転勤族の我が家。アメリカに転勤して1年が経過しました。
子供は3人。
第1子が、新年度(Back to school)からアメリカ現地中学校(Middle school)に進級。日本人がほぼいない地域に住んでおり、小学校は6学年に1人も日本人はいませんでした。4つの小学校が集まる次の中学校でも、日本人は一人もいませんでした。ただ、アジア人もいなかった小学校とは異なり、中国人と韓国人はいました(ただ、アメリカで生まれているので英語はペラペラです)。
中学校は、日米で初めての通学。転勤族にとって、アメリカの中学校は未知の世界です。
日本とは全く異なるアメリカ現地中学校の様子や、アメリカ現地小学校とも異なる点についての体験談ブログです。
*事実ですがアメリカは住む地域によって環境が全く異なります。あくまで一例となりますことを予めご了承下さい。
▼あくまで私の意見ですが、海外で3人育てるのは日本より大変です日本では夫は単身赴任・私も職あり・実家は遠方でしたが問題ありませんでした。
1.中学生、アメリカへの転勤についていく?
日本からの転勤族の場合、まず初めに
「中学生の子供を連れてアメリカに転勤するかどうか」
が問題となると思います。
我が家がアメリカ転勤になってアメリカに来たのは、第1子がアメリカ現地小学校最高学年の5年生が始まる前の夏。日本でいうと、小学5年生の夏休みでした。
▼2022年にアメリカへ海外赴任。
我が家は2度目のアメリカ駐在ですが、1度目は個人的な理由で1年で緊急帰国。
「もう1度、海外勤務がありそう」
とはある程度心づもりはしていました。
アメリカに来る半年前にも国内転勤。そのため、海外勤務は第1子中学生以降になると思っていましたが、それでも
「我が家は、第1子が中学1年生までなら夫の海外勤務についていく」
とは決めていました。
会社によるかもしれませんが、夫の会社では受験理由での家族のみの先行帰国は可能。
アメリカ生活が2年だけだとしても、第1子の進学にも問題ないと判断していました。第3子とは7歳離れているため、第3子と父親が過ごす時間を考慮して家族帯同でのアメリカ駐在にしました。
結果的には、予定より早くアメリカ転勤。家族は転勤辞令が出なければ最長4年アメリカで生活し、第1子中学3年生の夏に家族のみ先行帰国予定です。
▼ABCも読めなかった、第2子4歳のときはアメリカに住んでいたのに、すっかり忘れていました。第3子4歳は1年のアメリカ生活を経て、ABCが既に読めます。
同じ会社の他の家族は、中学1年生で2度目の海外駐在でもついてこない人もいれば、初めての海外駐在で高校生でもついてきている人がいます。
高校生は、同じ高校に他社から駐在できている日本人がいるそうです(アメリカ国内ですが、我が家とは異なる州)。
いずれの場合も、想定される考慮するべき点としては
- 家族が一緒にいたいか
- 子供が、新しい環境に馴染みやすい性格か
- 住む地域に日本人がいるか
- 英語がどれぐらい話せるか
また、日本の高校を受験する際にも
- 帰国子女枠
とはいえ、他の国と比べても
「英語の本場」
という意味で、アメリカ転勤はマシだと考えています。英語の話せなかった子供達。今でも会話はそれほど得意ではありませんが、リスニングは在米1年で高校受験のリスニング問題は理解しています。
▼アメリカ現地校初日。アルファベットも読めず
▼ちょっと英語が理解できた第1子。アメリカ現地校スタートも第2子よりマシでした。会話は第1子のほうがマシです。
↓節約兼ねて、4人分のお弁当を毎日作っています。弁当箱は、全て日本で購入。
2.アメリカの中学校、時間割が難しい!
中学進学を迎えるに当たって、夏休み中に届いた第1子の友人からのメッセージ。
「何組だった?私は◯組!」
小学生には、メールで
「あなたは新年度から◯◯先生のクラスです」
と親宛に届いていました。
中学生からは、市から配布されているGoogle chrome book(ノートパソコン)で自分で確認!
なかなか書いてある場所が見つからず、お友達とそのお母さんからも確認を急かされて数日。
やっと見つけましたが、親友とは違うクラスに
アメリカ駐在1年で、英語の話せない親子が作れた友人は数名。連絡先を知っている人も3人のみ!
