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1月1日、正月の元日に第1子を出産しました。

1月1日は一年で一番出産が少ない日、つまり生まれた子が少ないそうです。
  • 正月出産ってどんな感じ?
  • 実際支払った出産費用は、他の日に比べて高い
貴重で珍しい正月出産についての体験談です。

1.1月1日に出産しました。予定日は?

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子供は3人いますが、第1子を1月1日に産みました

予定日は1月10日。年末最後の診察でも
「年末年始は産まれないだろう」と言われていました。

「初産は予定日より遅れる」
と言われていますが、私の場合は10日早く生まれました。

なので、もしこの記事を読んでいる方、
  • 「予定日は1月1日より後だけど」
  • 「予定日は1月1日だけど、初産なので遅れるはず」
と思っていても急に生まれることがあるのが出産です!!

私の場合は子供全員が予定日より早く生まれています。3人目に関しては、準緊急帝王切開かつ早産なので元々体質もあるかもしれません。
とはいえ、やはり準備できることや心構えはしておいたほうが良いでしょう。

▼一番大変だった、前置胎盤・早産・未熟児・準帝王切開の体験談

▼気になる緊急帝王切開費用の記事は良く読まれています。実際の医療費用明細も載せています。


↓1人目と3人目は緊急入院だったり長期入院。パジャマは親や友人が買ってきてくれました。
早めの準備、本当に大事です!妊婦、心配しすぎて損することはありません!

2.正月に出産すると、病院の診療体制はどうなっている?

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年末年始は産院の通常診療もやっていません。

正月に出産すると、産婦人科医や看護師さんが少ないのでは??

と思い、予定日が確定して「もしかしたら年末年始に出産することもあるかもしれない」と思った時点で、通っていた産院で聞いてみました。

私の通っていた産院では、
「正月でも、通常の診察していない日曜日や祝日と人員の体制は同じです。」
とのこと。

そのため、特別心配しなくても大丈夫とのことでした。

この言葉を聞いて安心したものです。

でも実際には少しバタバタしました。
私が出産した1月1日は他に誰も生まれなかったのですが、年末に出産が続いたためにいつも診察してもらっていた女性産婦人科医の医院長が出産時に立ち会えませんでした。

陣痛が来て産院に行った朝の時点では診察してもらったのですが、疲労でその後退勤。普段診察してもらっていない男性の副医院長に、出産時は対応してもらいました。
(そして出産時の対応でトラブルがありました。また別の機会で書けたらと)

後日女性医院長から
「出産時に対応できてごめんなさい」と謝られたのですが、病院の体制としては医院長が立ち会えず副医院長が立ち会っただけなので問題はなかったです。

ただ、もし「絶対にいつもの先生に赤ちゃんを取り上げてもらいたい!」と思っていても、年末年始の当番医の確認をしていても、正月だけでなく日曜日や祝日、夜中の出産は希望通りに行かないことは理解しておいたほうが良さそうです。

ちなみに第2子も同じ産婦人科で平日に出産しましたが、その時は朝の診療時間内だったので女性医院長に子供を取り上げてもらいました。診察の合間にパッとLDR(陣痛から出産まで同じ部屋で過ごすシステム)に来て、さっと取り上げて、5分ほどですぐ隣の通常の診察室に戻ったので、医者としては平日の診療時間内に出産してくれる方が楽だろうなぁとは思いました。

正月は普通の診療がないため、産院内はとても静か。
そのことには少し緊張した覚えがあります。

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3.正月出産だと出産費用が高くなったり割増料金がかかる?

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「日曜日や祝日に医療機関にかかると、割増料金がかかる」
ことは有名です。

出産でも、正月や日曜日祝日に出産すると割増料金がかかるのでしょうか?

私の場合、予定日が1月10日と確定した時点で産科の受付の人に
「年末年始に出産すると別料金がかかるのか」と聞いてみました。
(田舎の個人の経営する病院です。)

私の通っていた産院では、
正月や祝日に出産した際の割増料金はかかりませんでした!!
妊娠が確定した時点でもらっていたパンフレットにも「特別な場合を除き、別料金なし」と書かれていましたが、本当に別料金なしでした。
(私は実は出産時にトラブルが起き、その後大量の点滴と縫合があったのですが、そちらも全て含まれている=無料扱いでした)

第1子は1月1日に出産して5泊6日入院して約7万円弱でした。

まさか自分が正月に出産することになるとは思ってもいませんでしたが、当時住んでいた郡には産院や総合病院に産婦人科がありませんでした。自宅から一番近い、車で25分ほどの隣の市の産婦人科を選んで通っただけで費用面は詳しく調べていませんでした。それでも割増料金がかからないのは助かりました。

医療費改定もあり、妊婦が受けられる費用の免除等も年々変わっています。
現在でも正月等で割増料金がかからないかはわかりません。

第1子と第2子は同じ産院で出産しましたが、正月に産んだ第1子の入院費用よりも月曜日の午前診療時間内出産だった第2子の入院費用の方が少し高かったです。

年々出産費用も上がっています。(その代わり補助金は増えて会社員の場合は税金が免除になったりしているので、全体的な負担費用が上がったかは不明です。)
(2022年までは出産費用は年々上がっているイメージでしたが、ニュースを見る限りは今後は少し抑制されそうです。)

「もしかして正月出産になるかも」と思っている方は、予め産婦人科に確認をして料金について確認しておくと安心ですね。
(既に出産病院を確定している場合は無理ですが、今から里帰り出産する方などは先に料金体制を電話で確認したら答えてもらえると思います)

