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海外転勤は突然!

日本で英語を全く使っていなかった大人(駐在妻)がアメリカに来ても、急には英語は話せません
(厳密にいうと、駐在1年半を超えても、英語が苦手な私)英語が話せなくても、転勤族は誰の助けもなしに日本と同じように生活を立て直す必要があります

こんな英語さっぱりの駐在妻が日本人のいないアメリカ田舎に来たときにやってしまった英語失敗談です。

事実ですが、今思うと「こんな失敗するの、私だけでは…」と思っています



1.初対面の学校の先生を下の名前で呼ぶ

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アメリカに引っ越したのは、6月下旬のアメリカ夏休み中。住んだのは、一軒家の借家。夫の会社の前任者からの引き継ぎで、同じ家に住みました。初めに会ったのは近所に住む大家さんでしたが、夫婦ともに下の名前のみの自己紹介。

「I'm David!」

アメリカの夏休み中に渡米しましたが、散歩していたら出会う近所の人も皆
I'm Sally.

と下の名前だけで挨拶されたのでので、
私「アメリカでは、誰でも下の名前で呼ぶんだ。」
と勘違いした私。

第1子は当時5歳。9月の新学期からアメリカ現地小学校のKindergartenの学年に入ることが決まっていました。地域によるのかもしれませんが、住んでいる地域では

小学校=Kindergarten~5年生

の6学年です。年齢は、日本と同じ。子供は日本で言う早生まれなので、1年生になるのは日本のほうが先ですが小学校に入るのはアメリカのほうが先でした(Kindergartenで入るため)。

英語が全くわからない子供達。
夏休みに、新しく通うアメリカ現地小学校の英語の補講を担当する先生から
「夏休みの間に学校で英語の個別レッスンをしますよ」
と連絡をもらったので、参加することにしました。

メールでやり取りをして知った先生の名前は、エリザベス+名字。名字はスパニッシュ系なのか、名字の間にアポストロフィ(’)が入っていました。そのため読めず。

先生と初対面で
「Nice to meet you, Elizabeth」
といった、英語がさっぱりの駐在妻(私)。

即座に先生から
学校では先生をFirst Nameでは呼びません。名字で呼んでください
と注意されました

子供の前に、先に怒られた私やっちゃったな~と焦りました

今でも思いますが、日本で全く英語を使わなかった大人がアメリカに来ても、英語は話せません。日本人の英語は、思っている以上にアメリカ人に伝わりません。

たまに日本人英語を話しているのに英語を話す外国人と会話出来ている人を見るとびっくりします。おそらく、本人ではなく相手が日本人の英語を聞き取るのが上手なのではないでしょうか?頑張って話そうとするため、私の英語が伝わらないだけ???

私はこの第1子の英語の先生に
「Canada(カナダ)」
と言いましたが、全く通じませんでした

渡米して数日で英語の洗礼を受けた、駐在妻の英語です

▼2度目のアメリカ駐在。英語を全く習わず連れてきたら、当然苦労しました凝りてませんね…


▼おそらく真面目に英語を勉強している駐在妻のはず。週3で3つのスクールに通っても、アメリカ人との日常会話は大変です


↓アメリカ人、なぜか車の上にスマホを乗せたまま走り出してしまう人が多い…!!「日本だとなくしたものが戻ってくる」と言われていますが、そもそもなくし過ぎ!アメリカには工夫された便利道具がないのと品質が低いので、スマホ用品も日本で購入「どこで買ったの?」「JAPAN!」はよくあります




2.毎週?隔週?

