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現在アメリカ田舎に駐在中の我が家。アメリカに住んで2年半が経過しました。

英語が全くわからないまま、日本人が1人もいないアメリカ現地小学校に転入した子供達

日本人がいないため現地アメリカ人だけのクラスで揉まれた結果、アメリカ生活2年を超えた頃からそれなりに英語を話せるようにはなりました。

海外駐在に否定的な、日本の祖父母(妻の両親)。

祖父「アメリカにいて、子供達は英語を話せるようになっているのか?あなた(私=駐在妻)はそれなりに英語は話せているんでしょ?」
と聞いてきます。

この質問を子供達に投げかけてみました。果たして、子供達は今の自分達の英語力をどう思っているのか。

子供の英語教育に関する駐在体験談です。

*あくまで個人の感想です。私は教育関係者ではありません。




1.「英語が話せますか?」小学6年生の場合

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小学3年生の夏、アルファベットの小文字もかけない状態で渡米した第2子。

↓英語が全く話せないので登校拒否しかけたり

↓校長先生に「学校を休んで良い」と言われて驚きました。

そんな第2子。2年半ずっと同じアメリカ現地小学校に通っています。クラスメートも、先生の采配なのか大親友達(日本人ではない)とはずっと同じクラス。

仲の良いグループのメンバーは少しずつ変わっているみたいですが、第2子は日本の学校でもアメリカの学校でも一切友人関係でトラブルを起こしたことがなく、お友達の不満も家で一切いいません。

そのため、日本でもアメリカでも友人関係を親はあまり把握していません。

今のアメリカ現地学校の仲の良いグループは
  • アメリカ人2人
  • メキシコ人
  • 韓国人
  • シエラレオネ人
と、生粋のアメリカ人が多い白人社会のアメリカ田舎で、やはり少し変わっている子と仲良くなっているのかな?と思わなくもない友人関係。

アメリカ人の友人はファッションモデル、スクールバスが一緒の他の友人もハンガリーからきた子。ファッションモデルの子はしょっちゅう学校を休んでニューヨークやフロリダに行っています。自分で「やりたい!」とモデル事務所に応募したとか

もしかしたら、第2子のお友達自身も転校した経験があったりいろいろな人と出会う機会が多いため、1人しかいない日本人とも仲良くしてくれているのかもしれません。

そんな第2子の英語力。

第2子「英語はそれほど話せない。」
とのこと。

友人とは仲良くやっており会話には困っていませんが、授業で発言したりと教育で使えそうな英語は話せないそうです。

その代わり、第2子は第1子や第3子よりも「スラング」、アメリカの子供達が使う流行りの言葉をたくさん知っています。

最近良く使っていたのは、「cooking」。

「よくやっている」という褒め言葉だそうですが、第2子は使う場面で少しずつ意味が異なると言っていました。

状況から英語の使い方を学んでいるので、日本語にして説明するのはあまり上手ではありません。

親からすると、初対面の大人とでも英語でスムーズに会話しており、私が聞き取りにくいなと感じる学校の教科担当の先生(初めて会話する)の英語が聞き取りにくかったというと
「聞き取りやすいけど?慣れていないからかもね。」
と言います。

第2子小学6年生の英語力は、
アメリカ人の英語は聞き取れるけれど、使える単語が限られている。」
と言えそうです。

また、第2子は前回の国語(英語)の成績が「1」、つまり最低ランクでした。昨年度は「1」はついていなかったので担任の先生に理由を聞いたところ
「文章を読むテストで、他の生徒(アメリカ人)よりスピードが遅かったから。」
だそう。

担任の先生が好きではないそうですが、こういった点でも第2子が「英語が出来ない」と自分で思う要因になっている気もします。

*成績については後日談あり。次の成績表がきたときにしれっと成績が変わっていました

▼英語の話せない幼児。第2子は幼児期も問題を起こしませんでしたが、第3子は日本でもアメリカでも問題児


▼少し英語が聞き取れていた小学生(第1子。後々はこの子が1番苦労します)


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  2.「英語が話せますか?」中学生の場合

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アメリカ生活2年目、アメリカ現地中学校に進学してから非常に苦労した第1子。

↓アメリカ現地中学校3学年に、日本人は1人もいません。そのため、親子ともにルールが特にわからず。

アメリカに日本人の知り合いがいないこともないのですが、誰かに聞くと言うことは一切しませんでした。

↓アメリカ現地中学校1年目は、友達関係もイマイチ。

中学1年生(住んでいるアメリカの都市だとmiddleschoolの6年生)の1年間は、家で必死に宿題や課題をやったものの英語を話すという点では全く伸びませんでした。

