food-g37081d4f2_640
海外赴任で、現在アメリカの田舎に住んでいます。
子供は3人。小学生は2人。日本だと、小学3年生と5年生に相当します。
近くにインターナショナルスクールや日本の小学校はなく、アメリカ現地小学校に通っています。
同じ小学校6学年中に、日本人生徒はいません

日本からアメリカの現地小学校に編入した子供は渡米当時、
  • 英語が全く話せない、小学3年生。アルファベットも書けず
  • 英語が少しわかる、小学5年生。
そして、英語が苦手な典型的な理系アラフォー母。
父も英語は得意ではありません。


少しは慣れてきたアメリカ生活ですが、小学校の勉強だけは常に大変です。
今回、宿題の現物写真とともに、苦労しているアメリカ駐在の実態を記した体験談です。

*事実ですがアメリカは住む地域によって学習内容が全く異なります。あくまで一例となります。




1.アメリカの小学5年生の宿題は、算数の単位

abc-gd0b3959c7_640
日本でいう小学5年生の夏休みに、アメリカに引っ越してきた第1子。

日本での学力は、どちらかというとマシな方でした。

▼中学受験の予定はありませんでしたが、全国統一小学生テスト(無料)は受けてみました。

転勤が多すぎた結果、どこに住んでいても気にしない第1子。

日本でもアメリカでも、言語が違うことについてはそこまでに気にならないようです
(第2子と母は苦戦中・・・)

小学5年生3月の宿題は、こちらでした。

単位の問題。
IMG_2372
アメリカでは、日本と同じ単位が使われていません。
最近はアメリカも「他の国と単位を揃えよう(cmを使おう!)」という気があるようでセンチメートルについても宿題が出ていました。しかし、まだまだ独自の単位を使っています。

*アメリカ駐在2度目ですが、1度目の5年前と比較するとアメリカ独自の単位の横に国際単位のg(グラム)なども併記されている商品が増えた印象です。

小学校で勉強しているのは日本人には聞き慣れない単位なので、アメリカ人に比べて算数が得意ば第1子も、単位の宿題にはやや苦戦しています。

ちなみに
「gallon(ガロン)」は主にアメリカで使われる液体につかう単位で、1ガロンは3.785リットル、つまり約4リットルです。 1ガロンの牛乳やドリンクなど巨大な入れ物に入った飲み物がスーパーなどではよく売られています。

我が家は1ガロンで牛乳を買うため、買ってすぐは子供が1人で注げません(その代わり、割安です)。

「Pint」、これは「パイント」と読みます。 パイントはアメリカとイギリスで異なり、アメリカでは1パイント=「473mL」、イギリスでは1パイント=「568mL」。私はあまり馴染みがありません。

日本人に聞き慣れないのに、アメリカとイギリスで量が違う単位!??

グローバル化している現在、全世界で共通の単位を使うべきではないでしょうか

ちなみに、上の宿題の下部の問題で、第1子は定規を使っていません。

その点を指摘したところ
第1子「アメリカで定規??そんなもの使ったことないよ!!
とのことでした

新年度の持ち物に定規(scale)はあるのですが、子供の通うアメリカ現地小学校では使っていないそうです

↓アメリカの小学校でやる算数だけでは、将来絶対日本で苦労します学力維持のため、日本のドリルを大量に持ってきています。Z会、通信教育は難しいですが市販ドリルはマシでした。



↓日本にいても子供達が読めるようになった英語の本は、エリック・カールの「what do you see?」シリーズ。最近アメリカプリスクールの3才児クラスにいる末っ子が園で読んでいました。日本で住んでいた時にも第1子が読めていた英語の本です。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

PANDA BEAR,PANDA BEAR,WHAT DO YOU SEE(BB [ ERIC CARLE ]
価格:1425円(税込、送料無料) (2023/1/10時点)



2.アメリカの小学3年生の宿題は、時計の読み方

traffic-signs-g04b8e2350_640
アメリカ現地小学校に通う、小学3年生の3月の宿題は時計の読み方でした。

実は、小学5年生よりも小学3年生のほうが宿題が難しい
国語に関しても、単語の成り立ちの宿題が多くて苦労しています。
(アラフォーの母、真面目に英語の授業を受けていましたが習った覚えがありません…)

時計の読み方に関しても、アラフォーの私でもアメリカでの読み方は知りませんでした。
IMG_2370
4:45。

日本語だと、よじよんじゅうごふん
英語だと、ふぉー・フォーティファイブ(four forty-five)


ここまではわかると思いますが、アメリカでは
quarter 'til five(クウォーター ティル ファイブ)
という言い方もします。

'tilはuntil。「~まで」という意味です。

quarterは1/4のこと(よんぶんのいち)。アメリカの25セント硬貨は、1ドルの1/4なのでクウォーターと呼ばれています。子供に対しても、親の片方が日本人ではなかったらハーフ、祖父母が日本人ではなかったらクウォーターといいますね。

1時間の1/4は、15分。
quarter 'til five は、「5時の15分前」


わかるのですが、、、わかるのですが、、、

どちらかというと、「今はquarter 'til five!!」(5時まで後15分)
約束の時間まで、後15分!

というニュアンスが強いようです。

日本語でも
「もう8時!8時10分には家を出ないと学校に間に合わないよ!」という言い方はしますが、時計の読み方としてわざわざいい方を教えることはないですね。

このように、算数の宿題は特に
  • 英語の意味はわかるけれど、日本だと習わないので理解しにくい
  • 英語の意味はわかるけれど、何が言いたいかわからない
ことが多く、生粋の日本人である私(母)も頭に「???」を浮かべなから子供達と宿題に取り組んでいます

私自身が理系なので算数に苦手意識はなかったのですが、アメリカの問題を解くと意味がわからず頭が痛くなります(宿題を投げたくなる!)

分からない宿題は、私自身の個人指導の先生(tutor チューター)に質問しています。

宿題、間違えてバツされて先生から返ってきても、英語の文章の意味がわからないので私達だけでは正解にたどり着くのは困難です

▼アメリカの初めての宿題。初日は辛かったです



↓3~5歳の子供に有効だったのは、英語の音声がなる絵本。1度目の海外赴任は第1子5歳がkindergartenに上がるときだったので、アルファベットを全く知らない子供のために日本で購入しました。そのためか、第1子は1年後に日本に帰国した後もアルファベットは忘れずアメリカ発音でした。最近3歳の末っ子がこの本を見つけて1人でやっていたので、音声のなる英語おもちゃは「第1子の体験から有効」だと思っています。




↓ランキング参加中。ぽちっとお願いします。励みになります
にほんブログ村 海外生活ブログ アメリカ情報へ
にほんブログ村

▼英語が少しわかるかわからないかで、アメリカ現地校での過ごしやすさは異なっています。

▼アメリカの一軒家。いつの時代の物ですか!??

▼インフレ、円安…アメリカの新車・中古車が高い!

▼日本でも新車を買ったところだったのに、半年で手放す羽目に

▼渡米するに伴い、スマイルゼミを始めました。英語の発音のテスト、母が負けてます

 
スポンサードリンク