2024年1月1日。アメリカで迎えるお正月。
日本人にとって1月1日は一年で1番大事な日ですが、アメリカ人にとっては違います。
アメリカの1月1日の様子や、アメリカにおける日本のニュースへの周りの反応に関する体験談ブログです。
*実話ですが、あくまで私の周りの感想です。
1.アメリカで迎える1月1日。日本のニュースのアメリカでの反応
新年があけた、1月1日。アメリカで1番早く元日を迎える東海岸でも、日本との時差ー14時間です。
アメリカでは年末にテレビをみることもないので、いつもどおり日付が変わる前に就寝。朝起きて1番にスマートフォンに来ているメッセージを確認して、日本で地震が起こったことを知りました。
アメリカではテレビの契約をしていないので、情報源はインターネットのみ。YahooとアメリカのニュースサイトCNNのニュースを読み比べて様子を知るしかありません。亡くなられた方にお悔やみ申し上げるとともに、できるだけ多くの人が救助され、被災された方が早く元の生活に戻れることを祈るばかりです。
2日に起きた飛行機事故のこともあり、日本の地震の情報は時期(年始)の問題もあってアメリカではあまり入手出来ません。
アメリカでは、1月2日から普通の生活に戻ります。
子供は学校へ。大人は仕事へ。私は通っている英会話の教室へ。
子供達「日本の地震について聞かれるかもしれないから」
と、少しでも答えられるように軽く英語の練習をしてから学校に向かいました。
帰宅して
私(母)「誰かに日本のことを聞かれた?」
と聞くと
第1子「誰にも聞かれなかった」
とのこと。
第2子
「たまたまESL(英語が話せない生徒のための個人補講)のクラスで日本について話す機会があったので地震の話を自分からした」
とのことでした。
私の英会話教室でも話題にあがることがなく、
「クリスマスからお正月までどのように過ごしたか」
と聞かれたので、日本で起こった地震とJALと海保の飛行機衝突の話をしました。
クラスメートの1人は地震も飛行機事故も知っていましたが、アメリカ人の先生はどちらも知らず。
アメリカのニュースサイトでは日本の地震も事故も世界のニュースとしては大きく取り上げられていましたが、アメリカのトップニュースはトランプ元大統領に関してでした
ただ、私のアメリカ人の先生も第2子のESLの先生も地震が起こったことを知って尋ねてきたのは、
「TSUMANI(津波)はどうだったの?どの範囲にきたの?」
でした。
2011年の東日本大震災以降、TSUMANI(津波)はアメリカでもよく知られています。学校の自然災害の勉強でも習います。
日本で地震が起こる=津波が起こる可能性がある
と知られていることは、地震発生時に日本に旅行している外国人旅行者も危険性を少しでも把握している可能性が高いと思うと、良いことかもしれません。
1人だけ日本で起こった地震も飛行機事故も知っていたクラスメートは、他に年末年始に世界各地で起こった自然災害について話してくれました。ヨーロッパでは、アイスランドの火山が噴火したそうです。
火山噴火の影響で、ヨーロッパではフライトに影響が出ているとのこと。私は年末は日本のYahooしかみていなかったので、噴火したことは知りませんでした。
▼BCCのアイスランド火山噴火のニュース。2023年12月
日本であった地震をアメリカ人は知らないものなんだなと思いましたが、私自身も世界各地で起こった出来事を追えていません。もちろん、日本のことに1番関心があり心配ですが、日本だけでなく他の国やアメリカのニュースにももっと関心を持つべきだと感じた出来事でした。
▼出不精ですが、現地にいくからこそわかることもたくさんあると、強制的(転勤)でアメリカにいるからこそ感じます。アメリカ人、スーパーでカートが出会い頭になるたびに「I'm sorry」と謝ってきます。謝らないものだと思っていたので、私は「Excuse me」と言いがち
2.アメリカの初日の出
アメリカの1月1日。
日本だと12月31日の夜のテレビ番組を見ていたり親戚の家に泊まりにいったりして、初日の出を見に行ったことがありませんでした。
アメリカでは、年末年始にすることがない!!
