転勤で海外赴任になり、アメリカの田舎に引っ越しました。現在アメリカ生活1年4ヶ月。
子供は3人。
アメリカ9月新学期の時点で
- アメリカ現地中学生(日本小学6年生)
- アメリカ現地4年生(日本小学4年生)
- プリスクール、prekindergarten(日本年中4歳児クラス)
日本で英語を全く勉強せずに日本人のいない現地校へ転入した子供達。
現時点の子供達の、アメリカでの生活や英語の状況、勉強や交友関係についての体験談ブログです。
*あくまで我が家の住んでいる地域の話になります。地域によっては異なることを予めご了承ください。
1.アメリカ渡米1年目と2年目では全然違う
以前に体験談を書きましたが、3人の子供達は英語を全く勉強せずにアメリカ現地校に転入しました。
▼プリスクール初日の様子や感想。
問題児だった、末っ子幼児。
▼1番大変だった、第2子当時小学3年生
▼「アメリカについていきたい!」と唯一言っていた、第1子。アメリカ現地校スタートも1番スムーズでした。
日本でアメリカで生活するために英語を勉強する気は全くありませんでしたが、流石に
第2子「アメリカの学校、行かなくてもいいんじゃない?」
と笑顔で言われたときは
「ここままだと、まずい!」
と思いました
結果的に、転入3週間を越えたあたりで現地校でのELLの個人指導が始まり、子供達の英語への拒否感がましになりました。
*ELL= English language learners
英語の話せない子供を日本人がいない(日本人に助けてもらえない)アメリカを含めた異国に連れて行くには、ELLやESLのような英語が第1言語ではない子供のための指導をやってくれる都市を選ぶと安心です。
我が家も、ELLがある都市を選びました。(会社の現地採用の日本人に教えてもらいました)
そのため、
- 他の駐在の方とは高速道路を使っても30分離れた都市
- 都市内で空きのあるアパートやタウンハウスが見つからなかったので、借家を個人契約
生活していて日本人と会うことは全くありませんが、日本人が珍しいので興味を持ってもらえることが多いです。
子供の学校関係を優先してよかったと思っています。
▼駐在や家賃補助内で借りる一軒家はこのレベル
↓寿司好きな人が多く、「作り方を教えてほしい」と言われることが多々あり。1度目の一時帰国で日本で海苔を買ってきました。意外と現地人、いいもの買っています
↓アメリカ人「どうやってお寿司って作るの?」の問に、他のクラスメート(外国人)が「まくものがあるの、持っているわよ!」と言われました日本人ってあまり家では巻きすし作りませんよね…
2.2年目、子供達の英語レベル
アメリカ生活1年目は、とにかく英語に必死。
元々アメリカでの成績は重視しないと決めていますが、とにかく子供達に頑張ってもらうしかない!
特に「英語に苦手意識がある」と感じたのは、第2子。当時小学3年生。9月にアメリカ現地校に入り、アルファベットも読めないレベルでした。
「アメリカに、ついて行きたくない!」と元々言っていたこともあり、半年ぐらいは日本のお友達とビデオ電話をして、なんとか元気を保っていました。
急に「意外と英語わかるようになっている?」と思ったのは、3月頃。アメリカの小学3年生は、英語の言葉の仕組みを習います。『SCHWA』(シュワ)と言われるのもです。
英語の言葉の仕組みを沢山勉強した第2子。英語が話せるようになる前に、スペル(綴り)を書くのが得意になってきました。2歳上の第1子より、所見の英単語を読んだりスペルを書くにはこの時点で得意になりました。
元々日本人は、書く方は得意ですが、日本にいると話す方はなかなか伸びません。しかし、アメリカ在住の我が子の場合は、英語に触れる機会だけは沢山あります。
「英語がわからない・話せないから、学校が楽しくない」
この状況だったのが、英語が読めるようになり、少し話せるようになるだけでどんどん上達していきました。
アメリカ現地校2年目は、1年目のときの大親友と同じクラスになったこともあり、1年目と比べ物にならないぐらい英語を話しています。
学校であった出来事を訊ねると
子供「こんなことがあったので、お友達に文句を言った!あなたがやったんだから、あなたがなんとかしなさいよ!って」
母(私)「文句を言うの!?その後、どうなったの?」
子供「◯◯(アメリカ人)は、ちゃんと対処してくれたよ」
と。
んーー強い!!
