
国内外転勤族の我が家。現在10年間で3度目のアメリカ赴任中です。
日本・海外、どちらかの国でのみ手に入る商品や価格の違いに非常に敏感になりました。
為替に対する家計への影響も大きく、1ドル70円台と150円台、どちらも経験しています

海外に住んでいる間、よく日本に住んでいる人からブランド品の買い物を頼まれます。
「◯◯(ブランド)は安く買える?」と、メッセージが届きます。
非常に多くの親族・友人にいろいろなブランドについて質問を受け、また、こちらのブログにも「安く購入できるブランド」についてコメントいただきました。
今回、ブランド品を安く購入できる方法・国についてまとめています。
目次
- ブランド品を安く購入できる国
- アメリカで安く買えるブランド
- イタリアで安く買えるブランド
- イギリスで安く買えるブランド
- フランスで安く買えるブランド
- ブランド品、偽物かどうかについて
- ブランド品、安く買うのに大事なこと

1.ブランド品を安く購入できる国
というのも、やはり現地発祥のブランドは現地で購入することで、比較的安く購入することができます。
(おま国系ブランド、ということもあるそうです。「お前の国には売ってやんねーよ」 の略だとか。)
(おま国系ブランド、ということもあるそうです。「お前の国には売ってやんねーよ」 の略だとか。)
欲しいブランドがある場合は、そのブランドがどこの国発祥なのかということを知っておくことが重要となってきます。知ることで、ブランド品を安く購入できる可能性が高いです。
有名なブランドの発祥国(=一番安く売っていると考えられる国)についてまとめました。
↓リンツはスイスの会社ですが、アメリカにも工場があるためアメリカのリンツは安いと聞いたことがあります。コストコはアメリカの会社のため、日本のコストコで買うリンツは安いです。
食品ブランドでは、海外ブランドなのに日本のほうが安いと感じることが多いです。
アメリカでリンツは簡単に入手できますが、円安だと安くはありません。
▼渡米して1ヶ月、5年ぶりにアウトレットに行ったときの掘り出し物の紹介。ブランドバック多めです。
2.アメリカで安く買えるブランド

最初に紹介するのは、アメリカで安く購入できるブランド。
現在私自身がアメリカに住んでいることもあり、
「アメリカ発祥のブランドは、アメリカではびっくりするほど(日本より)安い!」と感じています。日本では、定価で絶対購入できないと思うことも。
アメリカ発祥(=アメリカだと安く購入できると思われる)ブランドは
- Tiffany&Co(ティファニー)
- COACH(コーチ)
- Abercrombie&Fitch(通称アバクロ)
- POLO Ralph Lauren (ラルフローレン)
- Kate spade (ケイトスペード)
- Marc Jacobs (マークジェイコブス)
- カルバンクライン
- Michel koes(ミシェルコース)
- GAP(ギャップ)
- Champion (チャンピオン)
- Levi’s (リーバイス)
- The north face (ザ・ノースフェイス)
- Patagonia (パタゴニア)
- LL Bean (エルエルビーン)
- NIKE (ナイキ)
- NEW Balance(ニューバランス)
- Tommy Hilfiger(トミーヒルフィガー)
特に『ラルフローレン』のアメリカでの購入価格は、一般人でも日本の普段着にできるレベルです。
日本と比べて、かなり安くなるブランド。

販売価格15ドル(2022年現在)。元値も安いですが、2000円程度なら手は出しやすいですね。
↓アメリカのアウトレットでもラルフローレンの無地の長袖はよく売れている商品かと思われます。正規店でも割引をあまりしないため、日本のほうがアメリカの大型アウトレット(日本のようなアウトレット)よりはやすいです。
この薄い青は、まだアウトレットで見たことがありません。

こちらは購入品。

価格は、元値110ドル。アウトレットで39.00ドルでした。

▼安価で買ったラルフローレン子供服の価格はコチラに記載あり
逆に、アメリカブランドなのに日本では売っている物のアメリカでは売っていないものも!
日本の住む人から
「ハンティングワールドは安く購入できる?」と聞かれたのですが、調べたところアメリカではホームページが存在せず。
Googlemapで最寄りの店舗を調べたところ、ニューヨークにある店舗が閉店となっていたのでアメリカでは撤退したのかもしれません。(日本のホームページはまだ存在していました)
↓聞いたことのあるブランドがそこら中にあるため、適正価格は1つずつ調べないとわからないことも。
購入前に、必ずアメリカサイトと日本のサイトの価格を調べています


