現在アメリカの田舎に駐在中。子供達3人はアメリカ現地学校の2年目が終わり夏休みに入りました。
英語が全くわからず同じ地区に日本人がいない私達の、アメリカ生活2年目を終えた時点での英語や成績、友人関係など実体験談です。
*あくまで住んでいるアメリカ田舎での実体験です。
1.アメリカ生活2年目は1年目より楽でした!
渡米直後、アルファベットも怪しい第2子当時小学3年生が一番苦労していたように思います。
▼英語が全くわからなかった第2子、よくがんばった!
初めの数週間は英語補講(ESL)もなく、本当にそのまま日本人のいないアメリカ人と同じクラスに突っ込まれた状態。フォローもなし。
転校して2週間ほどで
第2子「アメリカ現地校はやめて日本語補習校だけにするね~~!」
と明るく言われたとき、
「いやいや、それだとちゃんと小学校通ったことにならないから!!」
というと子供はびっくりしていました
親に文句を言ってもどうにもならないと思って慣れないアメリカ現地校を我慢していたようでしたが、なんとか1年目終了(2年目の途中で愚痴られました)。
そしてアメリカ生活2年目。
一番の成長は、子供の英語。
アメリカ現地中学校に進学したことで強制的に英語でエッセイを書く機会が増えて、第1子は日本の大学受験の小論文が英語で書けるのでは?というぐらい英語で文章をかけるようになりました。
第2子は、1年目は我が家の半年ほど前に同じアジアからの来た駐在者の子供と仲良くなり、2年目も同じクラスに。アジアからの駐在ですがお母さんが元アメリカ駐在のお子さんだったこともあり、どんどん英語がペラペラに(お母さんのお姉さんはNY在住で従姉妹はアメリカ人)。当然友達は英語がどんどん伸びていくので、子供も釣られて英語を話すようになり語彙も増えていきました。このあたりは、日本人が1人も学校にいない利点かもしれません。日本語で話すことが一切ありません
そして、クラス内のアメリカ人ともどんどん仲良くなり、折り紙をあげたり教えてあげたりすることも増えました。
「折り紙を上げる代わりに、くじ引きができるチケットをもらってきたよ~」
と交渉をしてくることも!
ちなみに、アメリカ人の友達は教えてあげた折り紙を家族に3ドルで売ったそうです
第3子は、日本でいう年長。
アメリカでプリスクール(保育園のようなもの)に通っており、1年目は英語がわからないことをいいことに先生の注意を無視しまくり。先生がいくつか日本語を覚えてくれて
「DAME!(だめ!)」
など日本語で注意しても無視する始末日本でもやや問題児だった男の子(日本の保育園でもマイペースで行動が遅かった)なので、アメリカでも全く変わらず。
▼幼児はアメリカ現地校を楽しめたら良いかなと思っていましたが、それなりのしつけは大事ですね2年目は我が子よりひどいアメリカ人もいましたが1年目は明らかに問題児
私(母)が家できつく言い聞かせたこともありプリスクールで悪いことは全くしなくなりましたが、絵を書いたりなど好きでないアクティビティは
第3子「I don't wanna do this!」
と主張してやりませんでした。
(アメリカだと、日本人だからかやらないと言ったらやらずに終わってました)
▼プリスクール1年目の終わりの英語力について
年度の終わりの方には先生にも子供にも
「子供がやらなくても私(母)が子供の作品は欲しいからやらせてほしい(やってきて)」
と主張して、やるように。
第3子の英語は何を言っているのかわからないことが多く、アメリカ人の親も聞き取れていないようでした。それでもお友達とはうまくやっているようで、休みの日に公園で出会っても仲良く遊んでいます
第1子第2子はアメリカの宿題も親に聞かずに完全に終わらせられるようになり、アメリカ現地校でわからなかったことを私が聞かれることもなくなりました。第1子は友達はうまくできないことで少し大変な1年でしたが、子供3人共特に問題なく健康にアメリカ生活2年目を終えることができました
なので、これからアメリカ生活を始める方だったり1年目で苦労した人には
「アメリカ生活は住めば住むほど、どんどん生活が楽になりますよ!」
とアドバイスできそうです
▼駐在妻も英語ができたほうが良いです。お友達と遊ぶには、親同士が仲良くなる必要があり
▼数年後には日本に転勤なので、ラルフローレンはお土産にしています。
↓海外でも必ず日本の通信教育をやっていますが、今年から進研ゼミに変えてみたら便利でした(ただ、進研ゼミは国内受講と海外受講で少し異なっています。スマイルゼミはどちらも同じ(こちらも受講中)。
2.アメリカ生活2年目の英語力
アメリカ生活2年目を終えた時点での英語力について。
小学5年生で渡米した第1子。1年目は仲の良いお友達ができて順調に生活できていましたが、1年でアメリカ現地小学校を卒業。住んでいる地区では、Kindergartenから5年生までが小学校、6年生から3年間は中学校に通います。
アメリカ現地中学校に進学し、残念ながら仲の良かったお友達とクラスが離れてしまいました。
新しいお友達が何人かできたのですが、ラテン系(ブラジル)の子たちでした。元々日本でも真面目な優等生タイプ、逆にいうと不真面目なことを許せないタイプ。
悪口を言ったり人の噂を流して殴り合いの喧嘩に発展させたり、家まで他の女の子たちが押しかけてきて押し問答になったり複数の男の子たちとキスをしたことで親と揉めたり・・・
▼また困ることに、入るクラブも毎回同じ…親とも面識ありですが再婚連れ子(同じ年)同士
第1子の中でも、
「この子と付き合い続けていくのは良くない」
と思ったようで離れていきました。
アメリカでも、中学生では女の子たちのグループはすでに出来上がっています。はみ出ていた女の子に話しかけてみたら意外と合ったようでしたが、その子は他の女の子達に嫌われているようで、他の女の子たちが近くにくると逃げてしまうそう。
日本だといじめられているクラスメートを助けることもありましたが、流石に英語だとうまくやることもできず。
第1子はアメリカ生活2年目の終わりに統一テストの数学で学年トップになりました。しかし、受けている英語補講(ESL)のテストでは特にspeakingの点数が伸びずに、来年もESLに残ることになりました。
アメリカの授業システムは日本と全く異なるので、結構な授業で「ひとりぼっち」のようですが、
第1子「面倒な子と遊ぶより、ぼっちのほうがマシ」
と言っています。親としては、友達ができてほしいところ第1子の友人関係が、今一番の悩みです。
幸い、1年前に仲良くしてくれていたお友達とは今も休みの日に家で遊ぶ関係。その子と同じクラスに慣れるように「校長先生に直談判する!」という始末
会社に入ったら面倒な部下になりそうな、第1子です
第2子は、2年目も同じ現地小学校。お友達も増えて英語もどんどん話せるようになって絶好調!
