転勤族の我が家。現在アメリカの田舎に住んでいます。
日本では子供が1年に3回転園したり、妊娠異常で入院したり、子供の病気で入院したり、子供がいじめにあったり・・・
大変なことはありましたが、すべて最終的には解決して落ち着いた生活を送っていました。
現在、アメリカ駐在中で妻(私)は専業主婦にも関わらず、子育てでかなり疲れています
日本よりアメリカのほうが子育てが大変だと思っている理由をまとめた、体験談です。
*事実ですがアメリカは住む地域によって環境が全く異なります。あくまで一例となりますことを予めご了承下さい。
1.アメリカは給食がない
ご存じの方も多いかと思いますが、アメリカには給食がありません。
ランチ(昼食)をカフェテリアと言われる専用スペースで食べますが、カフェテリアでランチを購入することは可能です。
1ヶ月分のメニューが先に配られているので、メニューを見て食べたい日のみ購入することも可能。
しかし、日本で給食を食べ慣れた我が家の子供達はアメリカのランチは食べません
「パン+チョコミルク+ポテチ」や「ピザ+生ピーマン+サルサ」などで、量も少ないそうです。
↓アメリカのランチといえば、「マッケンチーズ(マカロニ&チーズ)」!アメリカ人がよく食べています。
「ランチで食べれない物が出たら、食べずに捨ててしまえばいい!」
と割り切れば良いのもかもしれませんが、日本人だとなかなかそういう意識に慣れない方もいるのではないでしょうか。
(田舎育ち・親は栄養士。お茶碗に米1粒残っているだけで父に怒られていた私は、残したり捨てることに抵抗あり)
現在は、
- 子供3人分の弁当
- 子供3人分のお菓子
- 子供1人分のお菓子(2度目のお菓子タイム用)
- 夫の弁当
第1子は日本だと小学6年生なので、女の子ですが500ml+360mlのお弁当2個持ち(+お菓子)です
↓第1子の1つと第3子はこちらのランチボックス。日本の保育園の遠足用に購入していたものをアメリカでも使用しています。
最近の型番のほうが、パッキンが洗いやすく仕切りも工夫されています。
アメリカは自動食洗機が主流ですが、日本のお弁当用のシリコンカップや弁当用のお箸は穴から落ちるため食洗機は使用できません。
毎日、日本風のご飯を使ったお弁当を作っています。
チャーハンやオムライスを4人分作る余裕はないため、子供達は日本の給食を食べたがっています
↓日本にしかない、こちらの3点セット!幼児はプリスクール(保育園)でお箸を使うわけにも行かないため、役に立っています。
▼アメリカ現地小学校初日の様子。ABCも書けなかった第2子(3年生)
2.アメリカ、学校までの子供の送迎が面倒!
アメリカといえば、映画や写真などで黄色いスクールバスを見たことはないでしょうか。
↓これです。
私達の住む市では、新学期が始まる時点で各学区内に住んでいる子供は、ほぼスクールバスを利用することができるようです。
海外から新学期以外の時期に転校した場合は注意が必要。
学区の小学校の定員がオーバーしていた場合、他の学区の小学校にしか入ることになります。親が強制的に毎日送迎することになるようです。
(アジアからの駐在は、このパターン多いです。私の周りにも多く、1年後に空きが出ても慣れてきた頃なので転校させない=ずっと親が毎日車で送迎となっています)
我が家は通常スクールバスを利用できますが、朝は片道50分!
