アメリカ・メリーランド州ボルティモア(ボルチモア)で、コンテナ船が衝突して橋が崩落しました。
ニュースを読んだ時、「アメリカではこんなに簡単に橋が壊れるんだ!」というコメントも見かけました。
そもそも、ボルティモアってどこ?橋が落ちた後の影響は?
たまたま橋が落ちた翌週にボルティモアを車で通過する機会があったため、アメリカ現地の交通事情とともにボルティモアの現在の様子をレポートします。
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1.ボルティモアにあるフランシス・スコット・キー橋が崩落
2024年3月26日、アメリカメリーランド州ボルティモアのパタプスコ川にかかるフランシス・スコット・キー橋の支柱にシンガポール船籍のコンテナ船「ダリ」が衝突し、橋の補修工事をしていた作業員8人が川に落下しました。亡くなった方や行方不明の方の御冥福をお祈り申し上げます。
アメリカはあっさりしたもので、「水温が低いので生存確率は低いだろう」とさっさと捜索作業を打ち切り合理的な国です。
そもそも、ボルティモアに掛かる橋はどれぐらい利用するものなのでしょうか?
↓アメリカ旅行、充電器は必須。2台持ち歩いています。シャイニーピンクですが、意外と汚れません。
2.ニューヨーク⇔ワシントンDC間の車移動は、ボルティモアを通る
アメリカ東海岸のニューヨークシティとアメリカの首都ワシントンDCの位置関係を図で確認してみると、このようになります。
北東にニューヨークシティ、南西にワシントンDCがあり、ワシントンDCの手前にボルティモア(ボルチモア)があるという位置関係。
ボルティモアに橋が落ちた時、数日後にニューヨーク⇔ワシントンDC間を車で移動することを知っていた英語の先生や日本に住む両親から、
「移動中じゃなくてよかったね!」
と言われました。
なんとなく近くを通ることは把握していましたが、よくよく地図を見てみると
落ちた橋は右下のフランシス・スコット・キー橋。この橋より海側(東側)には橋は1つもなくて、陸側の1本目がI-895という高速道路。ナビで調べてみると、今回のニューヨーク⇔ワシントンDC間の移動でI-895を通る予定!
私「もしかしたら、近くを高速道路で走っているときに橋が落ちている様子が見れるのだろうか」
と不謹慎ながら興味はありました。
↓住んでいるアメリカの田舎では使っている人は見たことはありませんが、都会の駐在妻は必須アイテムだそう。逆に持っていなくて他の奥様に教えてもらおうとすると揉めるそうです準備は大事ですね。
2024年3月30日、ニューヨークシティ方面からワシントンDCへ向かって車を走らせました。
当日は快晴。ボルティモアに入る前の高速道路も、渋滞して動かないということはありませんでした。
ただ、高速道路上の電光掲示板の注意喚起は
「フランシス・スコット・キー橋はクローズしているから、他のルートを使ってください」
と表示あり。
夫「いや、アメリカ人全員わかっているでしょ!!?」
と言っていましたが、ニュースを見ていない人もいるかもしれないし大事ですね。
電光掲示板で橋について注意していたのは、この1つのみ。途中で「フランシス・スコット・キー橋方面」という分岐が合った際に思ったより多くのトラックや車が分かれていったので
夫「まさか、アメリカ人がフランシス・スコット・キー橋が落ちたことを知らないとかないよね・・・」
と言っていました
我が家はフランシス・スコット・キー橋の1つ北を走るI-895を走ることになっていたので、
「窓から落ちた橋が見えるのか?」
と思っていましたが、実際に走ってみるとI-895は地下道!
日本の青函トンネルなどのように、I-895のボルティモアのパタプスコ川を渡る部分は水中道路でした!
それも、幅もそれほど広くなく、私達の前後にはトラックは見当たりませんでした。
渋滞はなく走りやすくはありましたが、この様子だと
「橋が落ちたことで、物流関係の車はかなり大回りをするのでは」
と心配になります。
実際、ボルティモアにある落ちた橋のあるあたりの港は、首都ワシントンDCに近いこともありワシントンDCに物資を運ぶ船が多かったようです。そのため、ワシントンDCあたりの物流には影響が出るとか、既に車関係は影響を受けていると聞くこともあります。
少しだけ野次馬心もありましたが、フランシス・スコット・キー橋はわざわざ主線の高速道路から外れるか降りるかしないと見れない橋
であることは間違いありません。
アメリカは、中国のように突貫(手抜き)工事ですぐに橋をかけることはありませんが、動きも遅いので再建設までかなり時間を要しそうです
↓第2子の通う現地小学校で非常に流行っているスタンレーのマグ。アメリカの製品の中では一番保冷保温が良いと、先日あった自由研究発表会で同級生が発表していました
ボルティモアを通過する前に、wikipediaでボルティモアのことを調べていてびっくりしたのが、人種比率。
Wikipediaによると、ボルティモアの人種的な構成は
ちなみに、我が家(駐在)が現在住んでいる州(田舎)の人種比率は、約80%が白人です。普通に生活していて、黒人に出会うことはなく日本人と偶然会うこともありません(子供の通う現地学校にも日本人はいません)。普段生活していて、危ないと感じたこともありません(近所なら親なしで行動可能。ご近所さんとお互いOKにしています)。
首都ワシントンDCも、実はボルティモアと同じような人種構成。ワシントンDCはマリファナ臭くて浮浪者も多かったので、ボルティモアはそれ以上に危険かと思われます。
アメリカの田舎とはいえ、実際アメリカに住んでいる私達でさえワシントンDCは安全でないと感じたので、ワシントンDCやボルティモアなどの都市に行く場合は日本人はトラブルに巻き込まれないように注意が必要です。
↓黒人はでかでかとしたブランドバックを持ち歩いています。旅行は軽くてブランド名がわかりにくいものが行動しやすいです。ワシントンDCの美術館は、リュックサックを背負っていたら2度も注意されました
北東にニューヨークシティ、南西にワシントンDCがあり、ワシントンDCの手前にボルティモア(ボルチモア)があるという位置関係。
ボルティモアに橋が落ちた時、数日後にニューヨーク⇔ワシントンDC間を車で移動することを知っていた英語の先生や日本に住む両親から、
「移動中じゃなくてよかったね!」
と言われました。
なんとなく近くを通ることは把握していましたが、よくよく地図を見てみると
落ちた橋は右下のフランシス・スコット・キー橋。この橋より海側(東側)には橋は1つもなくて、陸側の1本目がI-895という高速道路。ナビで調べてみると、今回のニューヨーク⇔ワシントンDC間の移動でI-895を通る予定!
