転勤族の我が家、現在アメリカ駐在中です。
2月14日は、日本もアメリカもバレンタインデー。
日本は、最近では
「バレンタインデーは好きな人にチョコレートを渡す日」ではなく
「自分のために、美味しいチョコレートを買う」
「お世話になった人に、チョコレートを渡す」
ような雰囲気になりました。
アメリカも5年ぶりに駐在で来てみたら、バレンタインのルールが少し変わっていました。
アメリカのバレンタイン事情や、2023年に子供達がアメリカ現地小学校やプリスクール用に用意したバレンタインデーギフトをご紹介します。
*実際にあったことですが、一例であることを予めご了承ください。アメリカは広いので、地域によって全くルールが異なると思います。住んでいるのは日本人もアジア人も少なく白人率が異様に高い田舎です。
1.アメリカのバレンタインデー事情
↑アメリカのスーパー、walmartのバレンタインコーナー
アラフォーの私が子供の頃は、日本でも学校にバレンタインデーのお菓子を持ってきたり告白する子が多かったように思います。
アメリカには、ホワイトデーという習慣はないようです。
アメリカでも一番正当なバレンタインデーの贈り物は
「赤いバラ」
私自身が今アメリカで習っている英語クラスの先生は、
「バラでも、赤以外の他の色はだめ!」と念を押していました。
アメリカでも日本でも
「バレンタインデーを、やりたい人だけやる」
という雰囲気は変わりません。
ただし、子供の場合は異なってきます。
アメリカのバレンタインデー、子供だとほぼ強制なことも。
▼車の買い方も、日本とアメリカでは全く異なりました。(我が家の場合)
↓2017年に購入して未だ使い続けているモバイルバッテリー。最近、iPhoneもケーブルがtypeCになったのにtypeCを選ばなかったことは失敗しましたが、ディズニーなどのテーマパークに行くときでも2台充電出来ています(スマホ2台持ち)。パールピンクにしていますが、汚れも特に気になりません。ケーブルも挿せるのでおすすめです。
↓次にモバイルバッテリーを買うなら気になっているスティックタイプ。
レビューは楽天で1番多いものの、評価は上の四角タイプのほうが高いようです。スマホ1台のみならこちらのほうがかさばらなさそうですが、家族5人スマホ5台タブレット3台だと10000mAhが1つはあったほうが助かります。(モバイルバッテリーも3台持ち歩いています。今のところ1つも壊れたことはありません)
2.アメリカ、学校でのバレンタインデー
現在住んでいるアメリカの田舎の小学校には、全6学年に日本人はいません。
アジア人も、数人しかいません。
そのため、我が家は今住んでいる地区のバレンタインデーの祝い方がわかりませんでした。
2月に入ってから、第3子がプリスクール(アメリカの保育園)から手紙をもらってきました。
簡単に話すと(翻訳機を使わず適当です)
【子供達が今月「My neighborhood(隣人、近所)」をテーマに学んでいるので、
「バレンタイン/友情(Friendship)の手紙」を持ってくることをお誘いします。
プリスクールで「Letter bags」を作っていて、それに友達への手紙を入れます。】
要するに、郵便屋さんごっこでバレンタインのカードを配達に使うようです。
この時点で、第3子の通うプリスクールでは
バレンタインデーのカード作りは強制参加!
また大変なのが
「友達の名前を書く必要はありませんが、子供に自分の名前を書かせてください。良い練習になるでしょう」
渡米半年。4歳になった第3子は男の子。
第1子の女の子は3歳になってすぐに名前やひらがなを書いてお友達と手紙のやりとりをしていましたが、男の子はひらがなに全く興味を持たず!!
4歳の日本人の男の子が、クラス全員分のバレンタインカードにアルファベットで名前を書く!!?
頭が痛くなります・・・
そして数日後、第2子のアメリカ現地小学校からの手紙。
第2子のクラスもバレンタインデーカード歓迎とのこと!!
アメリカのバレンタインデーカードは、カードそのものだけではなく
- 鉛筆
- シール
- タトゥシール
- 絵の具セット
そして5年前に駐在していたときと異なっていたのが
現在は、飴・チョコレートなどのお菓子をカードにつけるのは禁止!!
