
アメリカといえば、壮大な大自然!
アメリカ西部にある国立公園や自然の絶景スポットをまとめてグランドサークルと呼ばれています。
今回、子供3人を連れて飛行機を乗り継ぎグランドサークルを車で実際に回ってきました。
見たいところは見て、その代わり朝などはゆっくりホテルからの絶景を楽しんだ子連れグランドサークルドライブ旅行。グランドサークルの回り方について、実際にアメリカ西海岸初心者が旅行してみた体験談ブログです。
今回のブログでは、全体的な行程や子供のチャイルドシート、気をつけたほうが良い点、反省点についてまとめました。
*あくまで一例となることをご了承下さい。アメリカの食べ物が苦手なのでレストランは利用していません

1.グランドサークルをドライブ。全行程

今回のグランドサークルドライブ旅行のスタート地点には、ラスベガスを選びました。日本からのツアーだとフェニックス経由もあるようですが、その場合はグランドサークルの北のほうが回りにくいようです。
我が家の旅は、ラスベガスから時計回りにドライブしています。
また、レンタカーの車種が夫の自家用車と同じだったこと、レンタカーで夫婦2人が運転するには別料金が必要だったため、全行程を夫1人で運転しています。
下記日程では見どころに関して、マーカーで色を入れています。
1日目:
- 正午近くにラスベガスの『ハリー・リード国際空港』着。
- 空港から無料シャトルバスで、レンタカー会社へ
- レンタカーを選び、スーパーマーケット『ホールフーズ』へ。昼食を食べて、夕食の買い出し。トイレ休憩
- ザイオン国立公園へ向けてドライブ
- ザイオン国立公園から徒歩圏内のホテル『Cliffrose Springdale, Curio Collection by Hilton』にチェックイン
- 『ホールフーズ』のテイクアウトで部屋で夕食
2日目:
- ホテルのルームサービスと『ホールフーズ』で購入した食品で朝食
- ホテル周りを散策
- 車でザイオン国立公園入場
- 公園内無料シャトルバスで頂上へ。トレイルの川に入る手前までハイキング。トイレ休憩
- ザイオン国立公園出発
ブライスキャニオン←雪と雨の悪天候で行くのを断念- 『ホールフーズ』で購入したパンなどでドライブしながら車中で昼食
- ガソリン補充
- グレンキャニオン国立公園入場
- グレンキャニオン国立公園内でレイクパウエル観賞。トイレ休憩
- グレンキャニオンダムのビューポイントへ
- ホースシューベントのビューポイントへ
- スーパー『Walmart』で夕食と翌日以降の朝食&昼食購入
- ハンバーガーをテイクアウト
- ページにあるヒルトン系列のハンプトンインに宿泊(Hampton Inn Page)
- 購入してきた食料で客室内で夕食
3日目:
- ホテルの目の前の丘に上って朝日鑑賞
- ホテルの朝食バイキング
- ガソリン補充
- ローアーアンテロープキャニオンのツアー参加。トイレ休憩
- ハンバーガーをテイクアウトしてドライブしながら車中で昼食。
- 道中、『カエンタ』の街で食料と夕食の買い出し。スタバでお土産購入
- モニュメント・バレー入場
- 『The View hotel』のキャビン(別棟の小屋で5人で宿泊できる大きい方)に宿泊
- 夕日鑑賞
- 買ってきた食料と日本から持ってきた食料で夕食
4日目:
- ホテルの朝食会場から朝日鑑賞
- モニュメントバレー内の『Valley road』へドライブ
- チェックアウト
- グランドキャニオンへ向けてドライブしながら車中で昼食
- ガソリン補充
- グランドキャニオン、イーストエントランスから入場
- 『Navaho Poin』『Mather Point』など数か所からグランドキャニオンを鑑賞。トイレ休憩
- Villeage内『Thunderbird lodge』にチェックイン
- ホテル前のビューポイントから夕日観賞
5日目:
- ホテル前で朝日観賞
- 客室内で日本から持ってきた食料と購入した食料で朝食
- Bright angelのトレイルを1時間ほど散策
- チェックアウトしてラスベガスへ向けてドライブ
- ルート66で有名なセリグマンを車窓観光
- 『Kingman』でハンバーガーをテイクアウト
- ガソリン補充
- 高速道路沿いにある『フーパーダム』へ。セキュリティを超えてダム上部から観賞。
- ラスベガス市内のトレーダージョーズ、日本食店で食料とお土産購入
- ラスベガス『ウォルドルフ・アストリア ラスベガス』へチェックイン
- ラスベガスの夜を散策
6日目:ラスベガス市内観光、トロピカーナ宿泊
7日目:朝4時にチェックアウトして空港へ
今回は主にグランドサークルに関する全行程について記載しています。実際にかかった時間や利用したスーパー、ホテルの詳細などは別の記事にてご紹介します。
ちなみに、パワースポットとして有名な『セドナ』は今回行っていません。日程に余裕があったため行くことも可能でしたが、
- セドナに行くために同じ道を往復する必要がある(行路から少し外れる)
- パワースポットに興味がない
- 同じような赤茶色の景色をグランドサークルでは何度も見る
予めセドナに行ったことのある友人達に体験談を聞いたのですが、占いやヨガに興味がある方にはおすすめです

