アメリカで、食品を返品・交換したい!
昔(2010年頃)と比べて、アメリカでも返品・交換には
- レシートが必須
- 支払いしたクレジットカードが必要
- 購入からの期限がある
アメリカでは、日本より返品に対するハードルは低いです。それでも、毎回返品する場合は気持ちがソワソワします。
今回、アメリカ田舎駐在が体験した、アメリカのスーパーで食品を購入し、その後不具合が見つかった場合の返品交換について、日本とは違うやり方をご紹介します。
*実話ですが、アメリカは広いので一例となることご了承ください。
1.アメリカで高確率で割れている卵
かなり知られている話ですが、アメリカではスーパーで売られている卵が高確率で割れています。
1つの卵ケースを買うのに、10ケースぐらい開けることも…
売り場で買い物カートに入れる前に割れた卵を見つけられるといいのですが、なかなか気づかないことも。
アメリカあるある、購入した後にお菓子の賞味期限が切れていることに気づくことがあります。けれど、私の場合は家に帰った後の食品は諦めていますそのため、アメリカ人よりも売り場で賞味期限を入念にチェックします。
最近、ちょっと家からスーパーに買い物に行って豚肉の消費期限を入念にチェックしていたら、知り合いの日本人に声をかけられました1人だけ売り場にとどまっていたので、怪しく見えたのかもしれません
このあたりが、日本に帰った後に海外暮らしの人が浮く理由でしょうね。アメリカ生活をすると良くも悪くも、周りの目を気にしなくなります。
▼過去最高値だった、卵の価格。2024年は落ち着いています。
▼住んでいるアメリカ東部の物価。西海岸や都会とは全く異なるかも?
2.会計後に卵が割れていることに気づいて交換したい場合
売り場で卵が割れていないか入念に確認していても、レジで会計をしているときに割れに気づくことがあります。卵だけではなく、以前シールパッキングされているサラダの封が既に開いていて、セルフレジを使っているときに中身が出てきたことも!
諦めて、帰る?
私の場合は、後でモヤモヤするのが嫌なので英語が話せなくてもその場でお店の人に言います。
↓まさしく、今日あった出来事。
私「卵を買ったんだけど(と卵を見せる)」
係のおばあちゃん「Oh! Wonderful!」←ワンダフル?アメリカあるある、とにかく褒められる
私「卵が割れているのに今気づいた。」
アメリカでは老人も働いているので、老人だとケースの中の卵の割れが見えないことも
「ここにヒビがあるんです!!」
と、なけなしの語彙で何度も説明して
「替えてもいい?」
と聞いたら、
「いいわよ~」
で、係のおばあちゃんは去っていきます。
アメリカでは、交換したいものは自分で売り場に取りに行きます!(*住んでいる地域のウォルマートの場合)
会計後に買ったものを袋に入れた状態で売り場に戻る。そして、商品を入れ替えたらそのままレジを通らず外にでる。
日本だと、レジで申し出たら、係の人が新しい商品を持ってきてくれることが多いと思います。買い物後に売り場に戻ると、盗んでいるようにも見えませんか?
いつも返品しているのはウォルマート(アメリカの大衆スーパー)ですが、ウォルマートの店舗によっては出口でレシートを確認する係員がいるそうです。(家から2番目に近いウォルマートが、出口チェックあり)近所のウォルマートは出口の係員を見たのは、休日の1度のみですが、それも、私が会計を終える頃にはいなくなっていました。
また、卵売り場は最寄りのウォルマートでは入り口から1番遠い!
取りに行くのも面倒ですが、
『購入した後の紙袋を持った状態で売り場に戻って卵を再度チェックして購入したものと入れ替える(割れていたものは、売り場に戻す!)』
という作業、毎回少しドキドキしながらやっています。
ウォルマートやいくつかのアメリカのスーパーは、
「レシートを印刷しますか、メールで送りますか?」
と出ますが、私は必ずレシートを印刷しています。英語が苦手な場合、レシートの印刷は必須。
今のところ、怪しい動きをしていても呼び止められたことはありませんが、自分でも怪しいと思っています!アメリカ人は察してくれている!??
