
転勤族の我が家。現在アメリカ田舎駐在中で、住んで3年になります。
日本人も、日本人の血が入ったハーフも1人もいないアメリカ現地中学校に通っている、第1子と第2子。
9月のアメリカ現地中学校進学と同時に飛び級した、第2子。アメリカに来たのは、日本の小学3年生の夏。アルファベットの小文字も満足に読めないレベルでした。
今回は全教科ではなく、数学だけ1学年上に飛び級することになりました。
実際にアメリカ現地中学校が始まってから、
「やはり、飛び級無理だよね。」
と思うことが多々あり。
アメリカで飛び級する大変さについての体験談です。
▼飛び級の条件。住んでいる都市の場合。
*実話ですが、あくまで住んでいるアメリカ田舎の話になります。あらかじめご了承ください。
1. なぜ飛び級?

数学の成績(学校で年数回あるオンライン模試)の結果がよく、大統領賞ももらった第2子。
↓
そもそも、渡米して1度目の模試は
「英語が出来ないのに、評価されるのは可哀想」
と言われて、国語(英語)の模試の日は校長先生の勧めで学校を休みました。
▼英語ができなさすぎて「学校休んでいいよ」と言われた第二子
この第2子が、上記模試事件から1年後にはESL(英語補講)を卒業。つまり、アメリカに2年住んだだけでアメリカ人と完全に同じ授業になり、その1年後には大統領賞をもらうという・・・
うーん、いろいろな意味で笑えます
飛び級を打診され、選抜試験に合格し、ただただ
- 親「面白いし、飛び級してみたら?」
- 子供「まぁ、数学簡単だし、飛び級してもよいかな」
「どうせなら、アメリカで体験できる面白いことはやっておこう」
と軽い気持ちで飛び級を決意。
当然ですが、大変
▼第1子、英語があまり話せなかったアメリカ中学1年目。すごく苦労しました
▼未だに難しい、トイレ予約制問題
↓学校からの新学期の写真、ハローキティの服着てる女の子がいました
↓この夏、日本で購入して遊んだカードゲーム。日本においてきましたが、ハマっていました
↓日本帰国中に楽天でホテルを予約したら、ポイントがすごかった!
2.
飛び級で2学年の上の生徒と同じ授業を受ける

そもそも、成績が良ければ誰でも飛び級できるのか。
住んでいる市だと、小学校に入る年は誰も飛び級出来ないと聞きました。逆に、小学校1年目を留年させた生徒はいました。
第1子は英語が出来なかったものの、アメリカ生活2年目3年目ともに数学の模試は学年トップをとったことも。通っている学校では、写真付きで全親にトップの生徒の名前と写真がメールで届き、賞状ももらってきます。
全生徒のおおまかな成績別ランクも出るため、必ず我が子とお友達をチェックします。
子供の友達は全員最高ランクの成績
そんな第1子の学年では、飛び級をしたと言う話を聞いたことがありませんでした。
飛び級と大統領賞に推薦してくれた元担任は
「ここ20年ほど、この小学校から飛び級対象者が出たことがない」
といっていたので、個々の成績ではなく同じ学園で一定人数成績の多い子が出ると、まとめて飛び級対象となるようでした(住んでいる市の場合、今回は2校それぞれ7人)。
↓飛び級に選ばれた条件(推測含む)。
数学も国語(英語)も学年トップだった、同じ駐在の第2子の親友(韓国人)。その子が飛び級しない時点でもう少し覚悟するべきでした
↓
アメリカ現地中学校、初日。
日本と異なり入学式もなく、親は学校に行きません。テンション低めな我が家は、夫婦ともにバス停にも見送りに行きません
でも、当然新入生は初めての学校なので、オリエンテーションあり。
日本と異なるのは、始業式なども一切ないため、すぐに事前に配布された時間割通りの生活が始まります。ただし、真面目に授業をするのではなく、説明(シラバス)や自己紹介が多いとのこと。
第2子、飛び級した数学だけではなく、体育とコンピューターの授業も上の学年で受けることになりました。
第2子の学年の先生は、子供が飛び級して他学年の授業に行くことを知らなかったようで、初日第2子は飛び級の授業を受けられなかったり遅刻したり!
そもそも
数学は飛び級した1学年上の7年生(日本で言う中2)ですが、体育とコンピューターはなんと8年生(中3)の授業に出ることになりました!!
中学1年生が、中学3年生の体育の授業に入る!!
コンピューターに関しては、中学1年目は英語補講のために副教科であるコンピューターの授業を受けていなかった第1子が中学2年目のコンピューターを理解できたため、第2子もなんとかなるのではと思いました。
第1子第2子、クラスは違っていても同じカリキュラムの授業(コンピューターと体育)を受けるので、第1子が第2子を助けることが出来ます。
けれど、アメリカの体育は実力主義!
マラソンなどは、早い人から成績が上がります。日本の小学校では運動会でリレーメンバーに選ばれていた第1子でも、アメリカの学校だと無理(そもそも、身長が学年で1番低いレベル
第2子は運動が得意ではなく、ひょろひょろの痩せ型。
また、第1子とクラスは違うけれど第1子と同じ学年の生徒と一緒に授業を受けるため、
アメリカ人達「ねえ、君は◯◯(第1子)の兄弟?◯▼☓☓・・・」
となにかを言っているそうですが、聞き取れないとのこと
飛び級した科目について子供に聞くと、
「数学の先生は、英語を話すのがとても早くて聞き取れない」
「2学年上の体育とコンピューターのクラスに行くときは、胃が痛い」
・・・そりゃ、そうですよね
幸い、第1子も数学の先生の英語がわからないこともあるものの(そもそも、知らない数学の英単語があるため聞き取れても理解できない。翻訳機なし)
第1子「数学は教科書があるから、それを読めば解ける」
といっています。第2子もすでに飛び級試験で満点近く取った自分の学年の数学よりも1学年上の数学のほうが興味があるとのこと。
でも、体育と2学年上のクラスメートだけはなんとかしないと・・・!
この話は続きます
▼今年も入学翌日から部活。もう驚きません
↓持てるのは今だけ?子供たちは服も持ち物も日本のキャラ物が多く、忘れ物をしても先生が届けてくれたことも
↓昔は「英語教材って高いのね‥」と思っていましたが、これで耳が慣れるならありだなと今では思っています。
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