友達や親戚とパーティをするようですが、元々パーティ好きではないので家でゆっくり過ごすのみです。
31日の夜は普段どおりの時間に寝てしまい、1月1日のアメリカの日の出は7時15分頃。
第1子のスクールバスは毎朝7時15分に来るため、すでに子供は家を出ている時間
当然起きるのも余裕なので、第1子と2人でアメリカにいる間は毎年初日の出を見に行っています。
2024年1月1日の初日の出。2023年は晴れていましたが、2024年は曇り。
そのためか、他には誰もいませんでした
2023年は数人アジア人の女性(いずれも単身)がカメラをセットしていたり、駐車場から写真をとったアメリカ人がSNSの地域のサイトに写真をあげていました。
曇りですが、なんとなくご利益があるように感じるのは日本人だからこそですね。
幸い、0度ぐらいだったので車も凍らず朝日も外で待てました。
田舎だから誰もいないだけで、都会だとアメリカ人や他国出身の人が初日の出を見に行くのでしょうか?
海岸独り占めなので気分は良いです
↓新年は緑茶に梅を入れました
3.アメリカで迎える1月1日は忙しい
上で
「アメリカでは年末年始にやることがない」
と言いましたが、厳密にはあります。
1月1日は、子供の誕生日!
▼年女。干支が回ってしまいました。早い!
出産したときは子供3人の中で1番思い入れが大きい日です。そして、絶対に忘れず日本人には覚えてもらいやすい誕生日。
アメリカだと、1月1日は特別ではないので価値?は下がります
▼日本だと選択肢がありますが、アメリカだとケーキは手作り一択
1月1日は
- 初日の出を見に行く
- ホームベーカリーで餅をセット
- 朝ごはん(残り物)
- 誕生日用にプリン作り
- お雑煮用の味噌汁作り
- 餅を丸める
- 昼食(お雑煮・おせち・日本から持ってきたホタテと日本酒)
- 子供の友達のお母さんから連絡。誕生日プレゼントを持ってきてくれる
- 家族でウォーキング
- ホールプリンで誕生日会
- 夕食(リクエストのハンバーグとシャンメリー・日本から持ってきたカニごはんとお酒)
忙しすぎて、午後からの出来事はあまり覚えていません
なんせ、1月2日から子供達のお弁当作りがあるので、1月1日であっても夕飯は翌日のお弁当に使えるものが良い!カニごはん、残ったものをお弁当に入れましたが好評でした
日本土産でいただいた大福茶も初体験。日本を感じるのでとってもいいお土産でした。皆さん、美味しいものをたくさん知っているんですね
↓見た目も華やかな大福茶。
↓クリスマスも、日本から持ってきたたこ飯でした。日本食が食べれるだけで贅沢な気分リピ確定
一時帰国時に購入した日本酒「辨天」。さすがの純米大吟醸。雑味が少なくて美味しかったです(日本酒大好き!なのにアメリカでは飲めません)
2024年の元日は地震の影響もあって日本の音楽を聞く気分でもなかったので、家族で静かに昼食。1月2日からすっかり普段通りの生活に戻ってしまうので年末は寂しい気分でしたが、あけてしまえば日常です。
日本人にとっては厳しい年明けとなりましたが、日本人なら乗り越えられる!と信じられるのも日本の良さです。
皆様にとって、良き1年となりますように。
↓地震対策に。おんぼろ田舎の一軒家に住む両親。棚の転倒防止もしていないので、地震発生時滞在していた兄弟の嫁がとても怖がったそうです(そりゃそうでしょ!実家も揺れました)。「大きな地震起きたら、家が壊れて死にそう」と本人達も自覚していますが、できることなら対策してほしい・・・近くに住むことができないのでどうすることも出来ない葛藤(買っても設置しないでしょう)
↓東日本大震災時に断水になったマンションに住んだことがあるので、防災グッズは備えていました。水とトイレも必須!トイレは簡易トイレやライト、ホッカイロはアメリカにも持ってきています。自分の身は自分で守りましょう!
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