COACHのローファーはアウトレットで40ドル(1ドル106円時)だったので、さすがに購入しました。

↑KATE SPADEはアメリカだと安価です。
アメリカは大量消費国。1度売れた商品を再入荷して補充することがあまりありません。
売れたら、販売終了。
返品は可能のため、迷ったら購入が吉です。
(クレジットカードで購入した場合、返品には使用したクレジットカードが必要。持っていない場合はその店のギフトカードに金額をチャージして返金してくれます。)
↓男性に人気のアメリカのビジネスマン向けブランド『TUMI』
夫婦でショルダーは日本の正規店のセールで購入しました。日本のほうが安いこともあります(ショルダーはアメリカのアウトレットのほうが高かったです。)
『TUMI』はアメリカ土産を頼まれたことがあります。郊外のアウトレットモールで取り扱いあり。デザインも少し日本と異なっており、指定されても同じものは購入できませんでした。
coach 130ドル(元値の値札もついています。)

香水は、アウトレットでも日本と価格が変わらない(日本のほうが安い?)ような気もします。


↓1ドル140円だと24ドルは3360円。アメリカは州によって税金が異なるため、香水には税金が掛かる可能性があります。
友人に購入を頼まれて調査していたのですが、価格よりも
「こんな適当にブランド品が置かれてるの!?」とびっくりしていました。
普通の20ドルぐらいの鞄に紛れてブランド品が売っています。かろうじて、盗難防止タグがついているので
「この商品は、高いものである」と認識できる程度です。
アメリカ発祥のブランド、型番にこだわりなければ円安でもアメリカで探す価値はありです。

↓日本だと買いやすいちょっと良いお菓子がアメリカだと入手し辛いです。人の家にお邪魔するとき、簡単に購入して持っていけるものがなくて困っています

3.イタリアで安く買えるブランド

なんとなく、アメリカよりもヨーロッパのほうが中世貴族のイメージがあるため、ハイブランドが多く存在するイメージのヨーロッパ。
イタリア発祥ブランドは、本当にたくさんの有名ブランドがあります。
- GUCCI(グッチ)
- BVLGARI(ブルガリ)
- PRADA(プラダ)
- FENDI(フェンディ)
- Salvatore Ferragamo(サルヴァトーレフェラガモ)
- Dolce&Gabbana(ドルチェ&ガッバーナ)
- BOTTEGA VENETA(ボッテガヴェネタ)
- MIU MIU(ミュウミュウ)
- ARMANI(アルマーニ)
中心地には有名ブランド店が集まっていますが、イタリアはスリも多いので購入時は注意が必要です。
独身の頃に日本から団体旅行で行ったら、同じグループの年配女性が財布を盗まれました。クレジットカードも入っていたため、一緒に来ていた娘さんが対応に追われていました。スリに狙われやすい服装は要注意です。
↓イタリアは革も有名。名刺入れや財布は、ブランドよりも品質重視で日本で名入れでプレゼントすると喜ばれます。
4.イギリスで安く買えるブランド

