリカ中学1年目。すごく苦労しました

▼未だに難しい、トイレ予約制問題


↓学校からの新学期の写真、ハローキティの服着てる女の子がいました

↓この夏、日本で購入して遊んだカードゲーム。日本においてきましたが、ハマっていました

↓日本帰国中に楽天でホテルを予約したら、ポイントがすごかった!

 2. 飛び級で2学年の上の生徒と同じ授業を受ける

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そもそも、成績が良ければ誰でも飛び級できるのか。

住んでいる市だと、小学校に入る年は誰も飛び級出来ないと聞きました。逆に、小学校1年目を留年させた生徒はいました。

第1子は英語が出来なかったものの、アメリカ生活2年目3年目ともに数学の模試は学年トップをとったことも。通っている学校では、写真付きで全親にトップの生徒の名前と写真がメールで届き、賞状ももらってきます。

全生徒のおおまかな成績別ランクも出るため、必ず我が子とお友達をチェックします。

子供の友達は全員最高ランクの成績我が家は学校唯一の日本人なので、差別に合わないためにも最高ランク必須

そんな第1子の学年では、飛び級をしたと言う話を聞いたことがありませんでした。

飛び級と大統領賞に推薦してくれた元担任は
「ここ20年ほど、この小学校から飛び級対象者が出たことがない」
といっていたので、個々の成績ではなく同じ学園で一定人数成績の多い子が出ると、まとめて飛び級対象となるようでした(住んでいる市の場合、今回は2校それぞれ7人)。

↓飛び級に選ばれた条件(推測含む)。

数学も国語(英語)も学年トップだった、同じ駐在の第2子の親友(韓国人)。その子が飛び級しない時点でもう少し覚悟するべきでした


アメリカ現地中学校、初日。

日本と異なり入学式もなく、親は学校に行きません。テンション低めな我が家は、夫婦ともにバス停にも見送りに行きません

でも、当然新入生は初めての学校なので、オリエンテーションあり。

日本と異なるのは、始業式なども一切ないため、すぐに事前に配布された時間割通りの生活が始まります。ただし、真面目に授業をするのではなく、説明(シラバス)や自己紹介が多いとのこと。

第2子、飛び級した数学だけではなく、体育とコンピューターの授業も上の学年で受けることになりました。

第2子の学年の先生は、子供が飛び級して他学年の授業に行くことを知らなかったようで、初日第2子は飛び級の授業を受けられなかったり遅刻したり!

そもそも
数学は飛び級した1学年上の7年生(日本で言う中2)ですが、体育とコンピューターはなんと8年生(中3)の授業に出ることになりました!!

中学1年生が、中学3年生の体育の授業に入る!!

コンピューターに関しては、中学1年目は英語補講のために副教科であるコンピューターの授業を受けていなかった第1子が中学2年目のコンピューターを理解できたため、第2子もなんとかなるのではと思いました。

第1子第2子、クラスは違っていても同じカリキュラムの授業(コンピューターと体育)を受けるので、第1子が第2子を助けることが出来ます。

けれど、アメリカの体育は実力主義!

マラソンなどは、早い人から成績が上がります。日本の小学校では運動会でリレーメンバーに選ばれていた第1子でも、アメリカの学校だと無理(そもそも、身長が学年で1番低いレベル

第2子は運動が得意ではなく、ひょろひょろの痩せ型。

また、第1子とクラスは違うけれど第1子と同じ学年の生徒と一緒に授業を受けるため、

アメリカ人達「ねえ、君は◯◯(第1子)の兄弟?◯▼☓☓・・・」
となにかを言っているそうですが、聞き取れないとのこと

飛び級した科目について子供に聞くと、
「数学の先生は、英語を話すのがとても早くて聞き取れない」
「2学年上の体育とコンピューターのクラスに行くときは、胃が痛い」

・・・そりゃ、そうですよね

幸い、第1子も数学の先生の英語がわからないこともあるものの(そもそも、知らない数学の英単語があるため聞き取れても理解できない。翻訳機なし)

第1子「数学は教科書があるから、それを読めば解ける」

といっています。第2子もすでに飛び級試験で満点近く取った自分の学年の数学よりも1学年上の数学のほうが興味があるとのこと。

でも、体育と2学年上のクラスメートだけはなんとかしないと・・・!

この話は続きます

▼今年も入学翌日から部活。もう驚きません


↓持てるのは今だけ?子供たちは服も持ち物も日本のキャラ物が多く、忘れ物をしても先生が届けてくれたことも



↓昔は「英語教材って高いのね‥」と思っていましたが、これで耳が慣れるならありだなと今では思っています。


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