夫の転勤で海外に住むことになった時、転勤族の妻には悩みが沢山!
- 自分自身の仕事面
- 子供の学習面
- 現地生活
- 現地の言葉
今回は、アメリカに転勤し日本人がほぼいない地域で英語の勉強を続けている駐在妻の1年目の英語勉強法に関しての体験談ブログです。
*これが正解=一番身につくと言うわけではありません。あくまで一例となることをご了承下さい。
1.駐在妻も子供も、日本では英語を勉強しない
会社にもよると思いますが、夫の会社から海外勤務の打診(赴任できない特別な理由があるかの確認)があったのは夫の渡米2ヶ月弱の時でした。
- 会社からの海外勤務の打診
- 海外赴任前人間ドック
- パスポートの更新及び発行(家族も同時)
- ビザの手続き及び面接
- 単身赴任先の社宅の引き払い
そして、夫が赴任してから現地社長に家族帯同の許可を申請し
- 妻の人間ドック
- ビザの手続き及び面接
- 学校への連絡と手続き
- 海外引越・国内引越(実家へ残す分)・長期保管倉庫への荷物送付
- 妻の仕事の退職
- 車の処分
(誰にも助けてもらわず、子供も預けずです。)
正直、日本で英語の勉強する気もなければ、英語を勉強する元気もありませんでした。
子供は3人いますが一切英語を勉強しなかったので、当時小学3年生だった第2子はアルファベットも全て読めるわけではなく苦労しました
(渡米が7月初めで2ヶ月夏休みだったため、日々の生活でいっぱいいっぱいでした)
日本で英語を勉強しなかったことに後悔はありませんが、小学1年生以上ならアルファベットを勉強しておいたほうが良かったです。
住んでいるアメリカの地区ではPreschoolでアルファベットを習い始めて、Kindergartenで更に教える感じです。日本と似ていますね。
(日本の小学校にあたるElementary schoolの一番下の学年がKindergarten。5年生までがElementaryに通います。)
▼ひどすぎた小学3年生の英語事情。スムーズなスタートが切れなかった失敗談。
▼常に問題児の末っ子。
▼思ったよりスムーズに馴染めた、意外となんとなった小学5年生。タイトルが「日本で英語を勉強した」とありますが、学校で習っただけです
2.アメリカ渡米後の駐在妻の勉強①英語教室
渡米時、同じ会社から来ている駐在妻が数名いました。全員年上でした。
それも、私が渡米した時点で1人以外は英語ペラペラ!1人は駐在妻なのに、アメリカにきて2年後から働き始め、私がアメリカに来たときにはすでにアメリカで正社員として就職していました
就職した奥様が私の前職と同じような職種だったので、英語が話せないのにアメリカで就職を勧められる環境(無理です…)
とても「英語が話せないのが、悩み」と言える環境でもなく。誰かに助けてもらうということは一切ありませんでした。
渡米4ヶ月後、1人だけ大卒だけど英語を習い続けている奥様に紹介してもらって、英語が話せない大人のための英語教室(ESL。English as a Second Language)に入りました。
こちらの英語教室は、週2回2時間ずつ。
ボランティアに近い当時75歳のおばあちゃんと、完全ボランティアのおばあちゃん4人ほどに教会で教えてもらっていました。
内容は
- 文法
- アメリカ文化の勉強
- 特定のテーマについての意見の発表
- 簡単な英語のドラマ仕立ての会話をみて、意見交換
- 季節イベントのパーティ
特定のテーマについての発表は、日本文化を体験式で説明したり自然災害について津波を取り上げたり、書くことと話すことの両方をやっていました。
レベルの差があり、活発なディスカッションというわけではありませんでした。
(私の英語力では、当然ディスカッションできません)
この英語教室の良かったところは、
- 英語教室が平日の午前中
- 70代の先生が、比較的簡単な英語を使ってくれる
夜の教室やコミュニティーカレッジと呼ばれる大人の学校はありますが、英語の苦手な妻にはハードルが高いです(お金もかかります)。
その点、この英語教室は1年間で当時は100ドルほど(団体の活動資金と登録料)。
70代の先生は教えることに慣れており、難しい英語の単語を話したあとに理解しやすい英語で言い直してくれたりと、今までで1番英語が聞き取りやすい先生でした。
1年後に日本に帰ることになりましたが、そのときには先生と2人でランチに行きました。この英語教室に通って1年経たずで、アメリカ人先生と2人でランチ。
「会話が続けられるぐらいの英会話力がついた?それとも、先生の会話力が高い?」
と英語の実力はわかりませんが、アメリカ人と会話が続けられることは英語が話せない駐在妻の自信にも繋がります。
誰に習ってもいいのですが、英語が苦手な駐在妻にもうまく教えられる・理解しやすく話してくれる先生を見つけ、そういう先生に習うと英語を話す回数も増え、英語力が伸びていると感じられて継続しやすいです。
↓夏に日本に一時帰国する際に日本で注文しておいた名入れペンを先生にプレゼントしていますがおすすめ。フリクションなど、日本の品質がわかるものが◯。食べ物よりも好き嫌いがなく、日本製品のアピールにもなります。
▼夫が大量購入中。ラルフローレンを着る!と決めておけばださい夫でもコーディネートは簡単かも?と諦めています
