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子供が、日本人の海外ペンパル
になりました。それも、日本語で!

アメリカに住む日本人に頼まれて、日本に住む小学生のペンパルになりました。どういったやり取りをしているのか、どういった学びがあるのか、どういったことを書くとアメリカ側から返事が書きやすいのか。

日本の小学生とペンパルとして手紙のやり取りをしている子供の体験談です。



1.アメリカに住む子供と日本に住む子供が日本語でペンパル

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アメリカに住む日本人から依頼を受けて、日本の小学生数人と第1子中学生がペンパルとして手紙のやり取りをしています。

それも、英語ではなく日本語で

声をかけられたのはアメリカに住む日本人の小学生・中学生でしたが、おそらく希望者は少なかったようです。日本語を読むことが出来ても、書くことが苦手なアメリカ在住日本人はたくさんいます

第1子「希望者が少なかったら対応します。」
と返答したところ、即採用されました。そして、手紙を書くスピードも早いので(真面目)現在5人の日本人小学生のペンパルをしている状況(まだ増えるかも…)

初めは
海外ペンパル、英語じゃないと意味がないのでは?
と思わなくもなかったのですが、送られてくる手紙を読むと日本人ならではの感性や視点・学校設備などに関して書かれていることが多く、駐在の我が家の子供(中学生)でも
第1子「◯◯って何?」
と聞いてくることがあります。

なので、日本と海外(アメリカ)の生活の違いを知るうえでは、日本語でのペンパルも意味があると感じています

↓アメリカ人と会話できても、文法がさっぱりの第2子。日本の英語教育も大事です


↓アメリカでチェスは学校でクラブがあるほど一般的。出来たほうが良いです。子供は初心者のままチェスクラブに入りました。

↓世界共通のボードゲームは言葉の壁なしに楽しめるので、身につけておいて損はないです。これもアメリカで購入しましたが日本のほうが安い


2.海外ペンパルをするメリット・効果

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ペンパルをするメリットは
  • お互いの国の文化がわかる
です。

また、英語だと日本の生徒は英語の勉強になるのかもしれません。その場合、海外(アメリカ)側は日本の文化を知ることができることが唯一のメリットになります。

今回、日本に住む日本人とアメリカに住む日本人の第1子が手紙でやり取りしています。

我が家は転勤族で日本の保育園・幼稚園・小学校に通ったことがあります。日本人なので、日本文化に関しての手紙は不要。

私(母)が日本人とペンパルになるメリットとして考えたのが
  • 日本の小学生の字の丁寧さがわかること
  • 私立小学校のレベルがわかること
です。

日本語(書くこと)の綺麗さ。

子供の通っているアメリカ現地小学校・中学校には日本人生徒はいないため、子供達は1日中英語を書いて英語で話しています。日本語を書く機会が少ないので、日本語を書くことはあまり上手にならず。第2子に関しては日本にいたときよりも汚くなっています。

日本の小学生が丁寧に書いた手紙を見れば、我が子も同じように丁寧に日本語で返事を書くのではないかと思いました。

今回ペンパルになったのは、全員日本の私立小学生。我が家は公立小学校にしか通ったことがないので、日本のお受験を突破した子供達がどのようなレベルなのか興味がありました。

実際にペンパルを始めてみると、私立小学校ならではの制服やカリキュラムについて手紙に書いていることが多く、日本で通っていた公立小学校にはなかった取組もあって興味深いです。




3.ペンパル、手紙に書いた内容の例

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実際のペンパルとしてのやり取りの一部を紹介します。

日本の子供は、アメリカに住んでいる日本人なので自分の私立の学校の特色を書いている感じがあります。そのため、
  • 学校にある施設
  • 給食
  • 部活動
  • 制服
    タブレットなどデジタル機器を使用した学習
について書かれていました。そして、基本的には
「アメリカの学校施設(給食・部活動など)はどんな感じですか?」と最後に質問がついています

1通目は必ず日本側の子供なので、我が子は返信を書くことにしています。

学校の先生のチェックが入っているためだと思いますが、全体的に一般的な会話にしやすい内容で返信し易い内容ではあります。ただし、学校(敷地内で建物外)についての質問には我が子は困っていました。なぜなら、手紙に書かれていた学校内の施設(景観?)は人生のほとんどを日本で過ごしている私(母)でさえも、聞いたことはあるけれどあまり一般的ではないものだったから。

当然我が子は理解できず、漠然としたものなのでイメージも出来ていないと思います
私立小学校ならではの設備ですが、全く一般的ではないものは返事にも困っていました。

↓中学校から進研ゼミに変えてみたら、英語教育の充実がすごい!リスニングライティング(小論文)は高卒レベルなのにbe動詞もわからなかった子供達英語補助教材が大変役に立っています。


4.ペンパル、こういった内容もおすすめです

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アメリカでは、日本に興味を持っている人と、どこにあるのか国なのかもわかっていない人もいます。世界中で同じような人がいると思われます。

日本に興味を持っている人や日本のことを少しでも知っている人(海外在住日本人)とのペンパルにおすすめの会話は
  • 近くにある有名な観光地や日本のどの位置に住んでいるのか
  • お菓子(流行っているお菓子や、よく食べているお菓子)
  • 放課後の過ごし方(習い事もしくは友達と遊ぶ、児童館に行くなど)
  • 夏休みはどのように過ごしているのか
  • 今一番欲しいもの、行きたい場所
  • 好きな教科や嫌いな教科
日本人のペンパルからの質問に学校設備などがありましたが、子供の通うアメリカ現地中学校は学校にいる間は一切外に出られません。スクールバスに玄関の前で降ろされて、授業が終われば玄関にきたバスにのって帰宅します。よって、学校内(建物の外)に何があるのか知らないと思います。日本と異なり部活なども完全に親が申し込み、コーチとのやり取りも親がするので、他にどんな部活があるかどうかも知らない生徒も多いと思います(親が部活後や試合に送迎できることが必須のため)。

今のペンパルとのやり取りから、もっと気軽に返信できる内容だったら良いのにと思うことはあります。おそらく、我が子以外の返信が遅いのもそのためかと思われます

我が子が嫌がっているペンパルからの手紙は、制服に対する質問や情報

アメリカには一部の私立の学校にしか制服がないため、普段見かけることもありません。日本の制服に対して細かく書かれていても、そもそも日本の基準(普通)の制服がわからないので全く興味が持てないようです。

そして、制服に対して書いているペンパルが多すぎて、正直取りまとめている団体にマッチングされないペンパル募集の手紙が残っています。流石の我が子でも、
「制服に関して書いている手紙には、もう返事を書きたくない」
とのことでした

とはいえ、日本の小学生が丁寧に書いてくれる手紙には、我が子(中学生)も丁寧に返信しています。日本の子供が漢字にはふりがなを書いてくれているのも、相手を思いやる気持ちからですね(確かに、漢字が読めない日本人の子供も多いです)。

丁寧に書かれた手紙は相手の気持ちもこもってるので、自然と返事も丁寧になり、よい日本人との文章のやり取りになっています

おそらく1つの手紙に1つの内容を書くようにしているのだと思いますが、返信しやすいようにペンパルへの手紙には2、3の話題があると返事はしやすいかと思います。興味のない話題は短く、興味のある話題に多めに文章を書けるようにできるといいですね。

海外生活に興味がある人は、ぜひ日本語でもいいので海外ペンパルを探してみてください

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