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今回はいじめの話。

以前
「転校は関係ないけど、影響はあり。いじめにあった小学生の話」ついて書きました。

我が家は転勤族です。

こちらの記事で
長女は一時いじめにあいました

と書きましたが、1度目のいじめの後、問題の男の子3人のうち、他の1人にまたいじめられました

長女と私にとっては1度目のいじめの方がダメージが大きかったのですが、2度目のほうが学校側は問題視しているようでした。

あの時は大変だった、小学生(低学年)のいじめの体験談です。

*この時以降、日本国内で転勤し現在アメリカに住んでいますが一度もいじめにあったことも巻き込まれたこともありません。


1.いじめられた我が子はこんな子

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当時小2。小1の冬に転校しました。

性格は
・正義感が強い
・助けることが好き
・積極的
・人見知りしない

と、帰国子女(1年ちょっとですがアメリカにいました)の影響か理論的に生きる親とは全く異なる子供ですが、親としては特に困ることはありませんでした。

日本でもアメリカでも先生や友達を助けているので、先生からも感謝はされても生活態度について注意されたことは1度もありません。

↓親の話す言葉だけでは偏るので、国語は積極的に色々な言葉を知る機会を増やしています。会話で解決できる問題も多いハズ。

2.いじめと判断された内容

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前回のいじめ→ は小2の1学期に起こったことでした。
前回の記事に書いたように、1学期の終わりには親の介入(私と加害者の母親)で大きな展開を迎え、収束に向かいました。

前回の記事で、「問題の男の子は3人いて、そのうちの1人にターゲットにされた」と書きましたが、2度目はこの時の他の男の子にやられました

元々、いじめていた3人は別々に問題を起こしている、と先生から伺っていました。

前回のいじめの加害者A君は、親もしっかりしていて運動も出来る姉のいる男の子。
B君は野球部で野球が得意だけど、両親は少し派手なタイプ。こちらもスポーツ優秀は姉がいました。
この子にもちょっとやられましたが、この子は親の私にも普通に話しかけてくるタイプで、悪気はなさそうでした。

(前回のいじめ後、転校生で知り合いがいない分、親もしっかりと人を見る目を養わないとと思っています。参観日等学校に行くときはクラスメートもその親もかなーーーり観察しています。)

2度目は3人目のC君にやられました

普段から色々あったようでしたが、
自習時間のような時に、娘が席をたった間に男の子が娘の漢字のドリルノートに大きく✕を書いたそうです。

先生から電話をもらい、娘が泣いたこと、✕は消したけど強く書かれたので跡が残っていること。
残り数ページで次のドリルに移る時期でしたが、先生用のドリルがあるため、そちらをいただけるとの話でした。

↓転校が多いため、悪目立ちせずできるだけスムーズに新しい学校に馴染むために自主学習は多めです。受験はできないので、塾は行ったことがありません。

3.いじめてきた相手の親の職業はまさかの…

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転校が多いため、娘のクラスの男の子の情報がない私。

でも、娘に聞くと
娘「(C君の)お母さんはお医者さんらしいよ」と。

数年前に開発された駅前の住宅街は、お金持ちが集まっていました。
そこに住んでいる子でした。

お父さんの職業はわかりませんでしたが、お母さんがお医者さんならお父さんもそれなりの職業か同業者かと推測しています。

前回の加害者A君の両親からは、謝罪やその後のやりとりもありましたが、このC君の両親からは結局一切連絡や謝罪はありませんでした。

 

4.学校の対応

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今回、問題の「✕」が書かれた日の夕方に担任の先生から電話があり、

担任「説明も含めて、ご自宅に訪問したい」とのことでした。

この時、末っ子は生後半年。離乳食も始まりバタバタした19時に先生の訪問・・・
それもこの時はアパート。
はっきり迷惑です…とは言えず

やんわりとお断りしたところ担任は困りだし、教頭先生と電話を代わりました。
訪問する、とマニュアルに書かれているのでしょうか。

「どうしても説明にあがりたい」ということでしたが、

「そんなことよりも原因である男の子の家にいって親に説明してほしい。いじめのようなことをやめさせてほしい。」と伝えて、訪問は取りやめてもらいました。

先生から直接説明してほしい親もいるかもしれませんが、私にとっては原因を取り除くことが一番。
先生も忙しいので、申し出は有り難いですがゴリ押しされるほどの訪問ではなかったと思います

