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アメリカのお菓子といえば、原色の目がチカチカする(美味しく見えない)甘そうな派手なお菓子!実際にアメリカに住んでみて、自分では購入しなくてもカラフルなお菓子を振る舞われる機会はたくさんあります。

2025年1月15日、アメリカ食品医薬品局(FDA)は、合成着色料「赤色3号」の食品への使用を、2027年1月までに禁止するよう求めました。 研究において、ラットなどの動物への発がん性が確認されたためです。

今後アメリカのお菓子は赤色3号(Red 3)が使われなくということですが、では、今までどんなお菓子に使われていたのか?今あるアメリカの赤いお菓子は赤色3号を使っているのか?

家にあるお菓子を調べてみたら、衝撃の事実発覚!2025年1月のアメリカ生活体験談です。



1.アメリカのお菓子

我が家は、アメリカと日本を行き来している転勤族。第1子が0歳で初渡米したときは、紙おむつがテープタイプ主流、かつ、芳香剤の匂いが付けられていて辟易しました。2度目の渡米も食べ物が合わず、1年足らずで5キロ痩せた私(日本に戻ったら戻りました)。

下のドーナツは、州内で人気のドーナツ屋さんのもの。1つ2.3ドルします(感覚で400円)。自分では1度買ったきりですが、手土産にもらうことが多いです。
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こちら、70歳近い私の英語教室のクラスメート(男性)からの差し入れ。

なぜカラフルな色を選んでくるの!??本人は食べませんでした女性は喜ぶと思われているのかしら

こちらは、アイスクリーム屋さん。日本のサーティーワンのようなシステムですが、原色のアイスが多いですちなみに我が子、真ん中上段にある「コットンキャンディ(わたあめ)味」が好きなのでこれを選びました
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ゴムのようなグミ?アメリカだと定番のお菓子は緑だったり
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ご近所さんがクリスマスにくれるクッキーでさえも、アイシング付き。
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一応、色のついていないクッキーもありますが、イベントなどで配られるカップケーキやクッキーだと、必ず色がついています。

↓日本人に人気のクッキーTATE'S。
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▼ネタで貰い物の派手なお菓子を持ち帰ることも。

健康志向な人も多く健康食も溢れているアメリカですが、まだまだ原色のお菓子が渡されることも多く、70歳ぐらいのおばあちゃんでも普通に青いクリームが載ったケーキを食べていたりします。

↓筆箱も日本ならでは!第3子の日本語学校入学を控え、日本で購入済み日本の子供が経験することは経験させておかないと、おそらく自分の子供にもやらないと思うんですよね。伝統って大事

↓樂天で日本の良いもの探していて気づきましたが、今日結婚記念日でした夫に名入れ皮製品をあげることも多いです。


2.赤色3号!目の前で子供が食べていた!

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*イメージですが、アメリカあるある写真

着色料の赤色3号がアメリカで禁止されたというニュースは、日本のYahooニュースで読みました。

その日、1番に帰宅した第1子。アメリカだとスクールバスを使い回すため(住んでいる地区の場合)、1番に朝出発する第1子中学生が、末っ子6歳(日本だと年長)より1時間早く帰宅します。

我が家には、ハロウィンでもらったたくさんのお菓子がまだ残っています。

アメリカでもらうお菓子はほとんど第1子第2子のクラスメートのアメリカ人達にあげますが、子供達もだんだんアメリカのお菓子が食べられるようになってきて試すようになりました。

この日、指輪についたダイヤみたいになっている飴を朝に見つけた第1子。
「食べてみたいから、1つだけ残す!」
といって、1つ以外は学校に持っていきました。

*アメリカの学校はアレルギーの問題もあり食べ物のやり取りは禁止されていますが、第1子第2子ともにお友達とお弁当を交換したりお菓子を交換したりしています第1子中学生に至っては、先生ももらいにくるとのこと!

帰宅した第1子、朝1つだけ残しておいた飴を食べていい?と聞くので許可しました。

「そう言えば、今朝赤色3号のニュースを読んだなぁ」
と思い、原材料の書いているパッケージを渡してもらいました。

みてみたら、もう予想はされていると思いますが、赤色3号が入っている

私「今日赤色3号がアメリカで禁止されたというニュースを読んだけど、その飴、入ってるよ!
子供「えーー!!わざわざ好きないちご味を選んだのに!赤だけ!?他の飴を残せばよかった!!」

↓まさしく子供が食べていた飴。
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商品名は、RING POP。ハロウィンでもらいました。ストロベリー味。
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↓見にくいですが、一番下の黒の字で「フレーバー、RED3、BLUE1」と書かれていました。
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速攻飴は捨てました。

↓日本の無添加のお菓子といえば、干し芋…食べたい!親族に頼んだら送ってもらえるかしら禁止されている食品をわかっていないようで、義両親からの荷物には驚く食べ物が入っていることも無知ってすごい…(おそらく忘れると思うので、伝えてません
↓帰国時に田舎の母にあげたら「アメリカにもおいしい食べ物あったのね」と。日本にも売っていますけど!

