転勤族の我が家、現在アメリカ田舎駐在1年半です。
アメリカで過ごす2度目のクリスマス&正月の年末年始。クリスマスはアメリカ人にとっては大事な祝日です。それに対して、日本人にはお正月が1番大事な祝日だと思います。
今回、2023年のクリスマスを含んだ年末年始にアメリカ人にもらった食べ物、逆に私達がアメリカ人にあげた日本のものを紹介します。
*実話ですが、あくまで我が家の周りで起こったことです。一例となることご了承ください。
1.アメリカのクリスマスは、クッキー交換
アメリカ転勤になった我が家。アメリカで自分たちで住む家を探しました。会社は手伝ってくれません。
日本のように賃貸サイトを見て立地や条件を確認しますが、日本と異なるのはアパートは管理会社、一軒家だと直接家主とやり取りします。
賃貸サイトで、今住んでいる家の紹介に
「親切な隣人がクッキーを持ってきてくれます」
と書かれていました。
正直、そんなふざけた紹介を書いている家は他にはありませんでした
「え、この家主大丈夫!?」
と思ったものです。
引っ越し数日後、本当に隣人のアメリカ人がクッキーを持ってきてくれました日本から来たばかりの我が家、甘すぎて食べきれず。
1年目のクリスマス、また隣人がクッキーを持ってきてくれました。
12月31日、お正月のおせち作りなどで忙しくしているときに、違う隣人がクッキーのような手作りお菓子を持ってきてくれました。
↑隣人がくれたクッキー。箱もクリスマス使用(梱包材が結構高いです)。
中はこんな感じ。手作り感満載。
2年目のクリスマス、また隣人からクッキー。
12月27日に、面識のある近所の子供の家が手作りクッキーを持ってきてくれました。
さすがアメリカ、量が多い!種類も多い!
見た目と味は…謎な味のものも多いですでも、作るの大変そうなので気持ちが嬉しい
私(駐在妻)のturor(英語の個人指導の先生)は、
「クリスマスは手作りクッキーを作って箱に詰めて、友人たちと集まって交換会をするの。」
とのこと。
どうやら、アメリカでは手作りクッキーは必須のようです。特にクリスマス。
1月5日、アメリカ現地中学校に通う第1子がジンジャーブレッドクッキーを貰ってきました。
クリスマスというより、年末年始がクッキーなのかもしれませんね。
↓クッキーを作らなくちゃいけないのだったら、味より見た目で勝負すればよかったと思っています2度目のアメリカ駐在ですが、1度目はクッキーとは無縁、隣人はアップルパイを持ってきてくれました。
2.クリスマス・年末年始にアメリカ人にあげた日本のもの
↑参加している英会話クラスの本部で行われたクリスマスパーティ。お菓子はブラウニーとシュークリームの硬いもの。あまーい
予告もなく、急にアメリカ人の隣人にクッキーをもらったクリスマス。
アメリカで過ごした1度目のクリスマスは、自宅用にシフォンケーキを焼いていました。1年目はクリスマスの夕方にクッキーを持ってきてくれたので、大慌てでシフォンケーキをカットして軽くデコレーションしてお返しを持っていきました。
アメリカでシフォンケーキの型を購入しましたが、卵10個でこの感じ。
継ぎ目も多くて洗いにくく、一時帰国で日本でシフォンケーキ型を購入して持ってきました。
↓今回は大量にシフォンケーキが必要になったときのための練習がてらアメリカの型を使用。アメリカ、手作り持ちよりパーティ(ポットラック)が多くて料理下手には苦痛理系(化学)出身者は実験しなれているので、お菓子は簡単。教授に「実験が上手なやつは料理もできる」と授業で言われます
↓シフォンケーキの型を買うなら、絶対日本!アルミなのは必須ですが、かっぱ橋の浅井商店がやはりおすすめです。渡米前にわざわざ東京の実店舗まで見に行きました。アメリカだとオーブンが大きいので4つは焼けます。
(多分これは失敗・・・食べてないと思われます失敗談)
2年目のクリスマス。
「私もクッキーを作る!」
とは思えず。アメリカ人の作るクッキーと比べて種類も味も量も自信がないので、早々にクッキーは諦めました。
↓アメリカ人のクッキー、種類の多さがすごい!でも、正直恐る恐る食べました何故か、クッキーといいチョコレートといいペパーミントやシナモンが多く、両方苦手な我が家。
↓青のスパークル付き。色は我慢できるようになりましたが、シナモンやその他のスパイスがきつくて無理でした。
↓1番美味しかったのは、シンプルなもの。ショートブレッドのようなサクサクのクッキーでしたこれだけ来年も食べたいです
今年はクリスマスクッキーを貰う前から諦めて、日本食を作れるように材料は準備。