▼アメリカのラルフローレンは1年中セール商品があるので、ブラックフライデーでなくても良いものが安く買えます。
3.駐在妻の英語勉強法②個人指導(チューター)
アメリカで2つ目に始めた勉強法が、個人指導(チューター。Tutor)。
私の場合、近くの図書館でやっていた英会話クラス(上の教会とは別)に行ってみたところ、そのクラスを運営している団体が斡旋するチューターも紹介されました。
書類を提出して、軽い筆記試験及び面接(英会話力の確認)。
登録料は約30ドル。
その後、先生側の研修を終えた新米の先生が紹介されて、週1回2時間、図書館で個別レッスンをしてもらいました。
私の先生は、元保育士で今は作家をしている60代女性。
作家ということもあり個別レッスン内容は
- 絵本のリーディング
- 宿題で軽い文章を書く(料理の作り方や日本文化の説明など)
- 言い回しが似ているけど違う単語の紹介
でも、先生自身はすごく穏やかで、
「アメリカ人でもこんな人もいるんだな~」
と、英語は難しかったですが良い人に出会えてよかったです。
個別指導は、現地のアメリカ人と1対1で深く関われるのでおすすめです。
↓アメリカにはバームクーヘンがない!?(見たことがありません)。きちんと感があり賞味期限も短めで貴重!会社へのお土産に配っています。
4.合わなかった英語勉強法。英会話教室
個人的に合わなかったのが、英会話教室。
English conversation
と言われる、特に決まったことを勉強するのではなくその時に出た話題について話したり、先生の用意した議題について議論したりする教室です。
週1回1時間半
ネットで見つけた教室でしたが、日本人の駐在妻が2人いました。しかし、1人は日本でも英語を使って仕事をしていた人だったので英語ペラペラ。
他の生徒は、日本語も少し話せる韓国人。
日本人の1人は発音も完璧で、たまたま個別指導をしてもらっている様子を見かけましたが分厚い英語の本について先生と議論していました。
アメリカ人の先生の会話で聞き取れる単語も少なく、日本人の英語の聞き取れず。
一番家から近い教室でしたが、すぐに行かなくなりました。
無料だったのでダメージはありませんでしたが、レベルにあった先生や教室を見つけるのが大事だと痛感した英語勉強失敗談です。
▼以前購入したリュックはこちら。古い商品のようで廃盤みたいでしたが、正直形の違いが私にはわかりません持っている割引のノースフェイス商品では一番色が落ち着いています。
5.オンライン英会話ってどうなの?
最後はオンライン英会話について。
渡米1年目、私はオンライン英会話は一切やりませんでした。
なぜなら、
- アメリカにいるので直に英語に触れる機会だけはあったから。
- 面と向かって英語を話すより、オンラインのほうが大変だと思ったから。
ただでさえ話せない・苦手意識のある英語。
渡米1年目は電話で英語で会話するのが嫌で、一切電話しませんでした。
ただ、子供が小さくて家から出にくい駐在妻は、オンライン英会話をしているとのことでした。
実は、今は2度目のアメリカ駐在中。マンツーマンではなくオンライン英語教室は参加しましたが、
- メンバー
- 本人の性格
- どれぐらい議論に慣れているか
- どれぐらい議題について知っているか
当然、話し続ける人がいると他の人は話せません。
上手に場を回せる先生だと良いのですが、止められない人も。
- 南米人
- ヨーロッパ人
- アフリカ人
中国人は、静かです(私の周りの場合)
駐在初期は、特に南米人のスペイン語なまりが全然聞き取れず全く会話になりませんでした。
実際に対面で参加する英語教室で日本人が他に1人いれば、わからないところを聞いたり相談することも出来ます。
駐在1回目の1年目は、同じ教室に1人は日本人がいたこともあり助けられました。
海外では、日本にいた時以上に周りの人や人間関係に左右されやすいので、日本人でも現地人でも他の国から来た人でも、1人でも気軽に話せたり英語が聞き取りやすい人がいると英語勉強のモチベーションが保ちやすいです。
子供がいる人は英語必須なので、鬱にならない程度に自分を甘やかしつつ、少しずつでも英語を勉強し続けたほうが伸びると思います。
1度目のアメリカ駐在は
- 今より若かった
- 日本の正社員の仕事をやめた
- 料理が苦手だった
帰国して3年後に体調不良で病院に行ったら
「そんな(転勤)生活していたら、うつ病でしょう」
とうつ病の薬が処方されました
「そんなわけないでしょ~」と薬を飲まずに体調はよくなりましたが、転勤妻、特に海外駐在妻は環境の変化が激しく負担も大きいので、無理のない程度に楽しく英語の勉強を続けてください
2度目のアメリカ駐在は、今のところうつ病の気配はありません
▼英語が苦手なわりには頑張ってると自分では思っていますが、英語を話しすぎて寝れない日も
↓ぽちっとお願いします。励みになります
にほんブログ村
▼トラブル関係は夫に電話をかけてほしい・・・だいたい何を言われているかわからず止まります。
▼アメリカブランド、現在ラルフローレンだけは詳しくなりました
▼インフレ、円安…アメリカの新車・中古車が高い!
▼海外赴任に伴い、スマイルゼミを始めました。やってよかった!
スポンサードリンク