2022年夏から2度目の海外赴任で、アメリカに住んでいます。7月は既にアメリカでは夏休みの真っ最中!
アメリカでは、2ヶ月以上夏休みがあることは珍しく有りません。
そんな夏休み。
私達のような駐在日本人はどうやって過ごしているのか。
今回2022年は、アメリカ独自の子育て支援も経験。
我が家の渡米1ヶ月未満の体験談です。
目次
- アメリカの夏休みはいつから?
- アメリカの夏休み。日本人駐在家族はどうやって過ごす?お金を使う場合
- アメリカの夏休み。日本人駐在家族はどうやって過ごす?無料で楽しむ場合
- 日本にはない、アメリカの子育て支援に助けてもらう
1.アメリカの夏休みはいつから?
夏休み。
日本でフルタイム出張残業ありの正社員で働いていたときは、子供を遊びに連れて行ってあげられないことに悩み、専業主婦になってからは毎日のお昼ごはんに悩み・・・
日本だと、学校のありがたみを感じる季節でもありました。
日本だと、夏休みは都市によってばらつきはありましたが、長くて期間は1ヶ月半ぐらいではないでしょうか。
アメリカでは、大体6月中旬ぐらいから夏休み(summer vacation)となります。
ただ、アメリカの夏休みを経験して日本と異なると思ったのは、アメリカでは年度初めのカレンダーで表示された夏休み開始日と、実際に夏休みが始まる日が異なります。
その理由は、嵐(storm)や停電(outage)。
停電等の理由で学校が休みになった場合、夏休み開始もその日数分遅くなります。
意外とアメリカのほうがきっちりしているなぁと感じた点です。
通常は、夏休みは6月中旬から始まり、8月の最終週には新学期(Back to school)となります。
我が家の子供達は現地校と土曜日の日本語補習校に通いますが、日本語補習校も同じように夏休みがあり8月最終週から始まります。けれど、アメリカの年度初めは9月ですが、日本語補習校は4月は年度初めです。
アメリカと日本の常識が両方必要です。
↓楽天最レビュー数。送料無料。1度目のアメリカ駐在では持っていきませんでしたが、2度目は日本で購入して手荷物で持って行きました。リチウム電池内蔵のため、航空便では運べませんので要注意。
2.アメリカの夏休み。日本人駐在家族はどうやって過ごす?お金を使う場合
アメリカの長ーい夏休み。
日本人の駐在家族はどうやって過ごしているのか。
第1に、夏休みは日本に帰国する絶好の機会です。
特に小学生以上は、夏休みじゃないと長期で休むのが難しいです。
・・・実際はアメリカの学校を長期で休むのは難しくありませんが、日本人の気質的に、長期で学校を休みづらく感じています。
以前4月に急遽日本に帰る必要があり、帰りのフライトが取れず2週間アメリカの学校休んだ経験ありです。2週間休んでもアメリカでは問題ありませんでした。それどころか、その時の校長が船旅に出て3ヶ月休みました
夏休みは、小学生以上の子供がいる家庭はほぼ日本へ一時帰国します。
我が家も、以前のアメリカ駐在では2ヶ月日本に帰国し、ほぼ夏休みを日本で過ごしました。
日本に帰国せずアメリカで夏休みを過ごす日本人駐在はどうしているのか。
- アメリカ人と同じようにサマーキャンプに入れる
- YMCA(学童のようなもの)に預ける
- 家族でVacationをとって、アメリカ国内やカナダやメキシコに旅行する
例としては、
- テニス
- 農場(farm)での体験
- 工作などアート的な体験
- クッキング教室
ただ、夏休み限定でたくさんのプログラムが用意されているところが異なるぐらいです。
このサマーキャンプ、とても費用が高いです。
友人は夏に日本に一時帰国せず、4歳の子供をカルフォルニアで日本語教室に入れました。
full day(1日預かってもらえる)の5days(月曜日から金曜日毎日)で
400ドル
2022年7月だと、1ドル140円ほど。日本円にして、56000円です
円安が恐ろしくて、最近は日本円に換算しないようにしています。
ちなみに、我が家はサマーキャンプを申し込んだことがありません。
理由は、私達にとっては高すぎる!
子供3人。1人預けたところで大変さは変わらず、3人共1週間1日中預けると15万円!??