なぜなら、話す友達もおらずランチタイムが短いので一切英語で私語を話さなかったから。アメリカは休み時間がなくランチタイムも短いので、食べることを優先したい第1子は今でも会話しないそうです

中学生活2年目はお友達にも恵まれ、宿題や課題のペースも掴めてきました。飽き性なので、そろそろ日本に帰るか違う国に行きたいと言う始末。

慣れてくると、環境にもお友達にも不満を持つタイプ。昨年の苦労(ぼっち生活!)をもう忘れています。

第1子に、「祖父が英語を話せるのか聞いている」と言ったところ、

第1子「英語は話せる。
とのことでした。

第1子「英語は聞き取れるし話せるし、エッセイ(小論文)などの文章も書ける。けれど、文法はわからない。

第1子は日本の中学校に憧れていて、日本の家庭教師を頼んだり塾にも通いたいと言っていました。そのため、アメリカでは半年ほど前から英語の発音を直すためにハーフの家庭教師の先生に来てもらっています。先生が来るのを楽しみにしています。

第1子は南米人(陽気)との相性がよくないため、今の友人はアメリカ人。アメリカ人の中でも、比較的真面目でハーバード大学を目指すような友達が多め。

友達のアメリカ人には家で日本のアニメや漫画を禁止されている子もいます

第2子が友達から学んでくるようなスラング、第1子は知らないことが多いです。その代わり、学校のランチタイムで流れているニュース番組の内容などはよく理解しています。

まだまだ国語(アメリカなので英語)のクラスで発言するほど英語が得意ではありませんが、陽キャではない硬めの先生とは相性がよく評価してもらっているので
「自分は英語が話せる。」
と自信を持っているのかもしれません。

▼タブレット学習もいくつかやりましたが、進研ゼミがフォローが多め。親が進捗を確認しやすいので、「もう終わった?」と声掛けしやすいです。
 

▼スマイルゼミのほうが課題を終わらせやすいです。スマイルゼミは、日本も海外も同じ内容なのも◯。
 
▼昔から前のめりな第1子。アメリカでもそのままなので、日本の生活に馴染めるか不安なので帰国するか迷うこの頃・・・



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3.英語が話せる・話せないは自信次第

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我が家の子供達、「英語が話せる・話せない」は周りの環境や友人関係に左右されることは大きそうです。あとは、本人の自信。

アメリカ現地小学校と中学校では全く授業の雰囲気やカリキュラムも異なっています。

「あんなに遊んでばかりの緩かったアメリカの小学校なのに、中学校に入るとこんなに厳しいの??!」
と驚きました。

アメリカ現地中学校の成績はきっちり点数をつけられます(住んでいる地区の場合。)

成績は
  • 授業への出席率
  • 宿題の提出率
  • テストの点数
でつけると、予め明記されています。成績の付け方の説明会も開催されました。我が家の場合、学校行事は私(妻)の担当。聞き逃さないように第1子も常に説明会に連れて行っています。

日本人は良い成績を取るのが得意。そのため、第1子は英語がわかっていないときからアメリカ現地中学校での成績はオール優でした。

そのため、「評価されている」ことが自信につながっているのかもしれません。

我が家は塾などにいかせず特定の習い事もせず、緩く子育てをしています。あくまで普通の生活で身につくレベルの英語のみを習得しています。それでも

人見知り場所見知りをしないので、日本語でも英語でも初対面の人と苦労せず話せる

点では、「子供2人は英語を話せる。海外に住む利点はある。」と言えそうです。

今回触れなかった第3子6歳児。末っ子気質なのか、日本語でも英語でも馴染みのない(自分にとって大事ではない)大人との会話は無視します

子供3人をみていると、語学力の問題ではなく社交的かどうかの本人の性格が影響しているようにも感じるこの頃です

日本人が周りにいないため、
「自分の子供達が他人(日本人)からみてまともに育っているのか。」
がわからないのが難点。けれど、日本に住む友人からは
「せっかく国際的な感覚を身に着けているんだから、(子供達は)日本のやり方に染まってほしくない。」
と言われています。

日本に帰ったときに自分たちの子供と遊ばせてくれる友人たちには感謝しています

↓アメリカ人はあまり帽子を被りませんが、運転時間も長いので助手席でも日焼けがすごい・・・車の中でも帽子を被っていますが、エアコンも強いので顔も隠したい




▼日本に住む友人から「樂天のスーパーセールやっているから商品を選ぶのに忙しいよ~」と言われました。羨ましい!



↓トミカの精密さ毎年日本から送ってもらっています。アメリカと乗り物が異なるので、子供達が最近混乱しています

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▼進研ゼミは量が多く、スマイルゼミのほうが完了しやすいと思っています。英語が進研ゼミのほうが◯。どちらもやりました。

 
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