
現在アメリカ田舎に駐在中の我が家。数度目のアメリカ駐在です。
日本人が1人もいないアメリカ現地学校に子供達が通っているため、わからないことがあっても
「アメリカの学校でこんな感じなんだ…



と、面白いことも大変なことも「そういうもの」として受け入れています。というよりも、いちいち気にしていたら疲れます

ある日、他州に住む日本人ママさん達と話す機会がありました。私以外は同じ州のはずなのに、「今、中学生」「うちの子は小学生」と、日本だと同じ学年のハズなのに通っている学校が違う!!
アメリカに住んでいてもなかなか知る機会のない、アメリカでの子供の学校の学年の話です。
*あくまでアメリカ田舎に住む我が家の体験談です。アメリカは広いので、あらかじめご了承ください。

1.アメリカの幼稚園保育園

転勤族の我が家。日本でもいくつかの地域の保育園・幼稚園・こども園・幼保園などに通いました。夫婦で正社員&残業あり&両親は遠方だったので、夫の海外単身赴任に伴い引っ越しした場合も子供達は保育園に入れました(定員いっぱいの私立人気の園にも入れたので、園長が驚いてました。市役所の人いわく、加点がマックスだったとか。)
▼もう10年以上前になるので、今は専業主婦だと保育園に入れないのかも??平成の話

日本で一番驚いたのは、公立の幼稚園が5歳しかない地域。つまり、5歳までは専業主婦だと家でずっと面倒をみるということ!子供3人共1歳から保育園に入れていた私はびっくりでした。
アメリカ、小学校にあたるelementary schoolに入るまでに公立の園=無料で入れる園はありません(*あくまで住んでいるアメリカ田舎の市の場合。もしかしたら、他州では入れるところもあるかもしれません。)
アメリカで就学前に一般的なのは
- preschool
- day care
日本だと仕事をしていたらday careに入れそうですが、アメリカだとpreschoolに入れている正社員の人も多かったです。実際、第3子の通っていたpreschoolは小学校の先生のお子さんなどもいました。
アメリカ人、家から近いとか安いとかではなく、preschoolの評判やカリキュラムで選んでいる人が多そうでした。日本でも人気のモンテッソーリ教育のpreschoolは、家の周りでも多く人気です。第3子はお勉強が好きなタイプではないので、勉強よりも体を動かすプログラムが多いpreschoolに行きました。ただ、家から近かっただけです


preschoolの費用は、週5日標準時間の14時45分まで預けて、900ドルほど。(2023年度)
お菓子も弁当も持参。当時のレート(1ドル155円)で約14万円でした。
駐在なので会社の補助がありましたが、自腹だと私は預けないですね。日本での第2子の育休中は、第1子も退園させて家で面倒見ていた私です

▼子供の年齢が上がると、ついていくか迷う海外赴任
▼喉元過ぎれば熱さを忘れる

↓アメリカに住んでから緑茶にハマっています。アメリカの緑茶は飲まないので、お得用を買ってきたら良かったと後悔中。夏に日本で購入した緑茶がそろそろなくなります


2.アメリカでの子供の学年

知っている狭い地域でも、アメリカでの学校の区切りや学年は全く異なります。
今回は、我が家の住む都市の学年の話をします。
住んでいるアメリカ田舎の都市で学校に通う年齢は、毎年9月の時点で
- 小学校(elementary school) 満5歳~満10歳の6年間
- 中学校(middle school) 満11歳~~満14歳の3年間
- 高校(high school)満15歳~満18歳の4年間
ちなみに日本の場合は、
- 小学校 満6歳~満11歳の6年間
- 中学校 満12歳~~満15歳の3年間
- 高校 満16歳~満18歳の3年間
アメリカだと中学校が2年間だったり、小学校も2年通った後他の小学校に変わる都市が結構あります。日本と異なり、アメリカだと同じ年齢でも住む場所が違えば同じ学校・学年ではありません。そういった中、我が子達の通う学校は、比較的日本の学年と似ています。
ただ、通う年齢が1歳早くなります。これは、アメリカに公立の幼稚園=多くのアメリカ人が通うというものがないからかもしれません。
学年の呼び方は少し日本と異なり、住んでいる都市だと
- 小学校(elementary school) kindergarten~5年生の6年間
- 中学校(middle school) 6年生から8年生の3年間
- 高校(high school)9年生から12年生の4年間
例えば、2013年8月生まれの子供と、2014年1月生まれの子。日本だと同じ学年になりますが、2025年1月現在だと日本では小学5年生、アメリカだと6年生=住んでいる都市だとmiddle schoolに通う中学生になります。日本は4月は始まり、アメリカは9月始まりなのでズレが生じます。
慣れると簡単ですが、めったに会わない元海外駐在の友人がアメリカでの子供の学年を当てたりすると、友人が子供の生まれ月も覚えていたということになるので感心してびっくりします。
▼こちらも末っ子クラス関係。味覚もアメリカナイズされつつある末っ子

↓日本の帰ったら買ってみたい靴下、「まるでこたつソックス」。密かに流行っているみたいで、試してみたい!
3.飛び級はできる?

「アメリカだと、飛び級ができる。」
という話を私もよく耳にしていました。
実際のところ、住んでいるアメリカの都市では飛び級できるとは言い切れないようです。
というのも、
「頭がいいから飛び級できる」
とは単純には言えないよう。住んでいる都市に限って言えば、第3子のpreschool(保育園)には飛び級&年下のなのに我が子よりかなーり賢く英語の本をスラスラ読む女の子がいました。preschoolまでは飛び級をできるそうですが、第3子が小学校に進級した際にもその子はそのままpreschoolに残りました。
女の子の祖母(元先生)「この都市では、小学校には飛び級できないのよ。」
とのことでした。
学年が上がってくると飛び級する子もいるのだと思いますが、どちらかというと8月生まれの子供が学年を下げたり9月生まれの子が学年をあげたりする、そこまで大きな違いがない変更が多いようです(*あくまでも住んでいる都市の周りの様子)。
飛び級よりも、意外と学年を下げている人が意外と周りにいるため、そのあたりは日本との違いを感じます。
↓日本でいろいろな折り紙を用意してアメリカに持ってきましたが、必要なのは同じ色の折り紙だった!!買うなら絶対これ!折り紙教室を学校で開催するときに先生が毎回「もらった色に文句をつけないと約束できますよね?」って生徒に聞いてくれます

↓アメリカは細めのペンはありません。夫のお気に入り、フリクション0.38は意外と日本でも店頭になく取り寄せています。


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