クリスマスと12月27日に2軒からクッキーをもらったので、12月28日にカレーライスを作って届けました。
カレーを選んだのは、
- カレーとご飯が別々に入る容器を見つけたこと
- 2022年の世界のおいしい食べ物ランキングでカレーが1位を取っていたこと
↓仕切りがあるので、カレーが食べられなくてもご飯だけ食べてもらえそう。おにぎりはあげたことがあり大好評で数回あげています。
私の住む州には日本のカレーを食べられる店はありません。日本食が食べられるレストランも3つぐらいしかない気がします(1軒しか行ったことがありません。)
届けた1軒目は、後日「美味しかった」と夫にメッセージが届きました。(日本に興味がない家族で寿司も食べない旦那さんなので、実際のところは不明。)
2軒目は、届けてみたらお母さんはコロナ中!養子も含めて10人ぐらいいる家族(実子4人養子2人預かり乳児数名!)。日本のおにぎり大好きな養子の黒人の女の子がいるので、ご飯だけでも食べてくれたと思っています。
(マイナス気温なので外を出歩く人がおらず、冬は話す機会がありません。そもそも、外を歩く人がいないアメリカの田舎歩いていたらSNSで話題になるレベル。「危ない!」って)
今年は何ももらわなかった他の隣人には、お寿司の細巻きをおすそ分け。わざわざ12月31日に作りました。というのも、1年目お餅と角煮をあげて失敗したと思ったからややこしいことに、奥さんが重度の食物アレルギーで小麦や肉など食べられないものが多すぎて苦戦。
アメリカなら、
「物をもらっても返さなくても良い」
と言われますが、日本人的には
「何かもらったらお返しをする」
が染み付いているので、なんとか喜んでもらえる日本のものをあげたいと奮闘するこの頃です。
1番仲のよい隣人には、この他にも日本のお菓子や海苔、日本の文房具もあげています。海苔が何故か最近周りのアメリカ人でブームです。
↓わざわざ日本で買ってきた海苔。
そのため、我が家はこの機会に日本のお菓子をプレゼントしています。
↓隣人の子供達にあげた日本のシャーペン。アルファベットで名前を入れることも出来ます。帰国前に楽天で注文し、すぐに実家に届きました。子供のアメリカの友人達にも配っています。
私の英語の先生「日本の食べ物全く知らないけれど、旅行にいった息子が抹茶キットカットが美味しかったと言っていたわ」
と言っていたので、抹茶キットカットにしました。
味はともかく、どのお菓子も日本で購入してアメリカまで運んだので、当然全部日本語。
先生から返ってきた御礼状(アメリカ、御礼状は必須みたいです)には、
「わざわざ日本で買ってきてくれたのが嬉しい」
と書かれていました。
日本のものがウケているのかはわかりませんが、爪痕を残すプレゼントになったようで良かったです
↓夫の同僚(日本人)が日本土産に小川珈琲をアメリカ人にあげたら気に入って、アメリカのアマゾンで買っているとのこと。そのため、小川珈琲のドリップもそれぞれのプレゼントにつけました。
我が家みたいに
- アメリカ田舎駐在
- 日本人がほぼいないチキ
- 日本のことを知らない人が多い
- アメリカの料理や文化に詳しくない
「気に入ってくれたらラッキー」
「これをきっかけに日本製品に興味をもってくれたらラッキー」
ぐらいの気持ちで用意すると、プレゼントのハードルが低くなるかもしれません。
日本人的には相手が喜んでくれそうな物を選ぶものですが、正直アメリカ料理が食べられない我が家にはアメリカ人の好みを理解できそうにありません
様々な人種がいることもあり、日本以上にアメリカ人の好みは様々。
相手に喜んで欲しい気持ちはアメリカ人にも伝わるので、日本人は是非アメリカのクリスマスや年末年始に日本のものをプレゼントして日本の良さを普及しましょう
▼ホームベーカリーで焼いたパンを持っていったら大絶賛!アメリカ駐在にホームベーカリーは必須!あるとないとでは生活の質が異なります。1度目の駐在時は持っていませんでした(病み気味で1年少しで日本へ帰国してラッキーでした)
▼結局日本人が美味しいと思うものを好きな外人も多いので、自信をもって勧められる物を普段から使う必要があります「1番美味しいインスタントラーメンはどれ?」と聞かれて、その場で「ラ王」ポチられたことも
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▼アメリカ駐在に伴い、第2子がスマイルゼミを始めました。他の通信教育をしている2人も変更予定。進捗が管理しやすいので、学び残しがなくて助かっています。
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