キャプチャ89
国内外転勤族で、現在10年間で3度目のアメリカ赴任中。家族でついてくるのは、2度目。

今回のアメリカ生活が初めてではないとしても、来るたびに驚く日本とアメリカの違い
日本人がほぼいない地域なこともあり日本食も入手しにくく苦労も多いのですが、アメリカのセール品だけは驚くとともに「さすが、経済大国!」と思わせる物量&値引き!!テンションがあがる瞬間です。

今回、クリスマス前にアメリカのクリスマスセールをチェックしてきたので、実際の写真とともにまとめています。

(アメリカは広いため、地域差があると思います。その点ご了承ください。)




1.アメリカのクリスマスセールは2週間以上前から開始!

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クリスマスより2週間以上前の金曜日。

手芸や手作り工作のグッズが沢山売っている店やクリスマスの装飾品が多く置いている店を見に行ってきました。

今回チェックしてきたのは、アメリカ全土で展開していると思われる
  • Christmas Tree Shop
  • Joann
  • Michaels
です。

いずれの店舗も既にセールが始まっていました。
それぞれの店舗の商品と店内の様子は、なかなか日本だと見ないものです。

↓リンツはスイスの会社ですが、アメリカにも工場があるためアメリカのリンツは安いと聞いたことがあります。コストコはアメリカの会社のため、日本のコストコで買うリンツは安いです。
食品ブランドでは、海外ブランドなのに日本のほうが安いと感じることが多いです。
アメリカでリンツは簡単に入手できますが、安くはありません。



▼渡米して1ヶ月、5年ぶりにアウトレットに行ったときの掘り出し物の紹介。ブランドバック多めです。

2.アメリカのクリスマスセール、クリスマスツリーショップ

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↑アメリカっぽい?クリスマスツリーショップでは大きなかごにドサッと商品が入っていることが多いです。

最初に紹介するのは、クリスマスツリーショップ(Christmas tree shop)
クリスマスツリーショップという名前ですが、クリスマス以外の季節にもその季節に合ったデコレーションやキッチン用品を扱っています。
「非常にアメリカっぽい」
と、駐在妻としては思っています。日本から知り合いが来たら、案内したいと思う店でもあります。

店の奥の方にはアメリカ国外のお菓子等の取り扱いもあり。

上品な商品が置いてあるわけではないのですが、価格設定が低めなので見ていて楽しいショップです。
(ハンドソープやおもちゃの取り扱いもあり)
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他の店舗に比べて種類は少ないですが、その分安価。クリスマス柄のリボンは1巻2.99ドル。

このリボン、実は5年前アメリカ赴任中に1つ購入しました。
上の写真で上に載せているものと同じものです。毎年同じ商品なのかもしれません。
以前購入したリボンがまだ残っているのですが、付いている値札は1.99ドル。

5年で1ドルアップ!

この商品は安価なので、クリスマス2週間前の時点ではセール対象商品ではありませんでしたが、5年前はクリスマス後のセールで半額の1ドルで購入。

アメリカの商品は、何でも日本より高い!」と感じているのですが、リボンでさえも物価上昇を感じます。
今後物価が下がることはなさそうなので、アメリカだと欲しい商品は購入するに限ります。
(日本も、物価を上げていく方向かと思われます)

↓日本ではこちらの商品がそっくり。長さもほぼ同じです。値段も日本のほうが今だと安いかもしれません。幅が少し異なります。
[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

【ルナリボン】3310 フルール 63mm x 9m巻 ワイヤーリボン 全4色
価格:1538円(税込、送料別) (2022/12/10時点)

日本より力が入っていると感じる、クリスマスのアクセサリー
日本だと身に着けにくい商品ですが、アメリカだと何でもありでしょうか!?
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子供がkindergerten(日本の年長)だった時に、学校内であったholiday shopで私用に購入してきたので、私も雪だるまのもの1セット持っています(1ドル)。日本ではつけたことがありません
アメリカだとこんなファンシーなピアス(イヤリング)をつけていても
私「子供が買ってくれたの」
アメリカ人「Oh,Sweet
という会話になりそうです。

こちらはセール対象商品。30%オフでした。
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アメリカのクリスマスシーズンは、店を見るだけでも楽しいです。

アメリカが日本と違うところは、商品の包装は自分ですること。
そのため、梱包するための資材がかなり販売されています。

クリスマスプレゼントを入れる用の缶。ギフトカードも人気のプレゼントですが、それさえも入れるための専用の缶が売られています。
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アメリカは全員クリスマスを祝っていると思われがちです。

