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海外赴任で、現在アメリカの田舎に住んでいます。

小学生は2人。
近くにインターナショナルスクールや日本の小学校はなく、アメリカ現地小学校に通っています。
同じ小学校6学年中に、日本人生徒はいません

英語が話せないまま渡米した我が子達ですが、日本にはないアメリカ独自の小学校の取り組みを気に入っています

日本でも数多く転勤した我が家の小学生が楽しんでいる、アメリカ現地小学校の工夫についての体験談です。

*事実ですがアメリカは住む地域によって教育環境が全く異なります。あくまで一例となりますことを予めご了承下さい。




1.アメリカ現地小学校、学校で金券がもらえる

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アメリカ現地小学校に通っている子供達。

アメリカは日本に比べて
努力や良いことをした見返りとして、物を貰えることが多い
です。

現在通っているアメリカ現地小学校にある取り組みは、良いことをした見返り=クーポン券。

1クーポン=0.25ドル(25セント。約35円)として、小学校内で開催される「スクールストア(School store)」で買い物をすることが出来ます。

スクールストアでは、日本でも子供が好きな消しゴムなど子供でも買いやすい小さいものを購入することが出来ます。(年数回開催)
↓こんな消しゴムです。日本でも我が子達は集めていました。


↓アメリカは動物の消しゴムのほうが多いです。

実際のクーポンはこちら。
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小学校でもらえる良いことをした見返りのクーポン(金券)には
  • 生徒の名前
  • どんな振る舞いがクーポンがもらえることに値したのか
  • クーポンを発行した(良い振る舞いをしたと判断した)人の名前
  • 日付
が書かれています。

「良いふるまい」とは、例えば我が子が実際に貰ってきたり経験した評価されたふるまいは
  • 授業の後、先生のお片付けを手伝った
  • 授業中困っているお友達を助けた
が多いです。

英語の話せない我が子ならではのクーポン発行例は
  • 全校生徒向けの毎朝ある放送当番で、英語でしっかりアナウンスが出来た
でした

現在通っているアメリカ現地小学校には日本人はおらず、英語が話せないのに間違えずアナウンス出来たことが評価されたそうです。

ちなみに、小学5年生がこの時アナウンスしましたが、後日小学3年生の子供がアナウンスしたときはもらえませんでした

アメリカはあまり平等ではないため、運とタイミングです

他には、クラスメートからクーポンを発行してもらったことも。

アメリカ人は日本人より算数が苦手なように感じます(子供のクラスメートの場合)。

立方体を実際に作る授業でアメリカ人は作れなかったそうで、我が子が他のクラスメートの手伝いをしたそうです。

クーポンは生徒も発行できるようですが、我が子達は発行の仕方がわからず英語が出来ないため、特に国語はクラスメートに助けてもらっているのですが、クーポンを発行できずにいます。
(先生が代わりに発行してくれることも)

アメリカは平等ではなく、「先生が気づいた」ことのみクーポンを発行してもらえるようですが、実際にクーポンで買い物ができるため子供達は喜んでいます

日本人だと、「アメリカ人とは、そういうものだ」と割り切れるかどうかで学校生活の過ごしやすさが変わりそうです

↓お寿司が中国のものだと思われていたりするので、聞かれたら「寿司は日本語!」とアピール寿司のシールは配っています



↓ポケモンも日本発祥!人気なのでアピールするためにポケモンの鉛筆をプレゼントすることも多いです。海外に住むと、日本のものを他国の功績にされることが悔しいですこちらの店舗「シブヤ」の名入れ鉛筆は新小学生にプレゼントしたり我が子が購入したことも。我が家はランドセルもこの店舗です



2.アメリカ現地小学校で先生からおもちゃをもらう

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アメリカ現地小学校、先生が子供におもちゃをくれます!!

