アメリカの一軒家がイメージと違った!
アメリカ田舎に駐在中の転勤族です。アメリカに転勤が決まったとき、なんとなく
「アメリカの一軒家なら、こんなイメージかな」
と漠然としたイメージを持っていた駐在妻の私。けれど、住んでみると全く異なりました。
アメリカの田舎にも、「日本並み、もしくは日本以上に小さいのでは!?」と思う家はたくさんあります。
実際に駐在の我が家が住んでいる家や、想像とのギャップについてご紹介します。
*あくまで個人の見解です。正直な感想ですが、日によって味が違う可能性もあります。
1.アメリカの一軒家、大きい家は大きい!小さい家は小さい!
↑アメリカの家のイメージ図。ここまでの大きさではなくても、こんな外観の家に住めるんだと思ってました…
有名な第2次世界大戦後のジョークで、
「アメリカ人の家に住み(家が広々)、イギリス人の執事を雇い(優秀でお金をごまかさない)、フランス人のシェフを雇い(フレンチが美味)、日本人の妻をめとる(貞淑でおしとやか)。」
と言われていました。
後半の「貞淑でおしとやか」はもはや時代錯誤では?と思う私ですが(少なくともおしとやかの逆)、アメリカの家が広いというのは、よく言われています。
日本の本州のサイズとアメリカのカリフォルニア州のサイズが同じぐらいと言われています。
そんなひろーいアメリカなので、当然土地もたくさんあります。
アメリカの家は半地下や地下があることも多いので、正直見た目以上に大きいことが多いです。
ただ、アメリカでも小さい家を好む人も。特にお年寄りは
「家をダウンサイズしたい」
と70歳を超えてから住み慣れた家を売って住み替える人も。
私の住むアメリカ田舎でも10LDKを超えそうな家の横に「1階建ての1LDKなのでは?」と思う家も建っていて、家族がいたりすると
「どうやって寝ているの?!」
と思ったりも。そもそも、玄関もなくバスタブがないこともあるので、その分家は小さくて済むのかもしれません。
日本以上に収入格差が大きい国なので、ホームレスをほとんど見ない(おそらくいない)アメリカの田舎でも家の大きさはピンキリです。でも比較的裕福な知り合い(日本人ではない)が多いのですが、家にお邪魔すると家の広さや豪華さは日本とは比べ物になりません。そして、とてもきれいなのでどうやって保っているのかびっくりです
↓料理に使う醤油以外は日本から持参。色々な種類を持ってきています。
▼穏やかにアメリカで過ごすためには、日本から準備が必須! |
2.実際に住んでいるアメリカの賃貸一軒家の間取り
↑よくみると、住んでいたアメリカの1軒目の賃貸に似ています。芝生は枯れてましたが
我が家は、アメリカ駐在&長期出張も数回目。そのため、夫はアメリカの賃貸に6軒住んだことがあります。今回は、一軒家をご紹介します。
1度目のアメリカ駐在時に住んだ家は、地上1階、半地下ありの物件でした。
おおよその間取りはこんな感じ。
築50年!!
3L+D+K+2台分の室内車庫。独立トイレ1つと、ユニットバス(トイレ+浴槽シャワー)。
階段を降りた半地下は1階と同じ広さがありましたが、車庫と玄関の下あたりまでは洗濯機やユーティリティ関係、工具類がおいてある部屋でした(窓なし)。
この家は同じ会社の駐在から引き継いだため、既に過去に帰国した駐在がおいていった家具が集まっていました。そのため、ダイニングテーブルも1階と半地下に2つ、どちらも8人がけ。ダイニングテーブルをおいても、ダイニングは十分な余裕あり。47型のテレビも置いていました。
主寝室は、キングベッド+クイーンベッド+タンスがおける広さ。そのため、当時幼児だった子供達と家族4人で1部屋に十分寝られました。
子供部屋には、日本の屋外で偶に見るプレイハウスも前任者はおいていったので引き継ぎましたが、このプレイハウスを室内においても部屋の1/5も埋まっていませんでした。
↓アメリカ人の女の子が遊びに来たら、天井からジャンプして遊びだしたやつ
ちなみに、数代前の前任者は夫婦2人でこの家に住んでいました
そう思うと、アメリカの家は日本より広いです。
アメリカ2度目駐在。
また、賃貸一軒家になりました。アパートやタウンハウス(プール・ジム・バーベキューサイトがついている)も探しましたが、元々賃貸物件の少ない都市なので3LDK以上のアパートが見当たらず、2LDKでも空きが出ず。5人家族には辛い!(会社の規定で、家族の人数に関わらず補助額一定…)
やっと見つけた借家がこちら。
以前にアメリカで住んでいた家を比べると、かなり狭いです。
部屋数は、同じく3部屋。しかし、子供も大きくなった上に1人増えて、子供3人。主寝室だけでも以前の家より狭いです。そのため、子ども部屋にも2段ベッドを入れました。
玄関は外と同じ高さですが、ドアを開けてすぐに階段。階段を上がるとメインフロア、下は半分は部屋兼物置と半分はユーティリティ・洗濯機と乾燥機・物置です。
アメリカ赴任前に首都圏で住んでいた3LDK85平米の賃貸マンションと少し似ているので、アメリカの家にしては使いやすくはあります。玄関入ってすぐに階段で上と下のフロアがあるタイプの家ですが、住んでいる都市だと同じ外観の家をよく見ます。他州や他都市では見かけたことがありません。
築20年。
ただ、大きな問題が1つ。
ユニットバス1つしかありません個別のトイレなし!
アメリカ人「5人家族でトイレ1つだと家が狭いんじゃないの?引っ越したら?」
と言われます
人は呼べません!
家を借りる際に
大家「毎月追加で300ドル払ってくれるなら、半地下にトイレを増やしてあげるわよ」
と言われましたが断りました。
300ドル✕4年(48ヶ月。最長で住む予定の期間)住んだら、14400ドル216万円!(1ドル150円計算)
賃貸のトイレ1つに216万円は嫌です!
駐在妻の私の立場から言うと、気に入っているのは今住んでいる2軒目。
私「アメリカだと、日本より大きな家に住める!」
と思っていましたが、正直広さよりも使いやすさだったり築年数だったり設備だったりのほうが生活の質に影響を受けます。
▼冷蔵庫の物件に含まれていますが、性能はピンキリ。我が家は旧型
日本人は狭い家に慣れていますが不便な家には慣れていないので、長年住んでいても資産価値が落ちないと言われているアメリカの家でも新しい家のほうが良いと思っています
1つ目の築50年の家にはエアコンもついていませんでした(アメリカでは日本のようなエアコンは主流ではありません)。
これから家を選ぶ方、全てを優先することは出来ませんが参考になれば幸いです
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