先生達は、C君の親とも連絡を取ろうとしたようですが、
やはり医者なので多忙で会うことは出来ず

「片方の親(どちらかは忘れました)には伝えたのですが・・・」とのことでした。

学校もいじめ問題には対応しきれないようです。



5.同時期、同じようにいじめられていた女の子の父親の対応

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いじめっ子3人は色々な子を別々にいじめていました。
このいじめっ子以外にも、男の子が女の子の名札を引っ張って服を破いてしまい、先生が家まで説明に来たと言う話も。

小2でしたが、荒れていたクラスだったと思います。
授業も遅れていました
前回も書きましたが、担任は真面目ーーーな新任の小柄な女性でした。

同じC君にやられていたのは、前回のA君によるいじめをきっかけに連絡先を交換した人の娘さん。
(こちらの記事→ で、「転校は関係ないけど、影響はあり。いじめにあった小学生の話」の最後に出てくるママ友さんです)
クラスで一番かわいい子でした。

歳の離れた姉もいて、大企業で海外勤務するようなお父さんときれいなお母さんに可愛がられていました。

そのため、いじめを知ったお父さんが激怒

ママ友さん「実は、うちの夫が明日の朝学校の校門前まで男の子に話をつけに行く
と、前日に連絡をもらいました。

娘に聞いたところ、本当にお父さんは校門前で問題のC君に話をしたそうです。
ただ、もちろん常識のあるお父さんなので
「娘が嫌がっている。こういうことはしてはいけない」とやんわりと諭したよう。
教室に入った男の子は

C君「◯◯ちゃんのお父さん、全然怖くなかったよー!」と言っていたそうです。

本来なら、注意するのは本人の親であってほしいものですね。

妻側からしたら、夫もこのいじめ問題を積極的に関与しようとしてくれていると心強いかもしれません。

我が家の夫は
「俺が出る時は、教育委員会に直接乗り込む!」と言っていましたが、前回含めいじめ問題には特に関与せずでした…

転勤族あるある、子供のことは妻任せです




6.いじめのその後

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C君は運動できるタイプでもなく小柄。娘も小柄ですががっちりしているため、その後はあまりやられなかったように思います。

このC君がノートに「✕」を書いた騒動、実は前回の加害者A君が関与していると、A君のお母さんから謝罪のメッセージが届きました。

どうも、A君が娘の席まで行き「字が汚い」←事実です と言ったため、娘がA君のノートを見に席をたったところ、C君が娘のノートに✕を書いたとのこと。

A君のお母さんからメッセージには
「きっかけを作ってしまい申し訳ない。これからも繰り返して人の気持ちを考えたり、落ち着いて過ごすように言って聞かせます。娘さんとお母さんに嫌な思いをさせて申し訳ありませんでした」
を書いていました。

一部省略しましたが、2年以上前のメッセージそのままです。

A君のいじめのほうが、娘にとっては大変でしたが(今でもたまに言います)、その後お母さんが丁寧に謝罪や対応を連絡してくださったので、親としては解決の糸口が見えていて安心できました。
A君は自分が色々優秀なため、力が余っていたようでした。
新任の女の先生がオロオロしていたら、からかいたい気持ちがわからなくもないような・・・
実際先生もしょっちゅう泣かされたそうです

元いじめっこだったA君。年齢が上がるにつれて、落ち着いてほしいなと思っています。

既に転校してしまいましたが、ママ友さんに様子を聞いて沢山の子の成長を楽しめるのも、転勤族の面白いところかもしれません。

皆がどんな子になっているか、楽しみです。

逆にC君側からは謝罪もなく、正直
親が医者だと自分が忙しくて、子供まで目が行き届いていないのではないか

という印象を持ちました。

そのため、以前は親が医者と聞くとなんとなく裕福そうで子供にも勉強させているというイメージのみでしたが、今は身元がしっかりした親御さんでも少し警戒し、その子自身の様子をしっかり観察するようにしています。

いじめと言っても、相手の子供の家庭状況や親がどれだけ関われるかによって、やられる側も印象が異なります。解決の速度も変わります。

子供が安心して学校生活を送れるように、問題があった時は親が相手の子を分析したり効果的に学校に働きかけたりが必要だと思っています。

子供と学校だけでいじめの問題が解決できれば良いのですが、我が家の場合はいずれも親が子供を励ましたり説明したり、学校側に働きかける必要がありました。

あくまで一例です。しかし、転校が多いことで地域や学校・先生を他の人より比較しやすいのも事実。

自分に一切非がないのにいじめが落ち着かない場合、環境を変えることが一番だと感じています。



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▼第1子、アメリカでも強く生きています。

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