我が子3人共日本語と英語を会話で混ぜることはありませんが、第2子は意識してすべての会話を家でも英語で話すことがあります。
第2子と第3子が遊ぶときは、ずっと英語で話していることも。(第1子は家でも外でも全く英語を話さず。)
第2子は、第1子が落ちたESLのテスト(同じ問題)に合格。
アメリカ生活3年目から、ESL補講なしで完全にアメリカ人と同じカリキュラムで生活することになりました。もっとフォローしてほしかったのですが、第2子は英語にもう抵抗がないため残りはアメリカ現地校の普通クラスと家での文法の勉強に切り替えることにします。
第3子は、アメリカ現地校よりも日本語補習校のほうが問題!やる気がなさすぎる!
進研ゼミをしているので最低限のことはできますが、とにかく時間割通りにやるのが嫌い
アメリカ生活や英語よりも、日本に帰った後に問題なく日本の小学校に馴染むための矯正が必要です
夏休みは日本で過ごすため、その間に従兄弟と遊んだり同じ年の友人の子供と遊ばせたりして、子供も私も「日本の標準的に受け入れられる子」を意識して行きたいと思っています。
幼児に関しては、英語よりも
- 楽しく学校生活を送れるか
- 先生やお友達に迷惑をかけていないか
↓英語で名入れできるので、日本で注文して2年目はお友達やご近所さんに配りました。アメリカでも日本製の文房具を薦められることが多いので日本製だと気づいてないんです・・・
3.家でやる英語教育
アメリカで生活していると、『スポーツもして楽器も習って日系の塾にも通って日本語補習校にも通って』、と恐ろしいスケジュールをこなしている日本人のお子さんもいます(駐在ではなく)。それもお子さんが4人だったり
わが家(私=母)はそんなに頑張れません
わが家はある程度で日本に帰ることを想定しているため(赴任期間は不明ですが、夫を残して帰国予定)、3人共日本の通信教育をしています。
今まで4社ほど日本の通信教育をアメリカで受講していますが、英語が全くできなかった第2子が初めにやっていたのが『スマイルゼミ』。
英語の分量が多くなく難しすぎず、それゆえアメリカ現地校と日本語補習校の宿題とでいそがしかった時期でも、スマイルゼミは毎月終わらせることができました。余計な補助教材がなくシンプルなのも良かったです。第3子も一緒に解いています。
▼スマゼミは毎月の課題が終わらせやすく、タブレットの動きも良いですスマゼミは、海外受講でも国内受講との差がないのも良いところ。
アメリカ現地中学校に進学してから、英語の伸びが悪くなった第1子。
アメリカ生活1年半ほどで、日本の中学1年生に進学するタイミングで通信教育を進研ゼミに変えました。それまでは、算数・国語・理科・社会のみに特化した通信教育でした。
進研ゼミでよかったのが、日本の子供が受けるオンライン講座の英語授業を見ることができること!
帰国子女に良く言われるのが、
「英語は話せるけど、文法がわからない」。
アメリカ現地校では、英語の文法に関しては習っていないように思われます。小学2年生でシラブル(音節)、3年生でSchwa(シュワ)と言われる発音に関しては習っていました(住んでいる地区の場合)。
日本語で英語の授業を受けることで、理解しているつもりだった英語をより文法的に捉えることができるようになるようです。
進研ゼミは補助教材が多すぎて正直こなしきれない気もしますが、アメリカで英語の家庭教師をつけるほど私(母)の気持ち(&スケジューリング)に余裕がないので、
- 進研ゼミで文法
- アメリカ現地校で英会話の実践
アメリカ生活3年目の目標は、英検2級合格。文章題やスピーキングはすでにクリアしていますが、文法と語彙がまだ少ないそう(問題集を解いた第1子の感想)。
おそらく日本の英語教育だと、アメリカで英語を良く話す第2子より学校の課題でエッセイを英語で良く書いている第1子のほうがうまくいきそうですが、できれば子供2人共同等の英語力を身に着けてもらいたいものです。
新年度から第3子はアメリカ現地小学校に進学するため、だらだらせずしっかり授業に参加してもらいたいものです
子供も親も、アメリカ生活2年になると意見を言うことにも抵抗がなくなってきたように思います母(私)の英語が一番怪しいのは言うまでもなく、私も引き続き英会話教室に通い続けます
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▼なぜか安いラルフローレン。よく買います。
▼お土産、毎年迷いますがリクエストも多いです。
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