2.子連れドライブについて。チャイルドシートは必要?

グランドサークルを車でドライブしながら回る場合、
- ユタ州
- アリゾナ州
- ネバダ州
そのため、子供のチャイルドシートに関しては3つの州の法律を確認する必要があります。
詳細に関しては各州の法律を確認してもらったほうが確実ですが、一例としてアリゾナ州の法律をご紹介します。(2023年11月現在)
アリゾナ州は、『Arizona Department of Transportation』がチャイルドシートに関して定めています。
Child safety seats and seat belts not only save lives and increase safety for little ones, but child safety seats are required by Arizona law.
Children younger than 8 years old and shorter than 4 feet, 9 inches, must be properly secured in a safety or booster seat.
「8歳より小さい子供と4フィート9インチより小さい子供はチャイルドシートもしくはブースターが必要」
4フィート9インチは144.78cmと記載されていたところがありました。
我が家には子供が3人いますが、今回のグランドサークルドライブ旅行では9歳と5歳になったばかりの子供がブースターが必要でした。9歳の子供は年齢はブースターなしの条件をクリアしていたのですが、身長はクリアできていませんでした。
↓我が家が使っているのはmifold。英語サイトで「アメリカではブースターとして認証。台湾とオーストラリア以外で使える」とありますが、現在日本もアメリカもあまり売っていないようです。2018年に購入しました。
(マダムのような50歳ぐらいのハイヒールに膝丈スカートの上品な白人の運転手さんでした

子供の安全のためにも、法律に則ったチャイルドシートもしくはブースターの準備が必須です。
↓こちらも3つ持っています。転勤が多く田舎で自家用車2台だと最大10個ほどチャイルドシート持っていました

3.グランドサークルドライブ旅行の良かった点

↑今回のレンタカー(手前白)。自動運転も全方向カメラもあって便利でした。ホースシューベントの駐車場で撮影
アメリカグランドサークルの旅行を車でドライブしてよかった点は
何と言っても、自由!
左右あちこちに見どころ満載!日本では見られない景色の連続!感動しっぱなして
「ほら、みて!」
と後部座席の子供に叫んでいたので、個人旅行で良かったです

バス旅行だと、前方や座っている方と逆側が見えなかったと思います。それは勿体ない!前方の景色が最高!
また、子供はうるさいです。景色そっちのけで、3人で喧嘩したりはしゃいだり。
親でも「うるさーーい!!」となるのに、他の方に迷惑をかけていられません

「運転が不安」
という方もいらっしゃるかもしれませんが、グランドサークルのドライブで難所はありませんでした。嫁(私)でも運転できるレベル。一番の難所は、ラスベガス内でトレーダージョーズに向かっているとき。7車線だったので走りにくかったです。運転が心配な方は、ラスベガス市内で車で観光しなければ良いだけです。
もう1つの難所は、モニュメントバレー内のバレードライブ。ガタガタしているため、車高の低い車だと下を打ちそうで怖い!モニュメントバレー内はツアーもありますし、ドライブではなくトレイルを歩いている方もいたので無理しなくても大丈夫です。時速15マイル制限ですが、セダンが我が家のSUV車を抜かしたりも