初めてもらったのは、転入初日。

英語が全くわからなかった、我が家の小学生達。

▼アメリカ現地小学校初日の様子。ABCも書けなかった第2子(3年生)

▼第1子は英語の聞き取りは少し出来ました。今は更に英会話力の差が広がっています…

校長先生が子供のクラスまで来て廊下から呼び、おもちゃを手渡してくれたそうです。

↓初日にもらったのは、ヨーヨーでした。


実は、初日におもちゃをもらったのは第2子のみ。
どうやら、第1子はその日校長先生と会えなかったとのこと。

翌日、無事第1子ももらうことが出来ました。
(このあたりアメリカは適当。1人だけもらってしまうと1人が拗ねることもアメリカなので「もらっていない!」と主張するべきなのかもしれませんが、日本で生まれ育った子供には少しハードルが高いです


英語の出来ない我が家の小学生達は、小学校内にある「ELL(English Language Learner)」という特別授業を受けています。

専門の先生がいて、授業中にELLの先生がクラスまで子供を呼びに来て、個別指導を受けるシステムです(このあたりはアメリカでも地域によって異なると思われます)。

我が子達が英語を話せないが故に特別に受けさせてもらっているELLの個人指導ですが、個人指導を受けるたびにシールやおもちゃを貰ってきます。

現在の小学校では、ELL授業は週3回。(我が子達はこれとは別に、Speaking(会話)の個別指導も受けています)

アメリカ現地小学校でもらえるおもちゃで特に気に入っているのが、こちらのプッシュポップ
↓アメリカでもプッシュポップと呼んでいます。


第2子に関しては、すでに5個以上もらっています

もらえるタイミングも様々で、第1子は第2子ほどもらっていません。
(第1子のほうがかなり真面目で英語も真面目に勉強しており、上達も早いです。)

アメリカでは、出来ない子ほど褒美がもらえる??

平等でないことが親としては気になるところですが、子供達はもらえないときの悔しさをバネにもらえた時はかなり喜んでいます

日本は平等に機会や物が与えられる教育なので気になるものの、どちらが良いのかは判断しかねるところではあります。


3.アメリカ現地小学校、冬休みの宿題で褒美をもらう

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アメリカ現地小学校、冬休みというほどではありませんが、10日ほど学校がお休みでした。(1月2日から学校です)

休み中の宿題は、読書。
20分読んだら、A4のシートにたくさん書かれたマークの1つに色を塗るというシステムでした。

アメリカでは、漫画も読書に入れても良いとのこと(先生の判断にもよるそうです)。

日本にいたときからよく本を読んでいたため、アメリカでも日本語の本をよく読んでいます。そして、漫画も。

結局2人とも学年1位の読書量となり、景品をもらって帰ってきました。景品は、ファンシーなペンやプッシュポップなど、小さい紙袋に7点ほど入っていました。

↓まさしくこんな感じの、実用性のないまさしくアメリカっぽいもの


写真つきの学校通信(Eメールで配布)で紹介されたので恥ずかしい反面(読んでいるのは英語ではなくほとんど日本語の本なので)、

「冬休みの宿題をしただけで景品がもらえた!」
「私の学年は、私以外提出していないみたいだった!」←さすがアメリカ!

と、アメリカと日本の違いをはっきり確認できて面白い経験でした。

日本だと、たとえ自由課題だったとしても学年で1人だけ提出したということはないように思います

小学校に行くだけでおもちゃがもらえたり、たまにアイスがもらえたりするため、英語が話せなくてもアメリカの現地小学校を子供たちなりに楽しんでいます

逆にいうと
我が子「日本語が話せないアメリカ人の子供が日本の小学校に通っても、面白くないだろうな~」
とのことでした

褒美はなくても頑張れる日本の子供達は偉い!

▼アメリカの初めての宿題。初日は「???」で辛かったです



↓音がなる英語の本、子供だけで簡単に遊べるので現在4才児の末っ子がハマっています。第1子のときに日本で購入しましたが、3人とも遊べて買ってよかった英語教材です。




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▼英語が少しわかるかわからないかで、アメリカ現地校での過ごしやすさは異なっています。

▼アメリカの一軒家。いつの時代の物ですか!??

▼インフレ、円安…アメリカの新車・中古車が高い!

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▼渡米するに伴い、スマイルゼミを始めました。英語の発音のテスト、母が負けてます

 
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