イギリスは、女王や宮殿が存在し『王室御用達ブランド』があるぐらいです。有名ブランド品も多く存在します。
イギリス現地で安価に購入できるブランドは
- Jimmy Choo(ジミーチュウ)
- Stella McCartney(ステラ・マッカートニー)
- Vivienne Westwood(ヴィヴィアン・ウエストウッド )
- Burberry(バーバリー)
- Anya Hindmarch(アニヤ・ハインドマーチ)
- Mulberry(マルベリー)
- Cath Kidston(キャスキッドソン)
- Alexander McQueen(アレキサンダー マックイーン)
- J&M Davidson(ジェイアンドエムデヴィッドソン)
- SMYTHSON(スマイソン)
- SOPHIE HULME(ソフィーヒュルム)
- RADLEY(ラドリー)
- Paul Smith(ポールスミス)
- GLOBE TROTTER(グローブ・トロッター)
- Bredy(ブレディ)
アメリカと同じ英語が公用語のためじゃ、アメリカに住んでいるのにイギリスのブランドのお土産を頼まれることがあります。
『自分のお気に入りのブランドは、どの国が発祥なのか』は、
ハイブランドを安く手に入れる上で重要です。
服ではありませんが、イギリスは
ハイブランドよりも指定しやすいためイギリス土産でよく頼まれます。ウェッジウッドは専用のアウトレットが存在し、昔訪れたときにはノーベル賞を受賞したところの田中さん(島津製作所)に遭遇!
明らかにVIP待遇で案内されている雰囲気でしたが、そんな方でも訪れるウェッジウッドのアウトレット兼工房。食器に興味がない人でも、観光がてら訪れる価値ありです。
↓ポンドは上下も激しく(昔は1ポンド200円超え!)ユーロと異なり使用できる国が限られます。
いろいろなブランドのものが手に入るのは、日本のとても良いところです。(海外で購入して、日本のほうが安いこともあるので要注意です)
『自分のお気に入りのブランドは、どの国が発祥なのか』は、
ハイブランドを安く手に入れる上で重要です。
服ではありませんが、イギリスは
- 紅茶で有名な、Fortnum & Mason (フォートナム・アンド・メイソン)
- 食器で有名な、ウェッジウッド
ハイブランドよりも指定しやすいためイギリス土産でよく頼まれます。ウェッジウッドは専用のアウトレットが存在し、昔訪れたときにはノーベル賞を受賞したところの田中さん(島津製作所)に遭遇!
明らかにVIP待遇で案内されている雰囲気でしたが、そんな方でも訪れるウェッジウッドのアウトレット兼工房。食器に興味がない人でも、観光がてら訪れる価値ありです。
↓ポンドは上下も激しく(昔は1ポンド200円超え!)ユーロと異なり使用できる国が限られます。
いろいろなブランドのものが手に入るのは、日本のとても良いところです。(海外で購入して、日本のほうが安いこともあるので要注意です)
5.フランスで安く買えるブランド

日本人が大好きなハイブランドが沢山!フランスは、そんな誰でも知っているハイブランドが沢山あります。
フランス発祥のブランドは
- ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton❩
- フォンダシオン・ルイヴィトン❨Fondation Louis Vuitton❩
- シャネル❨CHANEL❩
- ディオール❨Dior❩
- セリーヌ❨CELINE❩
- ニナ・リッチ❨Nina Ricci❩
- ジバンシー❨Givenchy❩
- クロエ❨Chloé❩
- エルメス❨Hermès❩
- サンローラン❨Saint Laurent❩
- ランバン❨Lanvin❩
- ロンシャン❨Longchamp❩
- バカラ❨Baccarat❩
- ゴヤール❨GOYARD❩
- ロジェ・ヴィヴィエ❨Roger Vivier❩
- クレージュ (Courrèges)
- ヴァンクリーフ&アペール❨Van Cleef & Arpels❩
- ショーメ❨CHAUMET❩
- カルティエ❨Cartier❩
- ブシュロン❨Boucheron❩
- クリスチャン・ルブタン❨Christian Louboutin❩
- バレンシアガ❨Balenciaga❩
- メゾン・マルジェラ❨Maison Margiela❩
- アニエス・ベー❨agnès b.❩
現在アメリカに住んでいる我が家。1番お土産として頼まれるのが、フランスのブランド。
為替によっては日本よりもアメリカのほうがフランスブランドも安く買えるのかもしれませんが、基本的には発祥国が1番安く購入できます。アメリカでフランス発祥のブランドを安く購入することは、かなり困難です。
(日本で人気のある北欧食器。アメリカより日本のほうが安く購入できます。アメリカはヨーロッパに近いため、商品を検索するとヨーロッパから発送するショップが沢山出てきます。)
普段使いできそうなアニエスベーや靴ブランドのRepetto(レペット)のアメリカで探しましたが、安くありませんでした。
フランスはバーゲンセールの時期があるため、セール時に購入すると日本より安く購入できる可能性が高くなります。
日本で人気のrepetto。
アメリカのサイトでは「LAST CHANCE」というセールコーナーがありますが、為替の影響か日本のほうが安く購入できます。