しかし、実際はアメリカは多民族国家。キリスト教以外の人は違うものを祝います

代表的なものが、ユダヤ人のhanukkah(ハヌカー)。
2022年の場合は、12月18日から26日までお祝いします。

クリスマスツリーショップにも、ハヌカーのコーナーがあります。
このあたりはまだセールではありませんでした。
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ハヌカーの玄関マット(いつも思いますが、シーズンごとに玄関マットがあるということは使い捨てでしょうか?)
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ハヌカーでは9本のキャンドルが有名。
よく見てみると、店や家のウィンドウにこちらのキャンドルを置いている店もあります。
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テーブルセンターにも、ハヌカーのキャンドル。

クリスマスは赤をテーマにしたものが多いため、ハヌカーの青だとまた違った印象になります。

クリスマスツリーショップは雑多に商品が並んでいますが、いつもレジの列が長い!
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↑マスクをしている人もいれば、既にサンタ帽子をかぶっている人も

クリスマスツリーショップは、比較的年配の人が多いイメージです。
一部の商品はクリスマス前にもディスカウントしていますが、クリスマスツリーショップではクリスマス後にディスカウントが始まる商品もあるイメージです。

アメリカは、クリスマスが終わると大きなイベントはない気も
新年ではなく、新年の前日を祝います。1月1日は「休憩(前日夜通し遊んだから)」というイメージ。

↓アメリカでもよく見かける、入浴剤。日本だと1つ入れると家族全員楽しめますが、アメリカは浴槽の中で体を洗うので、1人入ったらお湯を流します。掃除が大変なので、我が家はシャワーのみ。日本に帰りたいと子供がいう点です

3.JOANNのクリスマスセール

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↑アメリカといえば、の、クリスマスの大きな靴下。at Joann

JOANNは、手芸品やハンドクラフト用の素材を主に扱っているお店です。おもちゃも一部置いています。

日本のミシンなども置いていて、布のコーナーが豊富。ロールで売られている生地を測り売りしてくれるので、いつもアメリカ人が並んでいます。(単位がヤードなので、日本人にはハードルが高い!)

JOANNでは、クリスマス2週間前で既に70%オフのセールが開始
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↑日本にもありますよね、実際割り引くとどのくらいの価格になるのか表示されています。

そのため、造花コーナーは特にほぼ商品がなくなっていました。

ちなみに、ハロウィンが終わった直後の11/2にもJOANNを訪れているのですが、その日には既にクリスマス商品が置いていました。

JOANNはクリスマスオーナメントもおしゃれ。見ているだけで面白いです。
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↑既にかなり売り切れています。

↓日本だと、ベルツレムの星が人気ですよね。近年、本物っぽいドイツ製品や北欧のシックな色合いのオーナメントが多い印象。我が家はアメリカ風(ごちゃごちゃ)なので憧れます・・・ 

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アメリカだと手作りオーナメントも一般的。プリスクールで作ってきたこともありました。
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↑手作りオーナメント用の材料。大きいものも小さいものもありますが、かなり入っています。
日本では子供とママ友さんとクリパをすることが多かったので、皆で手作りオーナメントをすると盛りあがりそう!

手作りでもしっかりしているので、我が家では5年前に作ったものもまだ飾っています。
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↑こちらのポスト。購入するか迷ったのですが、サンタへの手紙を入れるための口は開いているものの、取り出し口がない!
上から手紙を出すのは大変そうなので、購入見送りました。商品が多いので、いつかまた出会えることを願って…


今回の私のお目当ては、クリスマス柄のリボン。
昔クリスマスツリーショップで購入した白生地に金縁のものを持っているのですが、アメリカだと上品な柄よりインパクトのある色のほうが映えと気づいたこの頃。
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圧巻の品揃え!全部クリスマス用なので、終わったらセール後撤去されます。
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日本だとあまりリボン売り場は見なかったのですが、アメリカのほうが種類が多いのでは??
アメリカではプレゼントの梱包にも使用されます。

既に70%オフだったのであまり商品はありませんでしたが、アメリカあるある、売り場と全く違うところに1つだけ放置されていたリボンを発見(お客の誰かが置いていったもの)。
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アメリカだと、1度手に持ったものを元の場所に戻さない人も多いです。

そもそも、リボンも店内4箇所ぐらいに売り場がありました。たまたま1周したので4箇所とも物色できましたが、リボンだけ目当てなら1つの売り場で終わってしまいそう。

写真右のベルベット素材も欲しかったのですが、赤でももう少し色味が異なる商品がありそう。今年はこの暗めの赤しか残っていなかったので、左の麻っぽい生地に金縁のリボンを購入。
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元値9.99ドルから70%引きでした。(40%オフのものはポストカードです)
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金色の縁の部分にワイヤーが入っているので、成形(大型のリボン作り)がしやすいです。
手作りリースとスワッグにつけるために購入しました。
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JOANNで売っていた他のものもご紹介。

大きいリボン。人より大きめの私の手のひらよりも大きいです。
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アメリカだと、家の外にこの大きなリボンを飾っている人が多いです。使い捨て?