日本よりもお金に左右されるアメリカ生活です。
↓我が家は前回赴任中の給料をアメリカの銀行口座を残していたため、銀行残高+会社に借金してなんとか夫婦2台の車を購入できましたが、びっくりする価格です
↓毎年購入している、お気に入りのIFMEのサンダル。
渡米前に購入したのに、家族に譲渡した元自家用車の中に置き忘れた凡ミス
こんなにクオリティ高く3000円程度で手に入るサンダルは、アメリカにはありません
セール前に売り切れるので、早めがオススメです(7月だともう遅いかも)
大量買したので船便の引越荷物にも予備を入れていたのですが、現在船便5ヶ月かかります
3.アメリカの夏休み。日本人駐在家族はどうやって過ごす?無料で楽しむ場合
できるだけお金を使わず、かつ、アメリカらしい体験をさせたい我が家。
海沿いの街に住んでいることもあり、駐車場無料・シャワー無料・トイレ完備・ライフセーバーもいるビーチに行くことも多いです。
アメリカ人は、海の中で泳ぐより砂浜でゆったり過ごしている人のほうが多いです。
日本と同じく、きれいなビーチには人が集まります。
州内の人気のビーチは、駐車場代20ドルに入場料等もかかります。17歳の子供を持つアメリカ人ママさんが、子供に車を貸したけどかなりお金がかかったと言っていました。豪邸に住みレクサスに乗るようなお金持ちでも、高いと感じる感覚は同じなんですね
無料ビーチでも、十分綺麗です。
他には、アメリカのアパートメントには、プールがついていることも多いです。(日本のアパートやマンションにあたるもの。マンションはアメリカで「豪邸」を意味するため、マンションを言う表現は使用しません)
田舎で駐在がするようなアパート(黒人や低所得者がいない)は、ほぼついています。我が家以外同僚は、皆アパートメントやタウンハウスに住んでいます。(タウンハウスは、日本で言うようなメゾネットのようなアパートです。1階2階がつながっています。かなり広いです)
アパートメントの敷地内にプール・公園・バーベキューサイトがついているため、日本人からするとかなり裕福に思えます。
また、アメリカの公園は遊具が充実しています。日本でも最近よく見る、アメリカ製の遊具。
アメリカは古い遊具をすぐに新しくするようで、近所にある公園はこの3年で新しくなっていました。
無料とはいいませんが、ブルーベリー狩りなどの果物の収穫は日本より安価です。
というのも、入場料は一切取られず、収穫してバケツに入れた分を帰りに量って購入したり、はじめに紙袋を購入し、入る分だけ持ち帰るシステム。
バケツに少しだけ入れてレジに持っていったら「これだけ!?」と言われたことも。
ただ、アメリカの果物は日本と比べて甘みも少なく、味はイマイチです。
図書館の夏のイベントも、かなり多いです。
アメリカは、読書をかなり推進しています。夏休みの宿題も、読書のみ。
アメリカの図書館で行われているイベントの一例としては
- 動物がきてくれる(蛇などの爬虫類のときもあり)
- 工作のイベント
- 皆で映画を見るイベント
全て無料です。
本を読んで記録すれば、無料でアイス屋さんのチケットがもらえたり、ショッピングセンターにあるメリーゴーランドの無料体験コイン(渡せば乗れる)をもらったこともありました。
コロナを意識して、2022年は図書館によってはインターネット内で読書記録をし、読んだ分の分だけ賞品に応募できるというものもありました。
賞品は、アマゾンの20ドルギフトカードやレストランのお食事券など。
子供の賞品ですが、子供には本を読ませることが出来て大人ももらって嬉しい賞品です
アメリカだと、子供だけでお出かけすることが違法(州によりますが、10歳~12歳ぐらいからお留守番等も可能になります)。
無料で遊ぶとなると、当然親が毎日付き合うことになります。
日本だと、同じマンションのお友達の家に行ったり近所の公園や児童センター(児童館、子育て支援センターとも言う)に子供だけでいかせていましたが、それが出来ないアメリカの夏休みは親も体力勝負です
↓渡米前に日本の小学校でプールの授業も参加できた我が家。学校によって「ゴーグルが必要な理由」を書かせるところもありましたが、「目が痛くなる」と書いて必ずつけさせています。
アラフォーの自分がゴーグル無しでプールで泳ぎたくないので、子供もつけたほうが良いと思っています。
目が開けられたとしても、ゴーグルなしでは全く前が見えません
4.日本にはない、アメリカの子育て支援に助けてもらう
2022年のアメリカの夏。
コロナ前の海外赴任では見られなかった、アメリカ独自の子育て支援に出会いました。
それは、子供への無料のランチセットの提供。
渡米して4日目。初めて夫のいない平日。少しでも運転に慣れようと初めて子供と4人で車で外出。
ふらっと出かけた公園でたまたま日本人に遭遇(数少ない夫の同僚家族)。
日本人がいない都市なので、相手の方から「きっと数日前に赴任してきた家族だ!」と声をかけてもらいました。
しばらくすると、トラックが到着。
日本人「あの市のトラックから、無料でランチがもらえますよ」
!!??