自宅から学校まで、車で送迎すれば7分ほど。
田舎なので、学区の外れの子も含めた行きも帰りも同経路を使うため、行きは学校まで片道50分、帰りは10分ほどで帰ってきます。
私以外の近所のアメリカ人の子供達は、毎日親が学校まで送っています
できるだけ長く朝は寝たいとのこと
また、このスクールバスは通常時間に登下校する生徒のみが使用可能。
アメリカは、学校内の期間限定のクラブ活動が盛んです。
例としては、
- ヨガ
- 空手
- チェス
- 美術
- プログラミング
有料のものも、無料のものもあり。
このクラブに参加すると、親は必然的に学校へ子供を迎えに行く必要があります。
我が家は、子供3人。
第1子がクラブ、第2子は通常時間に帰宅、第3子はプリスクールとなると
- 小学生2人をスクールバスのバス停まで送る
- プリスクールに送る
- プリスクールに迎えに行く
- 第2子をスクールバスのバス停まで迎えに行く
- 第1子を学校まで迎えに行く
また、アメリカでは一定の年齢まで子供だけで家で待つことは出来ません。
我が家は現在3人共年齢に達していないため、私が外に出る際には家にいる他の子供を一緒に連れ出すことになります。
風邪を引いていても、風邪を引いている子を連れ出す必要があります。
渡米前に住んでいたのが首都圏の、車がなくても生活できる便利な場所でした。学校どころか、習い事にも公共交通機関で1人で行かせており、放課後や土日も友人と子供達だけで公園などに遊びに行っていました。
首都圏では夫は途中から単身赴任、私は在宅で仕事をしていました。それでも、子供3人でも全く日本では大変ではありませんでした。
アメリカの、何をするにも親が送迎したり付き添わなくてはならない環境に、専業主婦なのにかなり疲れています。
▼アメリカ人の知り合いが日本に旅行するとのことで、現在おすすめの土地や食べ物を紹介しています。日本にいた時以上に日本のことを知る必要あり!
3.アメリカ人、「遊ぼう!」と誘ってくる時間が遅い!
最後に、我が家のアメリカ風子育て困っている事例をご紹介します。
英語の話せない我が子達ですが、アメリカ人の子供達はとてもフレンドリーで誕生日会や家での遊びに誘ってくれています。
▼英語の話せない子がいきなりアメリカ現地校に入るとどうなるの?
▼英語が話せないと、特別対応なのか子供の能力が足りないのかわかりません
日本人どころかアジア人も少ない地域なので、アジア人差別を感じることはありません。
白人率は、かなり高いです。
英語が話せない子供達を遊びに誘ってもらえるのは嬉しいのですが、問題はその時間。
小学生の子供達は、スクールバスで他の子より早く家に着くものの16時帰宅。
16時半ぐらいにクラスメートのお母さんから
「今日、私達の家にきて遊びませんか?」
とメッセージが届きます。
上にも話しましたが、我が家は子供3人。
1人が遊びに行く際には、他の2人の子供も連れ出す必要あり。
アメリカは家と家が離れているため、友人宅まで車で15分(4km)ほど。
我が家の夕飯は、18時。
16時半に「遊ぼう」と連絡をもらっても、
「一体、何時まで遊ぶつもりなの!?」
と、予測も付きません。
そのため、16時半から「遊ぼう!」というお誘いは、全てお断りしています。
稀に前日までに
「16時半から我が家で遊んで、夕飯も食べていってね」
と誘われることがあり、その時は都合がよければお願いしています。
夕飯を頂く場合、迎えに行く時間を事前に確認すると19時を超えていることが多いため、その時間だと夫が仕事から帰宅して残りの子供2人と家で待つことができるからです。
日本だと、幼児なら長くても17時、小学生は相手の都合を確認して最長18時まで遊ばせることはありました。都会では同じマンションに友人も多かったため、どの季節でも18時まで遊んでも安全に帰宅することが出来ました。
日本だと、公園のような小学生がたくさん集まる場所では、誰と遊んでいたかまで把握していませんでした。
アメリカでは、
「誰と、誰の家で遊ぶのか」
が全てです。公園で遊ぶことはありません。
日本だと、子供3人で夫は単身赴任でも、仕事も出来ました。子供の予定に左右されることもあまりありませんでした。
アメリカでは、子供が何をするときでも親がセットになるため、子供3人だとしっかり3倍大変!
第1子は、次の9月にmiddle school(中学校)に進学します。
- 第1子:中学生
- 第2子:小学生
- 第3子:保育園児
アメリカは子供の数も多いので、他のアメリカ人も苦労しているのだと思いますが、日本式の子育てに慣れていた(子供を放置していた!)身としては、アメリカでの子育ては、親の時間がかなり取られるので大変!!と感じています
↓楽天で買ったモバイルバッテリーも既に3年経過(壊れません)。アメリカで中国製を買うより日本で中国製を買うほうが安心なのはなぜでしょうか
(「これ何?」と登校初日に英語で聞かれて固まったそうです)
にほんブログ村
▼アメリカ人はやはりアメリカ人です。子供でもアメリカ人だなぁ!と思うことが多々あります。
▼インフレ、円安…アメリカの新車・中古車が高い!
▼渡米するに伴い、スマイルゼミを始めました。丸付けしなくても良いので、とても楽です!
スポンサードリンク