第3子(幼児)などは、お友達の話している英語を状況によって理解し、同じように使うことで英語を覚えていきます。アメリカ人の先生が、
「〇〇?それとも〇〇?」
と聞いてくれるので、子供は「〇〇!」と片方をいうことで覚えていきます。
普段使うような簡単な英語のみ、親が日常で使っています。
「Wash your hands!」など。
親が教える英語を少しは覚えてくれているとは思いますが、ほとんどがプリスクールで覚えてくる英語です。他の家族が知らない英語を急に話し出します。
第1子中学生になると、またレベルは別。
英語がわからなくても、学校生活に馴染むこと・授業についていくことを優先していた第1子。気の合う友達が出来るかどうかも重視していました。
自然と、ハイテンションなアメリカ人とはあまり付き合わないようになり、同じような他の国から来た生徒と仲良くしています(ブラジル・台湾・アフガニスタン!)。なので、会話の勢いでいうと第2子ほどではありません。文句を言う前に距離を取るみたいです
正直、アメリカの中学校は大変!宿題も課題も規則も沢山!
▼アメリカ中学校、勉強も仕組みもわからないので親は全く役に立ちません
日本人生徒がおらず他のお母さんと会うこともないため子供がどのレベルかはわかりませんが、親の目から見ると「がんばっているな~」と思っています。
子供の宿題の単語、理系卒の母ではもう理解できません
↓アメリカに持ってきてよかった物の1つ。ホームベーカリ。子供達がアメリカのパンなどを全く食べないため、2日に1回焼いています。日本だと焼きたてが買えるのに、アメリカ田舎ではパン屋が遠い!(10kmほど!)
3.duolingo デュオリンゴをやって1年経過
英語ペラペラな、子供の日本人のお友達。その子のお友達がロシア人ということで、duolingo(デュオリンゴ)でロシア語を勉強していると聞いてきた第1子。
「私もやってみよう!」とduolingoを始めました。
残念ながら、ロシア語は英語でしか学べず。
第1子の友人が台湾人とのハーフなので、日本語で学べる中国語をやるようになりました。
そして、ついでに始めたduolingoの英語。
結果、話す機会がないために中国語の勉強は途中でわからないようになって挫折。英語だけはduolingoで続けています。1年経過。
そして、第2子もアメリカ生活2年目から自主的にduolingoの英語を開始。
私(母)「最近、前よりかなり英語が話せるようになったきたんじゃない?」
と言ったら第2子曰く、
「duolingoで文法を習うから、英語の文章の作り方がよくわかるようになってきた!」とのこと。
我が子、日本で英語を習わなかったので、日本だと英語を本格的に学校で習い始めたときに初めに習う
- I
- My
- Me
- Mine
文章に動詞がなかったり、過去形になっていなかったり。
それでも問題なく英語でアメリカ人と話しているんですよね。
英語を話すには、いかに文法より勢いが大事かわかる実例でもあります
そして、それを補ってくれているのがduolingo。
日本は文法ばかりやっていると言いますが、文法も大事ですね。0からスタートした英語なので、伸びるしかない!
日本でも同じですが、今後は単語量と、どれだけ英語の本を読むかで身につけられる英語力に影響が出そうです。
渡米1年目はとにかく英語に苦労しましたが、2年目は英語の苦労しているのは中学校に進学した第1子のみ。宿題やレポートが多い!
問題を起こしがちだった幼児の第3子、英語が全く理解できていなかった小学生の第2子に関しては宿題も学校関係も親は一切関与しなくなりました。
子供の成長には驚くばかりです
親の出来ることは、英語が嫌にならないようにフォロー(元気づけ・応援)することと、美味しいお弁当を作るのみです
(
▼ちょっと日本の中学生とは違うと感じる我が子…
↓パーシー・ジャクソン。第1子は日本で小学4年生のときに読みましたが、アメリカでは中学1年生(6年生)の授業の教材でした。日本語も英語もありシリーズ物。アメリカ現地中学校では映画もみたそうです。
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▼駐在妻の英語事情。 |
▼渡米するに伴い、第2子はスマイルゼミを始めました。こちらもうまくハマりました
▼私はZ会、兄弟は進研ゼミをしていましたが、第2子はスマイルゼミ、第1子は海外子女教育振興の通信教育です。スマイルゼミは、やり残しを残さない&親の手間がないので◎です。タブレット教育では1番安価。
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