
転勤族の我が家。アメリカ田舎に駐在中で、子供達の通う現地学校に日本人は1人もいません。そんな白人だらけの田舎に住んでいます。
2025年1月、アメリカに寒波が来て100何年ぶりに雪が降った地域がありました。フォローしていないのに、SNSでどんどん流れてくる雪に慣れていない人たちの行動。さすがアメリカ人!面白すぎ!
大寒波が来たアメリカの様子と住んでいる地域の雪の様子をご紹介します。
*あくまで住んでいるアメリカ田舎での実体験です。
1.アメリカの雪が降る地域

↑Google mapより。
アメリカに住んで、私の個別英語指導の先生(TUTOR)からアメリカの気候を教えてもらいました。

(参考画像Accuweather)
上の画像は1つの例ですが、アメリカにはJet streamというものが存在します。日本語だと、そのままジェット気流と呼ぶそうです。
この気流が、日本語のひらがなの「ひ」のような形でアメリカに存在し、このままの形で上にあがったり下がったりします。なので、西海岸のカリフォルニアは常に温かいと言われ、内部のコロラド州などはアメリカ有数のウィンターリゾート地になります。冬季オリンピックがあったソルトレークシティも、内部になります。
北部で雪が降るのは普通ですが、2025年1月はこのジェット気流が南部まで下がりました。
▼現在進行系で、社会の授業が大変…
▼グランドサークルの景色も好きです!さすがアメリカ!
↓日本から救援物資(義両親から)に入れてほしかった…子供が頼んだのはこんぶ

2.アメリカ南部で雪!アメリカ人の行動がびっくり!

↑家の近所のトレイル。1月20日撮影
私の住むアメリカのマイナーな州でも雪が降ったのは、1月20日。アメリカは『キング牧師の日』で祝日でした(*夫の働く日系会社では日本人は出勤していましたが、学校や公共機関は休みでした。)
前日夕方から雪が降り出しましたが、元々雪が降る地域なので除雪車や凍結防止剤を撒くトラックは夜通し動いていました。家の前は行き止まりの狭い道路ですが、家の前でさえも出勤前には除雪車が来ました。
アメリカでは恐ろしい量の凍結防止剤を撒くので、道路は凍りませんが車はドロドロになります

今回、雪が降って有名になったのはアメリカ最南部のフロリダ州!フロリダといってもマイアミやディズニーワールドがあるオーランドではなく、西側の地域に雪が11インチ=約28センチ積もったそうです。
100年以上雪が降っていない地域に雪が降ったので大変!
当然除雪車もないので、学校はお休み。大都市だと坂が多いこともあるので、普段の服装のまま坂をお腹で滑っている動画や、誰もいない広い場所で車をわざとドリフトさせて雪を飛び散らしたり、ツルッツルの道を暴走してくるくる回っていたり

アメリカもフェークニュースが多くてどれが本当かわからないので、
「ニュースサイトなら詳しく説明しているかも」
と思ってCNN(アメリカ人が勧める比較的まともな報道機関)、1月20日はトランプ大統領の就任式!
大統領就任後もいろいろな発言で世間を賑わせているので、アメリカの報道はほぼトランプ大統領のことばかり

よって、大雪の様子はニュースではほとんど報道されず、SNSの動画とコメントで正誤を判断していました。
子供が道路で遊ぶので危ない!と通報があった地域では、警察が一緒に遊ぶというものもありましたね。アメリカ人、こういったことには寛容でした

南部のアトランタでも雪が降ったので、アトランタに息子さんがいる私の先生は、
「今日は外に出るな!運転するな!」
と注意したそうです。
アメリカ、自分が大丈夫でも相手にぶつかられますからね。雪が降った数日後、夫の会社の日本人が高速道路で追突されたところです。車は大破しましたが本帰国直前でレンタカーだったので、怪我がなくて良かったです。
SNSは雪に興奮した南米の人が、パジャマのような格好で家族で外で踊っている動画もありました。陽気すぎる!アメリカは家にプールがある人も多いので、興奮して雪の積もるプールにダイブしている人も。
どれもこれも、アメリカ人ならやりそう…
我が家の住んでいる地域は毎年雪が降るので、ふざけている人はいません。それでもすぐ家の前のちょっとしたカーブで曲がりきれずぶつかっている車もいました(今年)。
自分は大丈夫でも、アメリカでは悪天候の日は出かけないのが◯です。
↓我が家の裏庭の半分。もう半分は夏の間に整備してそり遊びができるようにしています。窓から雪遊びが見れるので◯

ちなみ、アメリカの車のタイヤはオールシーズンタイヤ。スタッドレスタイヤに交換することはありません。4WDの車が多いですが、デリバリーを頼んだらFF車で動けなくなり押したという人もいました

↓アメリカではスマホをカバンの外に出していたら危ないですが、日本だとおしゃれかつ便利そう!

3.田舎ならではの冬の景色

上でも触れましたが、日本人がほぼいないアメリカ田舎なので渡米直後はあまり余裕がありませんでした。ようやく慣れてきたこの頃、アメリカの景色を楽しむ余裕も出てきました。
上の写真は大雪が降る前の週、家族で家の近所を散歩しました。お出かけではありません、近所です(*駐在です

湖ですが、寒いので表面が凍っています。

右の方には子供が石をなげましたが、つるつる滑っていきました。その前の週にも図書館から外にある湖をみていたら、湖の上を鳥が歩いていてびっくりしました。

アメリカ人、健康意識の高い人が多いので、こんな寒い日でも歩いている人は多かったです。といっても、田舎なので出会ったのは10人ぐらい


毎年行っていたのに全く気づかなかった、滝ではないですが池から流れる水。
右半分は凍っています。家から歩いて10分ほど。

はねた水が凍るんですね。考えたこともなかったです。
不思議な形だったり、

粒が綺麗にできています。





初めて氷ができた日は逆つららのようになっていましたが、今ではこれは見れません。本当に氷初めの年末だけでした。


毎日見に行って気づきましたが、氷初めが一番キレイでした。

大寒波から約10日、一瞬雪が降りましたが今日は久しぶりに暖かくて4度まであがりました。


子供達の通う学校ではマイナス5度までは外遊びがありますが、雪で遊ぶときは防寒必須。
3度ぐらいなら雪があってもジャージ1枚に普通の靴&手袋なしで公園の遊具で遊ぶ我が子達

- ヒートテック極暖(更に高機能なものは、日本に冬に帰国しないので手に入らず)
- ヒートテックのスパッツ
- UGGのブーツ
- ダウンコート
- ニット帽


日本の都市部では観られない景色は面白いですが、寒くて運動不足になるのだけは困るアメリカ生活です

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