↓アメリカのネットショッピングはキャッシュバックサイト(楽天)経由がお得です。


3.アメリカの赤いお菓子は大丈夫?

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子供が学校から帰宅して早々に、アメリカで禁止された赤色3号は入ったお菓子を発見

これはまずい!と、早速家にあるハロウィンなどでもらったお菓子を全て調べることにしました。

アメリカでよくもらう、スキットルズ(上の写真)。マーブルチョコのようなものかと思って開けたことがあるんですが、ラムネのような硬さでした(私は口に入れたことがありませんが、子供は好きではないものの食べられます)。
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スキットルズに含まれるのは、赤色40号(RED 40)。セーフ!
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こちらもどこかでもらってきた、グミ。個装パッケージに原材料が書かれていなかったので、企業のHPを調べました。

↓子供が帰宅したのが、14時55分。15時2分となっているので、急いで調べたことがよくわかります
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これも赤色40号でした。
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こちらもアメリカでは人気。イベント用に特別バージョンになっていたサワーパッチ。シュワッとしたグミのようなもの(私は一度も食べてません。アメリカの食べ物、食べなくても生きれるので無理に食べません)。

スイカ味。
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こちらもRED40。赤色40号でした。

スキットルもサワーパッチも、イベントのときだけでなく普段も販売されているお菓子です。ただ、パッケージなどだけがハロウィンやクリスマス用に変わります。

普段からあちこちでアメリカのお菓子をもらいますが、我が家の場合はほとんどお友達にあげています。食べていたのはキットカットやハーシーズ(チョコ)などの色がついていないお菓子が多かったので、家に残っていた赤色3号のお菓子は子供が食べた飴だけだったようです

つまり、調べた範囲ではアメリカの赤い色のついたお菓子でも、今回禁止された添加物赤色3号ではなく赤色40号を使っているお菓子が多いことがわかりました。

↓渡米前に調べてドリッパーは買ってきたのですが、コーヒーサーバーがなかった!アメリカは家で過ごす時間が長いので、充実させようとすると日本製品が欲しくなりますアメリカ人が日本製品を買っていてショック(高い!)

▼アメリカだと、オレオも日本人が食べやすい味のお菓子。種類が多すぎる!Youtubeを参考に買ったら失敗なしでした

↓アメリカだと、こういう凝ったクッキーは手に入りにくいですチョコはアメリカ人ウケ◎

4.赤色3号は入っているアメリカのお菓子は?

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↑最近や食べたクッキー。カロリーや味が気になりましたが、原材料が少ない=シンプルだったのはイギリスのウォーカーズ。やはり、添加物の規制が厳しいと言われているヨーロッパのお菓子のほうが一般的には安全かもしれませんね。

今回、赤色3号がアメリカで禁止されたので英語で調べてみました。
アメリカのどんなお菓子に、赤色3号が使われているの?

アメリカの記事から抜粋すると
CANDIES
Brach’s Conversation Hearts and Brach’s Candy Corn both contain Red 3. But some other red candies, like Swedish Fish and Wild Cherry Lifesavers, use Red 40.

Candy Cornは赤色3号を使っているけれど、上で私が紹介したLifesaversや魚の形のグミSwedish Fishは赤色40号だと。

Kroger Extra Cherry canned fruit cocktail contains Red 3.
我が家の近くにはないけれど、日本人女性がよく行っているというクローガーというスーパーの商品も赤色3号を含んでいる食べ物があるそうです。

私が赤色3号禁止のニュースを見たときに調べたサイトには、

クリスマスやハロウィンなどのイベント用の赤いお菓子には、赤色3号が使われていることが多い。
とありました。

クリスマス、赤と白のキャンディーケーンと言われるウォーリーを探せのウォーリーが持っている杖のような飴をたくさんもらいます。

我が家、もらいすぎたのと、飴は日本から買ってきているので私の独断で捨てていました

↓正社員だけど帯同休暇中(いずれ日本で復職)の駐在妻さんに聞いた飴。喉の調子が悪いときに舐めると効果がすごくてびっくり!リピ確定

今回赤色3号が禁止されたことで添加物のことを少し調べましたが、国によってOKとされていたりNGとされていたりが異なっているので難しいですね。

調べた範囲だと、アメリカの普段売られているお菓子には赤色40号が使われている事が多いので赤色3号を口にする機会は少なさそうですが、赤色40号は禁止されていないので、まだまだアメリカでは原色の赤いお菓子をもらうことになりそうです

↓おからクッキーなどちょっと健康そうなクッキーも、アメリカだとオートミール一択な気がします。それも、甘い…

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