全員に連絡を取り、1人だけ同じクラスでしたが
「これは娘のスケジュールです。同じ授業はある?」と
表が送られてきました。
↓届いたメールの画像の一部。科目名と先生の名前が書かれていました。
よく見ると、第1子の表や他のクラスになったお友達から送られた表とも異なります。
でも、同じクラスのこの子と第1子の、スケジュール(表)に書いてある科目と先生は同じ。
「◯◯の教科以外は一緒ですよね?」
と返信したところ
「教科の並び順が異なっているから、一緒になるのは1日の終わりのみですね」
と。
アメリカでは同じクラスでも、個別配信されているスケジュールの科目の位置が異なっていたら授業は別!!
それも、第1子のスケジュールにはESL(英語の個別指導)が3つも書かれていますが、お友達は
- 「Band(バイオリンなど)」
- 「Wood Tech(木工)」
- 「Robotics(プログラミングとロボット)」
英語が話せないゆえ、授業も限られてしまうことがネックです。
↓第1子のスケジュール。載せてないE-Eの部分はESlが2コマ1日2コマがESL!
「同じクラスで、更に同じスケジュールの子を探したほうが良さそうですね」
と聞いたところ
「ただ自分のスケジュールに合わせて移動していたら、同じクラスで同じ時間に同じ科目を受けるクラスメートも見つかるはず」
とのこと。
ただでさえ英語があまり話せず、友達が多い方でもない第1子にとっては試練となりそう
幸い、すでに何度も転校を繰り返しているため、第1子は友達がいない状況もそれほど気にせず。
とにかく授業が分かればなんとかなるため、入学前にはそこまで気にしていないようです。(授業がわかるかが問題で、前年度は教えるのが上手な親友が英語は助けてくれていました。)
ちなみに、アメリカには中学校の入学式はありません
▼第2子の成長は、現在やや不安です。新学期から小学4年生(日本でも4年生)ですが、英語が全く話せない!
▼ほぼ毎日アメリカの田舎で手に入る食材で日本食を作っています。柚子胡椒など、味に変化を付けられるものをもっと日本から持ってきたら良かったと後悔。アメリカでは手に入らない銘柄が特に気になります。
3.英語ができなくても、なんとかなる!?
第1子が進学する中学校には日本人がいませんが、実は昨年度まで1人日本人がいました。その子も、同じ小学5年生で渡米して、日本での高校受験のために帰国。
英語が全くできなかったそうですが、サッカーは大好き!
部活も習い事も全てサッカーにすることで、友達も増えて楽しいアメリカ生活だったようです。
英語が話せるとアメリカ生活は楽になりますが、同じ駐在でも日本で英語に対してどれぐらい準備ができるかはそれぞれ。
お金をかけて英語を勉強してくる人もいれば、我が家のように「英語はアメリカで生活していれば、それなりに身につくだろう」
と、アメリカ生活よりも日本に帰国した後に対して重きを置く家族もいると思います。
▼家庭教師をつけている人もいますが、我が家はゆるくスマイルゼミ。3社受講したことがありますが、やることが多いので管理しやすいスマイルゼミは海外受講に向いていると感じています。
英語も話せず、周りに頼れる日本人もおらず(会社の人の子供は全員幼児)、同じ学校に日本人がいない我が家ですが、ある意味開き直って
「英語のわからない日本人」
を突き通しています。
それでも、日本人も日本のことも全く知らない人が多い地域なので、公園で遊んでいるだけで話しかけてきてくれたり、我が子達は興味なくても見つけたら声をかけてくれるクラスメート。
本場の英語に触れる環境としてはかなり恵まれているため、後は子供達と親の努力次第で過ごしやすい環境を整えられると思います。
周りの目を気にしなくて良い(気にしても気にしても、浮いている事態は変わらない)ので、そういう意味ではアメリカ生活は気楽に過ごしています。
海外転勤は環境の変化がとても激しいですが、親子ともに成長する機会としては絶好のチャンスです。
とはいえ、疲れるので無理せず他人と比較せず、自分のペースで生活することが一番だと感じています
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▼アメリカ人はやはりアメリカ人です。子供でもアメリカ人だなぁ!と思うことが多々あります。
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▼渡米するに伴い、スマイルゼミを始めました。丸付けしなくても良いので、とても楽です!
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