▼円安でもラルフローレンは安い!
↓海外にいると断然欲しくなる、日本の物。スーパーでは葛湯は冬しか置いておらず、ネットで取り寄せています。意外と他国の人に日本独自の物を振る舞う機会も多いです。英語のクラスで毎月パーティがあります
↓夏に日本に一時帰国する際に日本で注文しておいた名入れペンを先生にプレゼントしていますがおすすめ。フリクションなど、日本の品質がわかるものが◯。食べ物よりも好き嫌いがなく、日本製品のアピールにもなります。
3.アメリカは寛容?自分が失敗したけれど、交換してもらった話
アメリカでの卵チェックは必須ですが、逆にそれが原因で失敗したことも。
いつもの通り、ウォルマートの売り場で卵チェックをしてセルフレジへ。近所のウォルマートは、ほぼセルフレジです。
アメリカはプラスチック削減の影響で、住んでいる州ではナイロン袋の使用が禁止になりました。紙袋なら無料でもらえるため、ウォルマートでは紙袋を使っています。
普段は12個入りの卵を購入しますが、その日は18個入の卵を購入しました。(後日、この理由も書く予定)
↓こちらがウォルマートの12個入りの卵。
18個入りの卵は紙袋の底にうまく入らず、そして18個入りの卵ケースは12個入りよりもケースがしっかりしていません。そして、割れのチェックをしていたときにケースの閉まりが悪かったようで、
セルフレジで自分でスキャンした後に、紙袋に入れたら卵がケースから出て全部紙袋内に落下!!
紙袋の中でぐちゃぐちゃになった卵。持ち帰って使えるレベルでもなく…
とりあえずその時の係員の若いお姉さんにダメ元で
「卵が割れたんだけど、替えてもらえる?」
ときいたら
「いいわよ!」
と割れた卵の入った紙袋を持っていきました。
「ラッキー!ありがとうお姉さん!」
と思いながら他の商品のスキャンを終えて支払いをしお姉さんのところに行くと、他の店員さんと談笑。
私「あの~…卵は…自分で売り場に取りに行けばいい?」
お姉さん「Yes!」
お姉さんの横には、「Broken」と大きく書かれた卵の入った紙袋。
交換してもらう商品をもたずに、卵売り場に戻って新しい卵を選んで紙袋に入れて帰宅する私。
怪しすぎる!
「もしかしたら、替えてもらえるかな?」と思って聞いてみて今回はラッキーでしたが、割れていても割れていなくてもアメリカでの卵チェックは注意が必要ですウォルマートで買っている卵はプラスチックケースのなので、1番注意が必要です。(他店舗で買っているのは、昔ながらの分厚い紙の卵)
↓ウォルマートの卵と他店舗の卵。
▼卵の失敗談。「本当に理系?」と言われる、なんちゃってリケジョ
ちなみに、別の日にウォルマートの有人レジで卵を購入したところ、なんと、バーコードがついていなかったことも!
その時はレジのお兄さん(陽気な足の不自由な若い白人)がトランシーバーを使って、売り場にあるバーコードを聞いてくれました。
色々なことが起こる、アメリカのスーパーです
追記:交換して買った18入りのウォルマートの卵。家でケースを入れ替えてみたら、底に卵が漏れている…これも割れているのかもしれません
▼駐在妻も英語の勉強が必須。普段の生活で家族以外と日本語で話すことはありません
↓毎日日本食した食べない我が家20袋以上ふりかけを買ってきましたが、アメリカだと卵ふりかけのような普通のものよりも少し変わった(大人向け)ふりかけのほうが、子どもたちも喜びます。
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▼アメリカでハマっている飲み物。日本にはなくて美味しいものを探しています。
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▼子供3人、渡米1年後の英語力。
▼インフレ、円安…アメリカの新車・中古車が高い!
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