↑学校で禁止なら、このお菓子グッズは誰のために?家?
5年前は、お菓子をカードにつけてくれる人もいました(当時第1子5歳児は幼稚園生。kindergargen)
アメリカも昨今の健康志向のためかコロナのためか、食べ物のやりとりは厳しくなっています。
また、バレンタインカードを渡すときは、クラス全員分持ってくること!!
日本だと、好きな人・仲いい人にだけ渡すことが出来ますが、アメリカの学校に持ってくる場合は全員分が必須です。
バレンタインカードを持ってくるかどうかは任されているため、
全員渡すor 全員渡さない
の判断が必要となります。
渡米半年の我が家、
他のクラスメートがどうするかわからないため、
「全員渡す」
ことにしました。
子供3人×クラス全員=60人分以上のバレンタインカード作り、決定!!!
子供よりも母親が真っ青です
↓実際に我が家が日本で購入してアメリカに持ってきたのは、こちらのポケモンの筆箱。実店舗で念入りに性能確かめました
口が大きく開くため、予想以上に使いやすいそうです。
次回の日本帰国時に追加購入予定(アメリカに予想以上にまともな筆箱がなかった!)
ポケモンといいディズニーといい、流行り廃りがなく海外でも認知度の高いキャラクターを選びました(主に親目線)
意外と実店舗のほうが選択肢が少ないんですよね…
3.実際に用意したバレンタインデーカード&ギフト
子供3人分のバレンタインデーカード&ギフト。
まず初めに用意したのが、バレンタインカードを持ってくることがほぼ強制の第3子の分。
第1子に
「クラスの人数分、折り紙で何か作って欲しい」
とお願いしたところ、サッとペンギンを作ってくれました。
日本人がほぼいない地域なので、日本の物は喜ばれます。
2度目のアメリカ駐在の我が家。
1度目のアメリカ赴任で、ある程度
- アメリカで必要なもの
- アメリカで喜ばれるもの
- アメリカでは手に入りにくいけれど、日本では安価に購入できるもの
日本で多めに購入しておいた、文具やシール類。他にも100均で数万円分購入して引っ越しの船便に入れました。
ポケモンは約100円でしたが、100均ではなく首都圏のスーパーで購入。
右2つのシールは、東海地方のイオンの売りつくしで10円!(10年前)
鉛筆は、首都圏やら関西やら、アメリカ駐在が決まった後に立ち寄ったショッピングセンターで少しずつ(セール品を)買い集めました。
ポケモン・マリオはアメリカでも人気ですが、日本っぽい可愛いキャラクター物も女の子に人気です。
その中でも、保育園児にぴったりなのが、ディズニーキャラクターのシール。
(日本で100円でした)
アメリカのスーパーに実際に売られているシールや値段はこちら(2023年2月撮影)
アメリカでは、シールも高いです。(1ドルショップなら安いかもしれませんが、日本で100均のものを人にあげにくいのと同じでアメリカでも1ドルショップのものは避けたいところ)
ちなみに
バレンタインデーのギフトのレベル(価格)は、アメリカでも地域によって異なるようです。
アメリカ西海岸に駐在中の友人(子供は第3子と同じ年齢)は、
アメリカのダイソーで買ったプレゼントをクラス全員分持っていくそうです。
アメリカのダイソーは、100円でもなく1ドルでもなく1.5ドルでもなく、現在は1.75ドル。
(私の住む地域は田舎なのでダイソーをみたことがなく、正式な価格は現地でご確認ください)
対して、私の住む田舎では、5年前のバレンタインデーではカードのみの人やシールを1枚だけつけている人が多かったです。
そのため、今回第3子のプリスクールには、シールを数枚ずつつけることに。
悩んだ末、シールの入る封筒も自作して、ペンギンに持たせてみました。
封筒をペンギンのお腹に貼り付けています。封筒の中に、シールを入れました。
何が苦労したって、4歳の男の子にアルファベットで名前を書かせること!!