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こちらもアメリカの学校で母(私)がやってしまった失敗談です。

現在2度目のアメリカ駐在中の我が家。1度目は1年で日本に帰りましたが、現在は1年を超えました。年度初めに子供の通うアメリカ現地小学校から
「保護者は1年間に3つほどボランティアをしてください」
と書かれた紙をもらってきます。

1年目は英語もアメリカの仕組みもさっぱりなので、スルーしました
2年目は、とりあえずボランティアができるように登録。アメリカでは、学校でボランティアをするためにも犯罪歴などをチェックをあらかじめ受けてボランティアに登録する必要があります。
2017年は無料でしたが、2022年の2度目のアメリカ駐在では有料になっていました。

有料ですが、学校ボランティアに登録した私。

「少しは学校のためにできることをしたほうが良いのではないか」
と、英語を話さなくてもなんとかなりそうな『図書室ヘルパー』ボランティアに応募。学校の図書室に返却された本の返却処理をしたり、返却処理を終えた本を棚に戻すボランティアです。

ボランティアの予定を組む担当の方から、
You're signed up to start on Monday, October 30 and come every other week after that.
と連絡が来ました。

翻訳機を使えばよかったのですが
私「初回が30日でeveryがついているから、そこから毎週月曜日に行けばいいんだ!」
と思った私。

初回に予定通り図書室でボランティアをし、次の週も行ってみたら他のボランティアのお母さんが。

アメリカ人ママさん「なんで来たの?」
という感じだったので、焦る私。説明されても慣れていない人の英語は聞き取りにくいので
私「すいません、英語が苦手なので…でも、メッセージに毎週って書いていた気がするのですが」
と言いながら、とりあえず図書館の司書の先生が
「お手伝いは歓迎よ~」
と言ったのでボランティアをすることに。

ボランティアをしながら初めにもらったメールを必死に探していたら、ありました。
「Every other week」

翻訳機にかけてみたら、
every other weekの意味は、隔週」!!

「every other weekの意味を勘違いしていました」とアメリカ人ママさんに伝えて、翌週も大人しく予定通りにボランティアに

他の駐在妻の方と話したことがないのでわかりませんが、私の住んでいる地域では英語を話せない人がほとんどいないため、英語を簡単に話してくれたり翻訳機を使ったやり取りをするということは一切ありません。

「英語が話せないのにボランティアに参加するのはそもそも間違えでは?」
という気がしなくもないですが、何事も挑戦ということで自分に負荷をかけています

↓私は英語が苦手なのに根性で乗り切っていますが(昭和の人間)、都会の駐在妻はレンタルの翻訳機を使う人もいるそうです。シチュエーションによっては、あったほうがいいですね。


3.英語で失敗をする利点

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英語で失敗を繰り返している私(駐在妻)ですが、失敗して良いこともあります。

英語が苦手ながら、話すしかないのでとりあえず英語を話している私(母)。第1子中学生1年生や第2子小学5年生はそんな私の姿をみているからか、英語が話せないまま日本人のいないアメリカ現地小学校に入れてもなんとか頑張っています

第1子は、アメリカ現地中学校の授業は全部理解できないため、家で必ず復習をしています。第2子は英語の文法が無茶苦茶ですが、いろいろな友人と話しているようです。

第2子の英語を聞いていると、
私「こんな英語でアメリカ人に伝わっているの!??
と思うことも多々ありますが、なんとかなっているよう。それも、第2子自身はそれほど気にしていません。

最近になって
第2子「sはいつつけるの?動詞?動詞って何?名詞にもsがつくの?」
と、日本の中学生なら初めに習いそうな英語の文法に頭を悩ませています

アメリカで日本語で書かれた英語の文法の本を持ってきていない&日本の中学生の英語の教科書がないので説明しにくいです。私の高校時代の参考書を持ってきているので、それで説明しています

↓やはり、日本の英語教育にも意味があります。基礎は大事。

正直、40歳を超えた駐在妻では英語の劇的な伸びは期待できないため(そもそも、日本語の国語でさえも苦手な元理系)、『あたって砕けている親の姿を見て子供の糧になれば幸い』と思っていました。今日も、閉店セールをしているお店のレジでの割引額が気に入らなくて、「この価格なの?それならキャンセルしたい。」その場で返品した私でした
(アメリカあるある、売り場に貼ってある値段とレジの値段が違う!写真を取っておいて値引きしてもらうこともありますが、今日は元々怪しかったので「値段が思っていたのと違うからキャンセルしたい!」と終わらせましたお金関係の英語は頑張ります

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