↓楽天で1番レビューが多かった店舗。
6.ブランド品、偽物かどうかについて

ハイブランドになるほど気になるのが、偽物かどうかについて。
かなり難しい問題になりますが、わざわざハイブランドの偽物を買うぐらいなら日本の職人が作った一点ものを買うほうが安心と思うことも。
でも、安くハイブランドを購入できるなら買いたいですよね。
偽物を見分けるのは、とにかく情報を調べるしかありません。
特に海外ブランドに関しては、日本語だけでなく現地の言語で調べるとかなりの情報があります。
最近はパソコンやスマートフォンでサイトを丸ごと翻訳してくれるため、言語に対するハードルは下がりました。
その分、調べる手間を取るかどうかで、本物が安心して手に入れられるかの満足度も異なってきます。
我が家が今現在よく買うラルフローレンに関しては、夫が調べています。年ごとに色やデザインは少しずつ異なっています。
我が家の購入先は、アメリカのラルフローレン正規サイトのセール品、郊外アウトレットモールの店舗、アメリカのあちこちにある小型アウトレット『TJ MAXX』や『Marshalls』。
小型アウトレットは偽物を扱うと、即ラルフローレンから取り扱いを停止される危険性があるため、どのブランドも偽物を扱っていないと判断しています。
(タグに、PAST SEASONと記載されていることも多いです。現シーズンのものは取り扱いがありません。)
現在は日本にいても海外の情報が簡単に情報が調べられるようになったので、購入前には『しっかり調べる』ひと手間かけることをおすすめします。
↓日本でプレゼントを購入するときは、国内ブランドで評価の高い店を選んでいます。◯マゾンは偽物かどうか判断がつきにくいので、楽天にある正規店を利用することが多いです。
少し高いぐらいなら、安心できる店で購入したほうが良いかと思っています。当然ポイントアップの日に!
7.ブランド品、安く買うのに大事なこと

ブランド品。自分で購入するときでも他人にお願いするときでも大事なのは
- 円高の時に買うこと
- 購入したい商品が、日本で販売されているものと同じか日本未上陸か調べること
2022年は円安のため、かなり海外ブランド品は買いづらい状況でした。
ハイブランドを海外で安く購入したいなら、2022年は買い時ではありませんでした。
原料高の影響を受けて、日本で発売している商品もどんどん値上げすることが予想されます。
(アメリカのインフレは凄いです。卵、安いものでも12個4ドル=560円です。)
ハイブランドは海外では『買い時』ではないけれど、海外ほど値上げしていない日本は安く感じます。
また、購入したい商品は、海外で同じものが手に入るとは限りません。
ラルフローレンのように、日本からアメリカのサイトへはアクセスできないようにしているブランドもあります。アメリカからは日本へもアクセスできますが、取り扱っている商品が異なっています。(種類はアメリカのほうが多いですが、色やサイズ展開が異なっていることがあります)
そのため、アメリカのラルフローレンのセール品はいちいち写真にとって日本の親族に『購入するかどうか』を確認しています。
これが、とても面倒!
個人的には、日本のブランドのサイトで欲しい商品を選んで写真を送ってもらい、同じ商品が海外で安く購入できるなら買う、ぐらいにしておいたほうが良いと思っています。
海外ではハイブランドを日本国内よりも安く購入できる可能性がありますが、当シーズンのものではないことが多いです。うまく見つけられるかは、運やタイミングもあります。
そのため、『掘り出し物が見つかればラッキー!』ぐらいの気持ちで探すことをおすすめします。
セール時期は安いといいますが、よほど買い物目当てで海外にいかない限りはその時期に購入できない気もします。
また、セール時は当然現地の人も購入するため、店内が混み合います(語学が堪能でないと、店頭に出ているもの以外を出してもらったりするのに店員さんを探すだけでも時間がかかります。)
国ごとにセールになりやすい時期も異なるため、やはり購入前には買いたいブランドのセール情報や最安値になりやすい時期を現地の言語で調べることをおすすめします。
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