これ、何だと思いますか?
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パーティで飲み物を入れるものです。ストロー付き。
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洗いにくそう・・・アメリカだと
「使い捨て?再利用?」と悩む場面が多いです。

こちらのツリーは、ちょっとシュール?毒キノコ?
(子供は可愛いと言っていました)
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たぶん、このツリーはブラシで作っていると思うんですよね。店によっては本当にいいお値段します。(調査済み)
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このツリーは、他のお客さんが購入していました。

↓JOANNでチュールを買ったことがあるのですが、日本だと絶対買ったほうが安いし楽です私は日本だと手芸店とは無縁…

4.Michaels(ミシェルズ)のクリスマスセール

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↑ミシェルズの店頭。アメリカだと、人の手の加わったものはレストランも含めて高いです。

最後はMichaels(ミシェルズ)。私の住む都市では、何故か品揃えが似ているJOANNとミシェルズが1店舗挟んで隣にあります。

アメリカだと同じ敷地内であっても駐車場内を車で移動することも多いぐらい広いのですが、この2店舗は歩いて移動可能です。自動車販売店も横同士でトヨタとホンダがあることも。

ミシェルズの店頭に、大きなオーナメント。
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サイズ比較のために手を置いていますが、ボーリングの玉より大きいです。
流石に、どこかのお店が外を装飾するように使うのかなーと思いますが、アメリカだと日本と「普通」が違うので一般民家が飾っていたりするかもしれません。

アメリカで生活する上で、10歳の子供が
「アメリカ、ありえない!!!」と言っているのがこちら。
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「buy one, get three FREE」

1つ買うと、他に3つただで貰えるよ
ってことです。

1つの値段で4つ購入可能。支払う価格は1番高いものが適用されることが多いです。

1つ10ドルだとして、4つ買うと通常40ドル。
それが、4つで10ドル=1つ2.5ドル。
1つあたり75%オフです。

JOANNでは1つ70%オフだったので、4つ買うとミシェルズのほうが安いよ~ってことですね。

日本人だと「そんなにいらない…」となりそうです。

ただ、アメリカ人も理解していないのか、リボン1つ買ってレジで「割引されていない」と言っているおばあちゃんがいました。
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日本だと見かけないような、かわいいピックも。
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こちらは1つ60%オフ。残っているのは壊れているものが多かったりするのも、アメリカあるある。
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クリスマスツリートッパー(クリスマスツリーの一番上に載せるもの)。我が家は今年アメリカサイズのツリー(180cm超え)なのに、トップは日本の100均小さい!

アメリカでは、今はツリートッパーも光るものが主流のようです。日本だとコンセントが足りないかも?
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↓日本でも光るトッパー売っているんですね。コロナ禍で人の家に遊びに行くことがなくなったので、今は主流なのでしょうか?確かにきれいなんですよね、光ってるツリー。どうせそのうち帰国するので、日本で購入ものです。

日本でも見かける、ジンジャーブレッドハウス。
お菓子の家です。
日本だと、普通に売っているお菓子で作ることも多いように思いますが、アメリカだとキットが主流。


ジンジャーブレッドハウスはその名の通り、ジンジャー(しょうが味)です。
名前だけかと思ったら、イベントで以前作ったジンジャーブレッドクッキーが本当にジンジャー味。
我が家の3人いる子供のうち、上2人は国内外に転勤しすぎて果物も日本のケーキも食べなくなりました。こういう味のわからないものは、全く手を出しません(親は作ってみたいのですが)。

どこを探してなかったジンジャー味じゃないお菓子の家が、ミシェルズにはありました!!
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GODIVA!!
セールで約13ドル
!!

成分細かくみましたが、変わった味(子供が食べれない物)はなさそうでした。

ただ、残念ながら長ーい会計列を終えた後に発見したので、諦めました。
(アメリカ人、かなりの人がセルフレジが使えないのにミシェルズは有人レジとセルフレジが同じ列。英語の話せない私は抜かして前にいく勇気もなく

今回ミシェルズで購入したのは、こちらのミニツリー。
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左に置いてあるのは、日本でもおなじみのトレーダー・ジョーズのキャンドル。小さめのツリーです。
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元値6.99ドル。
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購入価格、2.8ドルに税金入れて3ドル。

第2子と大規模なクリスマスショップに行ったときに似たものを欲しがっていたので購入しました。

計算すると
(値引き後でも)日本より高いのでは?
と思うことも多々あるのですが、アメリカのクリスマスの雰囲気とアメリカ人の購入量の凄さに、少し飲まれて財布の紐が緩む我が家です


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