私は、正月出産でも割増費用がかからず出てくるご飯も豪華。
早朝に陣痛で産院に行き昼から病院食が出たのですが、陣痛中食べる元気はそれほどありません
急で付添の夫の食事を持ってきていなかったため、夫にも食べてもらいました。

年末年始は、家族も仕事が休みなことが多いと思います。
そのため、毎日お見舞いにくることが出来ました。『出産休暇』も出産当日ではなく、休暇明けの出勤日に使用できたため、夫は退院まで毎日産院に来ることが出来ました。

里帰り出産せず知り合いのいない土地で生みましたが、遠方に住む友人たちも年末年始の帰省に合わせて新幹線を利用して立ち寄ってくれました。

そういう意味でも、正月出産で良かったです。
(平日月曜日出産だった第2子は、誰ーも会いに来ませんでした

↓産院までお見舞いにきてくれる人がいる場合、個装のお菓子があると便利です。クラブハリエのミニバウムは誰にでも喜ばれるので重宝しています。



4.1月1日正月元日出産。実際はどうだった?私の体験談

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初産で1月1日、正月元日出産になった私。当時正社員共働きでしたが、里帰り出産しませんでした。
その代わり、退院したその日に高速道路を使って1時間半ほどの実家に帰省しました。

切迫早産で緊急入院し、やっと退院できた後も自宅で寝たきり。
正産期に入った後、やっと出産準備を開始して12月31日夜には年越しそばを食べに外出しました。

その際に、おしるしのようなものを発見。

1月1日の朝方にお腹が痛くなり、初産なので時計で間隔を測るものの安定せず。
早めに起きてお雑煮を作りつつ初日の出と年始のテレビ番組を見て、限界が来たところで夫を起こしました。

教訓:年末年始、急に出産になっても大丈夫なように規則正しい生活を送ってください!

予定日よりも早く、大晦日は夜ふかししていたので夫は超不機嫌!
「これが本陣痛じゃなくて前駆陣痛だったらキレる!!」と言っていましたが、ちゃんと本陣痛でした。

まさか出産になると夫は思っておらず、適当な服装で食料ももたず、ゲーム(ニンテンドースイッチ)だけ持参。
私の方は、「頑張ったら1月1日生まれになるかも」と言われたので必死に階段を上がったりバランスボールに乗ったり、出産をすすめるために頑張っていました。

教訓:長丁場の出産は男も体力消耗します。食料や飽きないための工夫は(子供じゃないけれど)必要です!!

当時通っていた産院はLDRが2部屋ある産院。
(LDRとは、陣痛(Labor)から、分娩(Delivery)、産後の回復(Recovery)までを同じ部屋で過ごすお産の方法です。)

途中で経産婦が2人来たため、「経産婦のほうが出産の進みが早いものなので、LDRから1度出てもらうかも」と言われていましたが、結果的には私だけが1月1日に出産しました。

正月出産で良かったことは、ご飯がとても豪華でした。
早朝に産院に行って、私が出されたのは1月1日昼食から。元々豪華な食事の出る産院でしたが、正月用の食材にお皿も豪華。10年近くたった今でも、記憶に残っています。

他にも正月出産で良かったことは、子供の誕生日を絶対に忘れない

子供は3人いますが、第2子第3子の誕生日は忘れがちです。記憶力はいいのですが、自分の子でも印象に残らず覚えにくいです。1月1日生まれはインパクトが強すぎる!

それだけ、1月1日の出産は私の中で特別です。

実家は厄除けで有名なお寺への参道途中。正月には沢山の参拝客が通り、地元の友人やその両親も実家の前を通ります。

私が陣痛で苦しんでいる間、両親は私の友人やその親に
「◯◯ちゃん(私)、妊娠の状況はどう?」と聞かれたそうですが
「今産院にいて、もしかしたら今日(1月1日)に産まれるかも」という会話をしたそうです。
その話は10年近くたった今でもよくしていて、話の種になっています。

1月1日や正月の出産は、それだけで会話の話題にもなります。同じ期間に産んだ人とは話が盛り上がります。

料金や診療体制等気になる点もあると思いますが、正月出産は一生に一度で凄く心に残る体験なので、もし陣痛が来た場合は頑張って乗り越えてください

個人的には料金のことよりも「正月に産んだこと」の方が大事でした。

ちなみに、予定日から遅れて正月は実家で過ごしたかったのに年末12月30日に産んだ友人は
「正月が産院だった・・・」と言っていましたが、毎年休暇が取れるため子供の誕生日が親族と祝えて特別になっているようです
出産は思い通りには行きませんが、生まれた日を大事に出来るといいですね

ちなみに、1月1日に生まれた子供は、現在10歳。1月1日生まれは特別と言い続けたのでとても気に入っています。
学校の漢字の例文で
「1月1日は元日だ。」とあったのですが、
「私にとっては、1月1日は誕生日だ、だよ!」と得意げです

▼正月生まれはほとんど良いことなのですが、ケーキ問題はあり!!

↓楽天のnetbabyはおむつのまとめ買いに便利。新生児サイズはあまり使わないと聞きますが、子供3人未熟児だったり母乳やミルクをうまく飲ませることが出来ず、小さく生まれた2人は2ヶ月ぐらい新生児サイズのオムツでした



↓Sサイズは使える期間長めなので出産祝いに送ることも。
▼1月1日生まれの娘。転勤族なので紹介するときに『1月1日生まれなので、この名前にしました。』と1月1日アピールすることが多いですせっかく正月出産頑張ったので、アピールしましょう!


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