アメリカは飛ばしている車が多いですが、制限速度で走っていれば後続車が勝手に追い越し可能な箇所で抜かしてくれます。制限速度以上だした知り合い(日本人)はスピード違反で捕まりました。
今回の行程は、夫のみで運転。夫は日本国内では運転しない(=嫁に運転させる)タイプで運転が好きなわけではありませんが、アメリカでは問題なく運転しています。
「緊張したので体がつかれた」
とは言っていましたが、グランドサークルよりもラスベガス市内を歩き回る方が疲れたとも言っていました。
今回は天候の関係でブライスキャニオンを断念しましたが、ブライスキャニオンに寄っていれば2日目の日程が1番きつくなる予定でした。アメリカはスノータイヤを履かないので、ザイオン国立公園で雪が降った時点で更に高度があがるブライスキャニオンは諦めました(転勤で豪雪地帯に住んでいたときに畑に滑り落ちた経験あり

1番長い距離を運転したのは、グランドキャニオン⇒ラスベガス
です。
途中のルート66で有名なセリグマンを車窓観光したり、フーパーダムの見学で少し歩きました。昼食をレストラン内で取ればもっと休憩出来ると思います。
グランドキャニオン⇒ラスベガス間は国立公園ではないため立ち寄れる店も多く、休憩を取ることは他の観光地より簡単です。
↓楽天で購入した愛用の充電器。友人でモバイルバッテリーを持っていない人がいて、持たずにディズニーにいって電池切れになっていました

4.グランドサークル旅行の改善点

アメリカ田舎駐在中の我が家ですが、ラスベガスから家まで12時間強!日本から来るのと変わりません

1年以上アメリカに住んでいますが、未だにアメリカの食べ物に馴染めず。レストランに行ったのも数回。
今回の旅行でも、食べ物に苦労しました。
タコベル(メキシカンのトルティーヤ?)のお店やハンバーガーの店は沢山ありましたが、お米が食べたい!炊飯器を持ち歩いたと言っていた駐在の方もいましたが、我が家は遠方で飛行機を乗り継ぎ必要があったため炊飯器は持っていかず。
日本から購入してきたパックライスや味噌汁を持っていきましたが、5人家族なのですぐに底を尽きました

↓重くても、食料を買い出しする時間が取られないので日本から持ってきたら良かったなぁと。アメリカのパックライスは中国系も多くて美味しくありません
最後のラスベガスの日本スーパーでお寿司とカップ麺を購入したのに、最後のホテルにはポットがなくてお湯が沸かせませんでした…お寿司だけ食べて、カップ麺は持ち帰りました

スーパー『ホールフーズ』でもお寿司を購入

食事に関しては反省点は多いですが、5人家族だと持っていける量も限られるので初日のスーパー『ホールフーズ』で購入できる食品に関してはもう少し調査が必要だったと感じています。
(旅行1日目が11月23日。アメリカはサンクスギビングでほとんどのスーパーは閉まっています。ホールフーズのみ、15時まで開いていると事前にHPで発表されていました)。
グランドキャニオンやモニュメントバレーは特に食事ができるところが限られます。子連れは、更に限られます。
敷地内に入る前に食料を調達しておくか、家から持ってくる方が無難です。
予めメジャーな食事については調査していましたが、
- 家から持っていく
- 調理する
- ラスベガスでクーラーボックスと氷を買ってできるだけ持ち歩く
- ラスベガスのバッフェ(ブッフェ。高級)を食べる
とはいえ、今回のグランドサークル旅行は大満足!セドナは意図的に外しましたが、きれいな景色は十分堪能!
大満足の、グランドサークルドライブ旅行でした

▼子供はノースフェイスのリュックで。頑丈なので旅行に役立っています。
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↓冬でも日差しがきついので帽子は必須。
▼今回のレンタカー、自家用車と同じだったので運転した夫は楽だったそうです。

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