ひらがなでも名前を書けないため、見本のアルファベットを書いて好きに書かせました。
(Aのようなものがひっくり返っていますが、何を書きたかったのか不明)
後日、余白部分に私がアルファベットとひらがなで子供の名前を書き足しました。
(日本人が珍しいので、日本語を聞かれることが多いです。先生から手書きの日本語で手紙をもらうことも)
クラス全員分、夜な夜な作って完成。
↓よく利用する、こちらの店舗。名入れ鉛筆は自分の子供用に持ってきています。ランドセルもこちらで購入しました。
お次は第2子分。
小学生なので1人で作ってくれるかと思いきや、完成出来ず。
平日のアメリカ現地小学校に、放課後は現地校の宿題と日本語補習校の宿題。
時間が余れば、現地校から配布されているアプリで英語の自主勉強。
土曜日は片道約100キロの他州にある日本語補習校(日本人先生による日本語だけで算数と国語を学ぶ学校)へ。
本当に、アメリカに住む英語の話せない海外赴任帯同小学生は多忙です。
(そして、バレンタイン前日の2/13から学校の放課後クラブに行かせました・・・)
第2子は、折り紙で猫を折っていましたが、顔など凝りすぎて時間が足りず。
↑左下だけ母が書いた顔。可愛げがない・・・!?
全員分の名前を書く作業は自分でやってもらいたいため、書ききれなかった猫の顔とおまけにつけるシールは母が作業。
日本のテープのり大活躍!!
↓こういう日本の文具、アメリカ人にあげると喜ばれます。日本の職場で使用していました。
貼ってみたものの、持ち運んでいる間に取れそう?今後の課題です。
クラス20人分完成…男の子はポケモン、女の子はいちごorクローバー&てんとう虫にしました。
ちなみに英語が全く話せない第2子は、仲いい子以外とはクラスメートを関わっている気配なし。
クラスメートの名前もアルファベットで書けないため、先生からもらった名前リストが大活躍です
第1子は小学5年生なので、数あるイベント(パジャマデー。学校にパジャマで来て良い日)もスルーする子が多いです(我が子のパジャマで学校にいくことはありません)
バレンタインデーに関しても連絡も、5日ほど前の最後の金曜日の夜に先生から連絡とクラス全員分の名前のリストが送られてきました。
ただ、第1子は我が家の子供達の中では一番アメリカ現地小学校に友達が多く、会話しています。
「(バレンタインカード)ないよりは、あったほうが良いだろう!」と用意することに。
ここで、母のミス。
近所のwalmartで1月からバレンタインデーグッズが売り出していたため
「必要なのだろうか?」と1つ買っていました。
第2子・第3子、使用せず
鉛筆16本とカードが付いて、2.98ドル。
アメリカの鉛筆、家では絶対に使うことがないため第1子のバレンタインに使用してもらうことに
16セット入を購入していたため、女子14人分は、お世話になっているのにアメリカの既製品。
男子7人分は、折り紙で作った箸ケースに日本で購入したポケモンの鉛筆。
(男の子にはお世話になっていないため、娘の好きではないシーズンのポケモンの鉛筆を入れたとのこと
アメリカでも日本と同じですね女の子のほうが、しっかりしています)
裏に名前を書くところがあるのに、鉛筆を入れるとカードが破けるという…
↓この見本の絵の意味がわからず。渡した後に遊べるってこと??
アメリカの謎(クオリティ=イラッとする所)。日本のものがほしい…
結局70人分以上のバレンタインカード&ギフトの用意!!!
(先生たちにも用意したため)
日本では、子供が3人いて困ることはまーーーったくなかったのですが(ファミリーカーが必要だったりホテルに泊まるにくいことぐらい)
アメリカだと、しっかり子供3人分大変だなぁと思うこの頃です
来年は、第1子アメリカ現地中学校・第2子アメリカ現地小学校・第3子アメリカプリスクール(転園検討中)・・・(母も週3で英語のダブルスクール中)
更に大変です
バレンタインデー、もっと工夫していたりお金をかけている家はあると思います。けれど、周りに日本人がいないのをいいことに我が家ではこんな感じで乗り切っています
▼アメリカの初めての宿題。初日は辛かったです今も文章題や文法に親の私も苦労しています。アメリカだと子供3人=苦労も3倍
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