日本では学校で国語を習うように、アメリカでも日本の学校で習うような英語の文法を習います。
海外赴任で、現在アメリカの田舎に住んでいます。
子供は3人。小学生は2人。小学3年生と5年生。
近くにインターナショナルスクールや日本の小学校はなく、アメリカ現地小学校に通っています。
同じ小学校に、日本人生徒はいません。
日本からアメリカの現地小学校に編入した子供は渡米当時、
- 英語が全く話せない、小学3年生。アルファベットも書けず
- 英語が少しわかる、小学5年生。
父も英語は得意ではありません。
小学5年生の宿題を手伝おうとしたら、日本の高校で私が習った文法だった話です。
*事実ですがアメリカは住む地域によって学習内容が全く異なります。あくまで一例となります。
1.アメリカの小学5年生の国語は、日本の高校生レベル?
日本の子供達が小学校で日本語を学ぶように、アメリカ人も学校で英語について学びます。
日本と異なるのは、漢字の学習のような
「ひたすら書いてテストして、何度も反復練習して覚える」
という作業は全くないように思います。
アメリカでは、書き取り(書いて覚える)の宿題はありません。
スペルを覚えるための宿題はありますが、やり方は指定がありません。
「金曜日にスペルのテストをするので、この14個を覚えてください」
と言った感じです。14個全てがそのままの順番でテストに出ます。
先生が読み上げます。
(小学3年生。)
当然、書くだけでなくその言葉が聞き取れなくては行けません。発音が似ていて間違えやすい単語の問題もあるので、おそらく大人でも英語が苦手な普通の日本人には聞き取れない気がします。
我が家の小学5年生は、英語が少し理解できる程度。
小学5年生となると学校の授業も本格的なので、学校で大変苦労していると思います。(フォローしきれないので、ほぼ放置)
↓過去の教材「Thunder rolling」
アラフォーの私では、もうどの文章量が中学レベル・高校レベルなのか思い出せません。
▼英語の全く話せない第2子の登校初日
今、小学5年生が授業で使用している小説はこちら。
参考の中身としても紹介されていましたがこんな感じです。
正直、アラフォーの私には英語の本を読むのが辛いです。(アメリカの絵本でも知らない単語が出てきて苦戦しています)
既に20年以上も前なので忘れていますが、おそらく高校で習う分量の英語ではないでしょうか。
(カリキュラムが昔とかわっているので、今は中学生でも読めるのでしょうか?)
英語の読めない純日本人小学5年生がいきなりこの本を読んで、それについての議論に参加しなくてはならないのでかなり大変そうです。
幸い、子供の仲の良い友人が教えることがとても上手。ペアになって解いていく課題を一緒にやってくれているそうです。(同じ時に香港から転校してきた子ですが、すでにトリリンガルなので英語も余裕。親の教育の違いでしょうか)
『The Phantom tollbooth』はアメリカではとても有名な本だそうです。
↓こちらはサイエンス(科学)の授業から。
日本語でも、「太陽系で一番熱い惑星はどれか?」と聞かれてもわからない、理系の私。
日本の小学校か中学校で学んだ記憶もすでにありません
日本でも英語やプログラミングが必修となり、
「先生たちは大変だなぁ」
と思っていたのですが、アメリカの先生も大変そうです。
アメリカの先生も真面目だと感じることが多いです。
(住んでいる地域が白人ばかりなためかもしれません)
↓アメリカで初めて購入した本はこちら、「はらぺこあおむし」でした。話の内容を日本語で知っているので、説明しやすい本です。
↓日本にいても子供達が読めるようになった英語の本は、エリック・カールの「what do you see?」シリーズ。最近アメリカプリスクールの3才児クラスにいる末っ子が園で読んでいました。
2.アメリカ現地小学校の宿題と、日本人がやりがちな間違え
アメリカの小学5年生の英語の文法のレベルが日本の高校生レベルだと実感したのが、こちらの宿題。
小学5年生の宿題です。
- Neither nor
- either or
『Neither nor』『either or』アラフォーの私の時代は高校の時に習いました。
アラフォー(私)の高校時代の教科書。左のページがNeither eitherです。まさか海外に住むことになるとは思っていませんでしたが、残しておいてよかったです!!
上の小学生とやった宿題、何問か間違えました。
Neither eitherの宿題は何回か出たのですが、毎回1つは間違えてしまいました。
私はすっかり忘れていたのですが
- Neither
- Either
「日本の高校生と、アメリカの小学5年生。どちらが英語の文法を覚えるのに苦労するんだろう」
と思っています。
母国語ではないとしても、文法に関しては日本のほうが覚えが良いかもしれません。
我が家の小学生は、
- I am
- You are
聞き取りは意味の変わらない単語以外は私よりも子供達のほうができるのですが、子供達は全く英語が話せません
日本の英語教育、話す方に関しては通用しませんが文法をしっかりマスターしておくと海外でも役に立ちます。
アラフォーの私は、英語の発音が通じなくてもスペルを伝えることで意思疎通することもあります大学受験まで真面目に英語を勉強しておいてよかったです。かなり忘れていますが
▼アメリカの初めての宿題。今は宿題に苦労していませんが、初日は辛かったです。
↓3~5歳の子供に有効だったのは、英語の音声がなる絵本。1度目の海外赴任は第1子5歳がkindergartenに上がるときだったので、アルファベットを全く知らない子供のために日本で購入しました。そのためか、第1子は1年後に日本に帰国した後もアルファベットは忘れずアメリカ発音でした。最近3歳の末っ子がこの本を見つけて1人でやっていたので、音声のなる英語おもちゃは「第1子の体験から有効」だと思っています。
↓ぽちっとお願いします。励みになります
にほんブログ村
▼英語が少しわかるかわからないかで、アメリカ現地校での過ごしやすさは異なっています。
▼アメリカの一軒家。いつの時代の物ですか!??
▼インフレ、円安…アメリカの新車・中古車が高い!
▼日本でも新車を買ったところだったのに、半年で手放す羽目に
▼渡米するに伴い、スマイルゼミを始めました。英語の発音のテスト、母が負けてます
スポンサードリンク