アメリカは持たざるものに与える、寄付(ドネーション)がとっても盛んです。
ランチもその一環かなと思いましたが、同僚といいつつ上司の奥さんが無料ランチを貰いに行ったので一緒に行きました。
ランチ配布のアメリカ人「Ham&cheese or sunny butter?」
サニーバターって何?渡米後空港での入国審査を除けば、初の英語
とりあえず、ハム&チーズを2つとサニーバター1つをリクエスト。
(1歳から18歳までの子供がもらうことができます)
無料と言いつつ、入っているのもは
- ハムとチーズの挟まったパン
- サニーバターという、ランチパ◯クみたいなパン
- チョコミルク(パック)
- まるごとりんご
- 生人参
- 生セロリ
- 小袋お菓子
- カップに入った梨のシロップ漬け(日本の桃缶のようなもの)、
- フムスのカップ(豆、にんにく、オリーブオイル、等が入っているペースト状の料理。)
初の皮付きりんごに末っ子3歳が難色を示すものの、お昼も持たずに運転練習の途中に様子に見に行った公園で無料ご飯にありつけて、親(私)は満足。
↑すいかは大好きですが、生ピーマンはきつい!
真夏に「チョコミルク」も、残せないので飲むのが大変(2日目から3人共あまり飲まず)
ストローがついている日とついていない日がありましたが、小学生曰く「日本も2022年の春から4年生以上はついていなかった」とのこと
そして、この無料ランチは平日毎日提供あり。
毎日メニューが変わります。
家から一番近い大きな公園(近いといっても、田舎なので車で10分)なので、違う都市に住んでいた1度目のアメリカ駐在時代も、よく遊んでいた公園でした。
コロナ前は無料ランチをもらったことがありませんでしたが、コロナ後の2022年は無料ランチ有り。
渡米直後で何を作っていいのかわからない、かつ、ながーい夏休みのアメリカ。母には、大変助かる子育て支援です。
他にも無料ランチをもらっている人は、特にお金に困っている人というわけでもありません。白人率の高い田舎(黒人やアジア人はあまり見ない)なので白人のきれいなお母さんも、貰いに来ています。
都市に寄ると思うのですが、住んでいる都市のアメリカ人が載っている車は大きくてとても綺麗です。(都会に行くほど、ホームレスや壊れそうな古い車を見かけます)
日本人でもアメリカ人でも、昼ごはんを用意しなくていいのは助かりますね
渡米10日の現在。無料でもらえるランチの1週間のメニューは全て制覇!!
(日本人はほぼいないのと英語が話せないので、覚えられてます)
やはり純日本人の子供達は、アメリカのパンやカップに入った梨のシロップ漬けは食べません。チョコミルクも、末っ子は飲めるものの第2子は飲めません。
生野菜は誰も食べません(生のセロリ・人参・ピーマン。私も無理です)。
でも、アメリカのランチを少しでも食べて、いつか食べることもあるかもしれないアメリカンなランチメニューに慣れてほしいなぁと思い、たまーにおにぎり持参で無料ランチを貰いに行き、少しでも食べるように促しています。(どこに行くときも通るため、無料ランチをもらいに行くことを恥と思わなかれば問題なし。日本人がいないのが吉と出ました)
ちなみに食べなかった生野菜やフムスは持ち帰って、再調理して夕飯に出しています。
食費も助かっています
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