私「もしかしたら、近くを高速道路で走っているときに橋が落ちている様子が見れるのだろうか」
と不謹慎ながら興味はありました。
↓住んでいるアメリカの田舎では使っている人は見たことはありませんが、都会の駐在妻は必須アイテムだそう。逆に持っていなくて他の奥様に教えてもらおうとすると揉めるそうです準備は大事ですね。
3.ボルティモアの高速道路は地下!
2024年3月30日、ニューヨークシティ方面からワシントンDCへ向かって車を走らせました。当日は快晴。ボルティモアに入る前の高速道路も、渋滞して動かないということはありませんでした。
ただ、高速道路上の電光掲示板の注意喚起は
「フランシス・スコット・キー橋はクローズしているから、他のルートを使ってください」
と表示あり。
夫「いや、アメリカ人全員わかっているでしょ!!?」
と言っていましたが、ニュースを見ていない人もいるかもしれないし大事ですね。
電光掲示板で橋について注意していたのは、この1つのみ。途中で「フランシス・スコット・キー橋方面」という分岐が合った際に思ったより多くのトラックや車が分かれていったので
夫「まさか、アメリカ人がフランシス・スコット・キー橋が落ちたことを知らないとかないよね・・・」
と言っていました
我が家はフランシス・スコット・キー橋の1つ北を走るI-895を走ることになっていたので、
「窓から落ちた橋が見えるのか?」
と思っていましたが、実際に走ってみるとI-895は地下道!
日本の青函トンネルなどのように、I-895のボルティモアのパタプスコ川を渡る部分は水中道路でした!
それも、幅もそれほど広くなく、私達の前後にはトラックは見当たりませんでした。
渋滞はなく走りやすくはありましたが、この様子だと
「橋が落ちたことで、物流関係の車はかなり大回りをするのでは」
と心配になります。
実際、ボルティモアにある落ちた橋のあるあたりの港は、首都ワシントンDCに近いこともありワシントンDCに物資を運ぶ船が多かったようです。そのため、ワシントンDCあたりの物流には影響が出るとか、既に車関係は影響を受けていると聞くこともあります。
少しだけ野次馬心もありましたが、フランシス・スコット・キー橋はわざわざ主線の高速道路から外れるか降りるかしないと見れない橋
であることは間違いありません。
アメリカは、中国のように突貫(手抜き)工事ですぐに橋をかけることはありませんが、動きも遅いので再建設までかなり時間を要しそうです
↓第2子の通う現地小学校で非常に流行っているスタンレーのマグ。アメリカの製品の中では一番保冷保温が良いと、先日あった自由研究発表会で同級生が発表していました
4.ボルティモアの治安
ボルティモアを通過する前に、wikipediaでボルティモアのことを調べていてびっくりしたのが、人種比率。
Wikipediaによると、ボルティモアの人種的な構成は
- 白人31.63%
- アフリカン・アメリカン64.34%
- 先住民0.32%
- アジア1.53%
- 太平洋諸島系0.03%
- その他の人種0.67%
- 混血1.47%
ちなみに、我が家(駐在)が現在住んでいる州(田舎)の人種比率は、約80%が白人です。普通に生活していて、黒人に出会うことはなく日本人と偶然会うこともありません(子供の通う現地学校にも日本人はいません)。普段生活していて、危ないと感じたこともありません(近所なら親なしで行動可能。ご近所さんとお互いOKにしています)。
首都ワシントンDCも、実はボルティモアと同じような人種構成。ワシントンDCはマリファナ臭くて浮浪者も多かったので、ボルティモアはそれ以上に危険かと思われます。
アメリカの田舎とはいえ、実際アメリカに住んでいる私達でさえワシントンDCは安全でないと感じたので、ワシントンDCやボルティモアなどの都市に行く場合は日本人はトラブルに巻き込まれないように注意が必要です。
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