我が家はアメリカ田舎駐在中の転勤族です。アメリカに住んで2年近くになります。
子供は3人。全員日本人がいないアメリカ現地校に通っています。
第1子幼児期にも1年と少しだけ海外赴任に帯同したことがあります。その時とは違って、海外赴任1年後に第1子がアメリカ現地小学校から現地中学校に進学しました。
進学したことで発生した、中学生の子供の悩み!!
今回は、実際海外赴任中の中学生の子供が感じている学校でのストレスに関する経験談ブログです。
*あくまで住んでいるアメリカ田舎での実体験です。予めご了承ください。
1.英語は苦手だけど、授業は簡単なアメリカの現地中学校
アメリカに住んで、もうすぐ2年になります。
日本で英語を全く勉強せず、海外赴任が決まった後も特に準備をせずに渡米した我が家の子供達。
▼渡米する前についていくかどうか迷った点。選択は良かったと思っています。
英語が話せないのに、アメリカの田舎なので日本人は1人もおらず。アジア人も少ないので差別を感じることもないです。どちらかというと、
「日本ってどこ?」
「日本にこの夏いって、少し日本語覚えたよ!こんにちわ」
と、興味がある人は話しかけてくれます。
▼正直、今なら「子供達、頑張ったな~」と思いますが、当時は「行って当たり前!」の母(私)最近「1年目は辛かった」と言われました
アメリカ生活も1年経つと、子供達の英語もかなりマシになりました。特に第2子は1年目も2年目も同じ小学校なので、とにかく楽しそうで英語の伸びも兄弟3人の中で一番です。おそらく、お友達に英語が通じているので自信が出てくるんでしょうね。いいことです
▼連れて行くか迷ったり、実際子供が海外に転校した後にどうなるかはこちら。
アメリカ現地中学校に進学した第1子は、一気に勉強が大変になりました。
とはいえ、元来真面目な典型日本人。
真面目に宿題をやったり授業を受けるだけで、成績はオール満点です。
▼自信のある算数の成績が悪くてクレームつけたらあがりました
正直、第1子の英語力は1人称や3人称もわからず、肯定文や疑問文がどれを指すのかも日本語だとわかっていないレベル(今、私が日本の中学校の教科書を見せながら教えています)。
リスニングと英文読解に関しては大学受験レベルでもわかるようですが、正直理解している英語にムラがあって
「本当に、現地中学校の授業についていけているの!??」
と不安になるレベルです。
中学生になるとクラスメートの英語も早い上に非常に難しくなるらしく、特にノリで話している男の子と話すときは英語がよくわからないそうです。授業は、ELA(English Language Arts、国語)だけは苦手のようですが、後の授業に関しては特に先生の英語が聞き取れないということもなく、困ってはいないそう。
「英語が話せない状態でアメリカに来たのに、アメリカに1年いただけで成績が良いって、アメリカの学校はどうなっているの???」
と思っている親(私)
▼1度目のアメリカ駐在は幼児だったので英語はすっかり忘れていましたが、リスニングはすぐにできるようになった第1子。
↓日本帰国時にも買っていますが、乾燥野菜だと日本から送ってもらうこともできるので送ってもらっています。他の駐在妻に聞かれましたが、普通に郵便局から送ってもらっています。家の近くでは買えないので、子供達も大好きなごぼうは必須!
2.アメリカの学校が簡単すぎて、日本に帰るのが不安でストレス
日本企業からの海外駐在中の我が家。海外転勤の場合、初めから駐在期間が決まっている企業もあるようですが、夫の働く会社では期限が明確に決まっていません。
基本は3年~5年と言われていますが、3年で帰る人はめったにいません。長い人で20年近く、同じ場所で海外駐在です。
駐在期間がわからず、子供が大きくなってきて困るのが、子供の教育。
夫の会社では、日本語が流暢ではないお子さん(といっても30歳近い)もいます。人生のほとんどを海外で過ごすなら、日本語が大事ではなくなるようです。
わが家の場合、日本語を話せるだけでなく、日本の教育をしっかり理解した子供になってもらうのが理想。食べ物もしつけも、「日本でやっていけるかどうか」を基準に生活しているつもりです。
そうなると、高校進学を日本にするか海外にするかの問題が出てきます。
第1子中学生のストレスは、アメリカ現地中学校が簡単すぎて、日本に戻ったときにやっていけるかどうか。
日本の通信教育をやったり土曜日にある日本語補習校に通ったりしていますが、日本にいたとき以上に漢字が苦手になりました。
特に、アメリカでは習わない日本の理科と社会に対しては、正直満足に理解できていません。数学に関しても、アメリカは簡単すぎ。
算数に関しては、アメリカに引っ越して1年経たずに、全米であるオンラインテストで上位1%に入る始末英語がわからなさすぎて校長先生から「可愛そうだから国語の全米テストは受けなくて良い」と言われた第2子でさえも、算数は上位1%に入っていました。
▼そんなことあるの!?学校を休んでいいと言われた、第2子
住んでいるのが特に学力の高い州でもなく、田舎の公立学校に通っていることも関係していると思いますが、英語を満足に理解していないのに成績が良いのが、逆に第1子を不安にさせているようです。
どんどん英語もわかるようになってきているのと、第1子は新しい環境に強く馴染むのが早いため
「高校もアメリカで通ってみる?」
と定期的に聞いていますが、
第1子中学生「高校は日本で行きたい」
と言っています。(第3子と年が離れており幼児のため、第1子に合わせて帰国すると第3子は英語が残らず。父親と離れる期間も長くなるため、できれば高校はどちらの可能性も残したいところ。)
勉強面以外でも、アメリカの子供達は化粧をしたりスクールバスの中で暴れたり、好きではないクラスメートが昼ご飯を食べるカフェテリアで近くに座っているだけで席を変えたりします。
そういった日本ではあまりありえないアメリカの中学校の状況も、第1子も好きではなさそうです。
今のところわが家の場合は第1子の高校受験に合わせて母+子供3人だけで日本に帰国予定。ですが、子供に
「アメリカ現地学校のレベルが低すぎて、日本に帰りたい」
と思わせるアメリカ現地中学校が悪いのか、そんなレベルの田舎の公立中学校に入れた親が悪いのか悩むところではあります。
でも、日本でも中学受験を検討していなかったのに海外で私立中学校、かつ、3人子育てしながらイベントや送迎を担当するのは、英語が苦手な母(私)には無理ですね
今は、来年度のクラス替えで小学校で仲の良かった、同じような成績の友人(同じ時に海外から転校してきたアジア人ハーフ)と同じクラスになることを祈っています。お友達と同じクラスになれば第1子の学校生活が楽になりストレスも減りそうです
日本でも海外でも同じですが、学校に通い続けたいと思わせてくれるお友達の存在は大事ですね
↓前回の一時帰国で30個ほどふりかけを買ってきましたが、残りがちなのはのりたま!毎日お弁当なのでちょっと変わったふりかけをもっと来たら良かったです。海鮮ふりかけもなくなるのが早かったです
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▼1度目の海外赴任が終わって本帰国したあとに書いた体験談。この経験は2度目の海外赴任に生きています
▼海外赴任を断ることも毎回考えていますが、我が家は無理ですね…
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